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”業界最速”個人指名売上1000万達成までの自己分析とこれからの美容師像を語ります。

こんにちは。初めまして?二度目まして?

美容師歴3年目のRYUSEIです。

"美容業界最速"個人指名売上1000万円を達成しました。

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この記事を読んでいる人の中に、もし、「具体的にフォロワーを集めるノウハウを知りたい」「どうしたらお客さんが満足しますか?儲かりますか?」と思っている人がいたらすいません。

それは後ほど、別の記事で公開します。

ここでは、これまでの僕の経験をまじえながら、美容師としておさえておいて欲しいアイディア(思考)を共有します。

学んだことを現在地点からさかのぼり、赤裸々に語るだけですが、皆さんの心の中に大きな気づきがあることを願っています。

先に申し上げますが、かなり文字が多いので読むのが途中で嫌になるかもしれません。

ただ理解するまで読んだ方にしか分からない
とても内容の濃い記事になります。
そして能力として身につきます。

では、始めていきましょう。


① 最速であり続けるための単純な思考

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高校を卒業してすぐ、僕は美容専門学校へ入学します。

美容師を目指した動機は単純

「美容師ならサッカー選手みたいに若くして年齢関係なく輝ける」

しかし

卒業後、某有名店に入社しますが、わずか3ヶ月で辞めました。

そこから独自の道を進むことになりますが、ここで一つお伝えしたいのが「辞める」というアクションには2通りあるということです。

① 積極的辞退=明確な疑問・不満がある、辞めてプラスになるものが明確に認識できている上で、辞退すること

② 消極的辞退=キツい、金にならない、そりが合わないと現状に向き合うことが困難になった結果、辞退すること

単純にするとどっちかだと思います。

もしくは①と②の複合型かもしれません。

僕が3ヶ月で辞めるとき、圧倒的に①積極的辞退だったと考えています。

もし「ここを辞めてやる」と今考えている方で、②に当てはまるのなら留まるべきです。もしくは美容師を辞めるケースを考えた上で殺伐とした社会に向き合う覚悟を持たなければいけないと思います。

大前提、美容師はキツい仕事で、技術がにわかなままであればどこまでも安く買い叩かれるので、しっかり今いるところに守ってもらい、1年くらい喰らいついていくことを目標に励んでください。それが最速で成長できる道だと思います。

では、僕が①積極的辞退だったという根拠を説明します。



まず、質問させてください。  

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急ですが、アウトプットとインプットどちらも大切ですが、どっちに重きを置くべきかを現状の技術レベルから判断することができますか?

僕が最初に所属していた某有名店は本当にすごい技術を持ったスタイリストがひしめく場所で、まさにインプットには最適でした。

でも…

「実践にはそう簡単に挑戦できない」

というのが弱みでもありました。

これは大企業とベンチャー企業のメリット・デメリットと全く同じで、大企業はリスクをとって挑戦するインセンティブ(動機)が低いです。

なぜなら、現体制で十分に収益をあげることができるから。

だから某有名店で「よし、やってみなはれ!」と、そう簡単にはなりません。

何が言いたいかというと、こんな気づきがあったから辞めたんです。




「ここだとアウトプット開始まで4, 5年かかる…(可能性が高い)」




当時の僕にとって「4, 5年」「何万光年も先の未来」に思えて、頭がクラッとしたのを覚えています。

・フルタイムで掃除

・カット練習は数時間

・4, 5年後にやっとスタイリスト…

・それまで給料手取り15万円/月

「これは僕だけの力ではどうしようもない」と「不安とも言える不満」を持ちました。



さらに…



スタイリストになるかどうかは再度国家試験があるわけでもなく、あくまでサロンの制度やトップの判断に委ねられている。

でも、美容学校に入学して10ヶ月目あたりで就職先を考えなければいけなかったことを考えると、高校卒業して上京したての若者がスタイリストになるまでの期間を計算して就職先のサロンを選択するなんてできるのか?

と、業界自体への明確な「疑問」もありました。




そして…




ほぼ無計画で美容師人生をスタートさせるような状況に、困惑してなかった自分に「恐怖」すら感じました。

とはいえ、この状況が普通になっているのもまた美容業界の闇だったりするのかと思います。

とにもかくにも、退社した理由は「アウトプット環境が欲しかったから」それだけです。

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だから、アウトプット:インプットの比率がちょうど良さそうな転職先を見つけて自分に最適な修行環境に移動しました。



これが、最速で成長できたポイントだと思います。

「自分にとって最適な環境を選択すること」

この単純な思考をまずもってみてください。

今、自分が向き合うべき課題を明確にできます。




とはいえ、




課題を設定してクリアしていくのは大変です。しかし、難しくはありません。

なぜなら答えは先輩やら同僚から聞けるからです。もちろん自分の現状を見つめて他者と比較するのは辛いことでもありますが。そこができれば、自分にとって最適な環境を選択できます。





そして、





次の問題は「なぜそれをクリアするのか?」「クリアした先にどんな風景や世界を想像できているか」ということになります。

では、詳しくみていきましょう。

② ゴールデンサークルの重要性

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みなさん、ゴールデンサークルを知っていますか?

簡単に言うと「成功者(企業)の行動原則」で、サイモン・シネックという人がTEDと言うプレゼンテーション番組で公表して有名になりました。おそらく知っている人も多いかと思いますが、個人の行動原則に落とし込んで実践できている人は少ないかと思います。

簡単に説明します。行動の段階を3つに分けます。

① WHY:なぜやるのか?

② HOW:どうやってやるのか?

③ WHAT:何を生み出せるのか?何を提供できるのか?

これを以下の図のように示すことができます。


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成功者は内側から外側へ行動を起こします。




つまり…




「何かしらのアクションがWhy(なぜ?)からスタートしている」






これが成功の鍵であるとしています。





例として、Apple社ライト兄弟キング牧師など世界に変革をもたらした成功者(企業)をあげて解説しています。

一方、多くの人は全く逆。

外側のWhatから内側に向けて行動をスタートさせます。ここが成功者と非成功者の大きな違いだとしています。

ここで、美容師の行動原則に置き換えて、詳しくみていきましょう。

ほとんどの美容師はWhat(何をするか?)から行動をスタートさせていると思います。

つまり「Whyからスタート」ではなくゴールデンサークルの外側から行動を起こしていると言うことです。

例えば、

・Instagramのフォロワーを増やすため(バズらせるため)

・予約件数を増加させるため

・収入を上げるため

・技術を身につけるため

・有名になるため

・生き残るため…etc

このようなWhat(何をするのか?)を念頭に置いて行動している方がほとんどかと思います。

次にHow(どうやって?)を考えますよね?





つまり…





・What:Instagramのフォロワーを増やす

→How:投稿のテイストを揃える、密にフォロワーと連絡をとる

・What:予約件数を増加させるため

→How:ホットペッパーの評価を上げる、接客の質を上げる(リピート率の増加)

・What:収入を上げるため

→How:サロンで3ヶ月トップ売上を達成する、バイト(副業)をする

・What:技術を身につけるため

→How:社外のコミュニティの勉強会に参加する、一日1時間〇〇の練習をする

・What:有名になるため

→How:メディアに取り上げてもらう、フォロワーの多い誰かに紹介してもらう

・What:生き残るため

→How:競合となるライバルを分析して先手を打つ、自己分析から足りない能力を見つけ出す

このように、どんどん具体的なHowに思考を巡らせる毎日を送っているかと思います。もしかして、この記事をみているのもHowを見つけるためなのかもしれません。




しかし




Why(なぜ?)を問われると「?」となる方は多いかと思います。

・なぜインスタのフォロワーを増やしたいのですか?

・なぜ技術を身に付けたいんですか?

→お金が欲しいから?有名になりたいから?

それはWhatです。つまり結果にすぎません。

多くの人は外側から内側へ③What→②How→③What→②How→③What→②How→…永遠に「Why」を考えることなく行動しているのではないでしょうか?

もう一度、図を見てみましょう。

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僕がなぜ、美容師として様々な行動(How)を起こし、結果(What)を残すのか?






それは





「美容師が人類にとって重要な職業であり、もっと探求されるべきだと信じているから」です。

これが僕の「Why」であり、全ての行動の出発点です。

こんな信念がゴールデンサークルで言う「Why」に該当する部分かと思います。

僕らは人間の価値意識に変革をもたらし、それが世界を変えると言う重要な職業を担っています。

「野ブタ。をプロディース」みたいな個人の自己認識の変化が世界を変えていくんですよね。

お客さんが知らなかった自分のかわいい・かっこいいのポテンシャルを引き上げることができるのは僕ら美容師なんだと言うプライドをもっています。

それが僕が美容師をする「Why」です。

そのためには、美容師の価値を向上させる必要があるのかとも考えています。そのための「How」は色々と試している最中です。

そして私たち美容師の「How」の主戦場がInstagramではないでしょうか?




つまり





「Instagramを使って〇〇したどう?」

と言うHowがいくつも煮詰められている業界が美容業界です。

これは「映える」と言う視覚的印象を表現しやすい業界の特性から盛り上がっているだけだと思いますが。




そして




僕は「Instagramを駆使した美容師」として幸いにも結果を残すことができたと考えています。

こちらについては後ほど別記事で詳しくお伝えします。

ここまでで、「Why」を見つける重要性がわかっていただけたかと思います。

ここでは自虐的かもしれませんが、Instagramが一手段にしかすぎないと言うことを簡単に説明します。

もちろん最強の「How」ですが、3年後も最強であるのかは僕もわかりません。


③Instagramの行方

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Instagramがもたらした変革は、美容師個人とお客様個人が直接繋がれたことです。  

さらに、お客さん個人とお客さん個人が繋がれる場も提供しています。

これによって、カット(カラーorパーマ)すると言うサービスの提供+αで様々な体験を提供することができるようになりました。



例えば、



① 顧客AさんのBefore&Afterのストーリーを掲載

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② それを見たフォロワーBさんから「これ良い!」みたいなコメントがくる。

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③ Aさんは、美容師やサロンで「かわいいですね!」とお世辞交じりに言われるのではなく、同じ立場にあるBさんから「かわいいですね!」と言う評価が得られる新たな体験をする。



④ さらにAさんをタグ付けしたことで、BさんがAさんに直接連絡をとるかもしれません。美容師からBさんに「僕のカラーかっこいいでしょう!」と説明するのではなく、AさんからBさんに美容師の評価が説明がされる可能性があります。



このような評価主軸がユーザーへ移行していることを「1対n」から「n対n」への変化と表現されています。詳しくは別投稿で…




本題である「Instagramの行方」について軽く語ります。

3年後、Instagramは主力ではなくなる可能性があります。

それはInstagramが本当に信用のできる評価システムとして機能し続けるのかと言う疑問があるからです。

Q:Instagramの親会社であるFacebookに、批判の声が集まっているのをご存知ですか?

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Facebook創設者マークザッカーバーグ氏は、アメリカ政府(国)だけでなく世界各国から「影でコソコソ何やってんだ!」と責められていた時期がありました。

そもそも、Facebookは無料で使用できるサービスですが、

Q:どうやって収益をあげているのか知っていますか?

Instagramもアカウントを無料で作って皆さん仕事のツールに使用してると思いますが、

Q:Instagramは何で収益をあげているか知っていますか?

このクエスションは、いわゆるGAFA:ガーファ(Google, Apple, Facebook, Amazon)と呼ばれるIT巨大企業の収益構造が何であるかと言うことにも繋がります。




答えは



「情報」です。


もっと言えば「個人データ」です。この個人のデータを利用していろんなマーケティングをする場所(広告を出す場所)を提供することで収益をあげています。

この個人データの使い方を問題視する声が世界から集まっているんです。

Instagramも例外ではなく、日本政府が使用禁止にする、もしくは顧客が使用を避けるようになるような事件が今後3年間で起こる可能性は0ではないでしょう。



だから、



Instagramのノウハウはもちろん重要ですが、根本的なマーケティング知識として他のツールでも柔軟に応用できる力を身につける必要があります。

これは僕が早期にInstagramによるマーケティングの重要性に気づけた理由でもあります。

とにもかくにも、Instagramは手段であることをお忘れなく。

もちろん現状、美容業界における最強のマーケティングツールであることに変わりはありません。

Instagramを駆使できない美容師は今後の変化についてこれるのか疑問に思います。

ここで伝えたかったのは「Instagramの行方」に不透明感があることを否定できないと言うこと。しかし、現状は最強のツールであることは間違いないと言うことです。

④ 美容師の価値向上を一緒に成し遂げてほしい

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僕は「美容師の底上げ(価値向上)」といった大きなテーマを持っています。

今回のnoteをスタートさせたのも、その第一弾だと言えます。

そしてnoteで自分の経験を公開する際に、当初は無料公開のつもりでしたが、価格設定をさせていただきました。

これは、美容師の離職率が5年で50%、10年目で90%、つまり10人に1人しか美容師を続けないと言われる事実を考えてのこと。

無料で誰でも閲覧できれば、中途半端に僕の記事に感化されて美容師を続けていくのは、僕がノウハウを公開する意図に反すると思います。

正直、必要な人に確実に僕の情報が届くようにするためには、価格設定による情報アクセスの壁を設けることが必要だと考えています。



個のブランディングが重要視される現代の美容業界。

その実態は酷いほどの競争社会で、実力がものを言う世界です。

だから、誰よりも早く情報を取りにいく人が上へ上へと歩みを進めます。

僕は、美容師の誰もがそう言う習慣を身につけるべきだと考えています。

それが「美容師の底上げ」に繋がると信じています。




ここで急ですが、




世の中の美容師は3つに分けることができると思います。  



①自分の信念に基づいてアクションを起こせる人

→明確なWhyを持っている人

②周囲の変化にいち早く気づいてアクションを起こせる人

→充実したHowをある程度習得している人

③みんながやってるから、アクションを起こすしかない人

→目先のWhatしか自覚していない人


③の方は僕の公開する情報をうまく使いこなせない可能性が高いと思います。だから僕の情報を割高だと判断するかもしれませんね。ごめんなさい。

①の方は全く逆。僕のノウハウを積極的に獲得しようとするかと思います。

そして僕のフォロワーさんや身近な美容師に一番多いと思われる②の方は、正直なところどうするかはわかりません。

ここが興味深いところで「美容師の底上げ」の境界線だと思います。

つまり信念(Why)が定まってはいないのに手段である情報(What)に食らいつくことになるかもしれない。

もちろん、後々、明確な目標を持った時に役に立てるとも思います。

僕のnoteにどんな反響があるのかは、今後の「美容師の底上げ」のためのプロジェクトをどのように進めていくかの重要な指標になるかと思います。

noteは一方的な情報発信と言う性格が強いですが、皆さんなりの解釈等を今後会話できれば、とても面白いのではないかと思い、すでにワクワクしています。

今回は第一弾として、「僕が何を考えて今に辿り着いたか」を理解していただけたかと思います。

これからはさらに掘り下げた内容を発信していきます。

今後は、まずnoteで僕のテクニックやマーケティングのノウハウを公開していきます。

その後、オンラインサロンみたいなことができればと考えています。

その際に、信念のある熱い美容師を集めて面白い企画をやりたいと考えています。

どうぞ、僕の生き方を参考に積極的に盗み取って真似るべきポイントは徹底的に、いや完コピで挑戦してみてください。

最後になりますがnote特典を考えています。  

僕のnote記事(無料or有料版)を購入・閲覧してくれた方が、noteを読んでの感想を@n_saka_10をタグ付けて ストーリー拡散してもらえると嬉しいです。

この拡散の回数を重ねるごとに   

・シルバー

・ゴールド

・プラチナ

・ブラックetc...

のように RYUSEIメンバーズ(仮)の会員になっていきます。

そして特典として以下の機会を提供できればと考えています。

【特典】
・LINE@メンバー招待
・1か月間のInstagramコンサルサポート
・オンラインサロンへの招待
・note非公開のレシピ引換券

会員様のグレードによって特典が変わります。  

まだ構想段階ではありますが、やると決めたことは確実にやりますのでよろしくお願いします!

では、次回記事でお会いしましょう。

最後まで、お読みいただき本当にありがとうございます。

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