見出し画像

令和6年度予算(案)の話⑦〜政府広報〜

令和6年度予算の話第7弾です。
昨年12月22日に令和6年度予算案が閣議決定されましたが、年明けの地震を受け、1月16日に予備費を5,000億円から1兆円に引き上げた予算を再度閣議決定した上で、今年1月の通常国会に提出されます。

ちなみに閣議決定日には、各省庁と予算査定をしている財務省から、各省庁の予算(案)のポイントを説明する資料がHPにアップされています。

例えば、内閣府の広報経費を見ていくと、国内への広報経費が47.07億円、令和5年度予算47.31億円から微減ですね。
国際への広報経費が32.06億円、令和5年度31.9億円から微増です。

ちなみにどんな会社と契約しているか、令和4年度版行政事業レビューを確認してみると、
東急エージェンシーとのテレビラジオスポットCMに8.26億円、ADKマーケティング・ソリューションズとの新聞紙などの広告に6.59億円と言った感じ。下記のリストの業務概要を見てわかるように、テレビラジオ、新聞、ネットと多様なメディアで広報していることがわかりますね。

さて以上のように、細かな情報が載っている予算のポイントですが、公表自体が各省庁に散らばっていて、わかりづらいのも事実。
ですので、予決研が予算の携帯版六法を目指して絶賛編集中です。

今回はパイロット版として、
皇室費、裁判所所管、会計検査院所管、内閣所管、内閣官房、内閣府所管 、公正取引委員会、警察庁、個人情報保護委員会、カジノ管理委員会、金融庁、消費者庁、こども家庭庁、デジタル庁所管、総務省所管、法務省所管、外務省所管、財務省所管
分を一挙に集約したPDFファイルを製作しました。
是非チェックしてみてください。

ここから先は

0字 / 1ファイル

¥ 300

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?