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将来やりたいこと

最近「将来なにをしたいの?」と、人に尋ねる機会が増えてきました。すると同時に、同じ数だけ自分にその問いが跳ね返ってきます笑

せっかくなので、自分なりに考えた将来やりたいことを書き連ねてみます。

将来やりたいこと

結論から話すと『ドラえもんを作りたい』と思っています。

もちろん、ここでいう”ドラえもん”とは比喩表現なので、少し詳しく説明していきます。

のび太の特徴

ドラえもんに出てくるのび太。出木杉くんのように頭が良いわけでも、しずかちゃんのように容姿が良いわけでも、ジャイアンのように腕っ節が強いわけでもない。

また、何か新しいことを始めようにも一歩踏み出せず、何かとつけて努力が継続しない。一見ダメダメに見えますよね。

ただ、ふと立ち返ると、世間の多くの人もあまり変わらないんじゃないでしょうか。運動やダイエット、読書、勉強....初めから全部できる人などおらず、また新しく初めてみても、なかなか継続しないものです。

のび太とドラえもんの関係

そんなのび太ですが、ドラえもんという存在がいると、それまで取れなかった行動が取れるようになります。

自分より圧倒的に強いジャイアンに立ち向かえるようになるのは、その最たる例だと思います。

その人だけでは想像すらできないことが、ドラえもんという触媒を得て、価値観、行動まで変わっていく。のび太にとってドラえもんは、そんな存在ではないでしょうか。

現代の"ドラえもん"

もちろん、まだドラえもんは生まれていません。ロボットと言えばペッパーくんがいますが、やはりドラえもんとは比較になりません、、

ただ、そんな中でも、一番近いものが、「インターネット」なんじゃないか、と思っています。

インターネットがあるおかげで、それまで取れなかった行動が取れるようになる。旅行も、留学も、スポーツも、勉強も、趣味も。

今まで想像すらつかなかったこと、続けられなかったことが、インターネットによって知識になり、人と繋がって勇気をもらっていくことが可能になりました。おかげで、多くの方の行動の幅がぐっと広がったと感じています。

インターネット < ドラえもん

ただ、先ほども書いたように、インターネットすらドラえもんができることの一部しか実現できていません。

例えば「好きな人がいる」なんて悩みがあるとき。

この一言を、女子高生がいう場合と、かつて流行った電車男のような恋愛ベタな方がいう場合。相談相手に求めるリアクションは、まったく異なるものです。

現在のインターネットやAIの力では、多少違う答えが返せる程度。もしくは、そこでアフィリエイトサイトに掲載されているようなTipsを答えて終わってしまう。

その人の年齢や趣向、状況を察して、適切な行動を取ってくれるのは、まだまだリアルの仲良い友人しかできません。

ドラえもんを届けたい人たち

少し唐突ですが、話が変わります。

自分は、慶應という大学に通っていましたが、親が大企業の役員でコネで就職する友人もいれば、何不自由なく生活してきた人が大半でした。一方、自分が通っていた小学校にいた友人たちはそんなことがなく、まるで世界が分断されているような感覚を持ちました。

先日Newspicksに取り上げられていた、学生時代にお手伝いしていたNPOの代表インタビューも、同じような話をしています。

18歳までいた尼崎と東大の環境のギャップが、大きすぎました。
キャンパスには、小学校から私立に通っている、言ってしまえば、日の当たる道だけを生きてきたような人たちしかいませんでした。
私のような生き方をしてきた人がいなくて、使う言葉や持っている価値観、見てきた環境が違うことに、すごく驚いたのです。
みんな勉強してきたエリートたちなので、全能感を持っていると感じました。

人の価値観の要諦は、幼少期にどんな教育を受けるか、どんな人に触れ、何に打ち込むかが大きいと思いますが、人は生まれる家庭を選べないんですよね。

ただ、もしどんな人にもドラえもんのような存在がいたらどうでしょうか。

まるで生涯の友のように、他愛のない話から人生相談まで話ができて、諫言も含めてベストなアドバイスをくれる。楽しいときも、大変な時も感情も全て共有できる、常に味方でいる存在。

誰の傍にもドラえもんのような存在がいたら、環境に左右されず、その人自身の可能性を見つけ、その可能性に邁進していくことができるんじゃないか、そう考えています。

実現の一助を担いたい

ビジネス観点でどうなの?というツッコミはありつつ笑、こんな夢物語もいつか実現されると思っていますし、自分の手で触れられる瞬間を夢に見ています。

AIなのか、今はなき新しく生まれる技術なのかわからないですが、いつかその実現される時、その一翼を担えたら幸せだなと思っています。

最後に孫さんの言葉。今の自分にとっては、このドラえもんなんだろうなと思いました。

たった一回しかない人生を過ごすなら、その仕事そのものが100万人、1000万人、1億人の人の願望、夢を叶えてあげるということに自分の人生を、情熱を、狂わぬばかりの情熱を、そっちに費やすことができたなら、心が満たされるんじゃないかなって私は思います。


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