若葉の考えごと #7 "Life on land"を考える日々
日本を離れて1ヶ月が経過
3月20日に日本を離れ、1週間の北欧旅行を経て、念願のデンマークの学校で学んでいます。
このnoteは留学体験記とかではなく、ただ自分の考えたことを書いていくだけなので学校の詳細は書かないけど…
授業からの学びだけではなく、集団での共同生活を通して本当に色々な価値観を吸収しています。
人との「対話」や自分自身にフォーカスを当てて、「考える」ことに時間をらけられる学校。
国籍や価値観の多様性の中で、楽しいことたくさん、もちろん大変なこともある。
日本ではこんなことできないなあ、ということが毎日たくさん!
毎日が忘れられない体験でいっぱいの日々を送っています。
地球の脅威、私
この学校で、メインの授業として「環境」の授業を取ろうと決めた私。
近年、「持続可能…」という言葉を耳にたこができるほど聞いているのにも関わらず、それが一体なんなのかまるでわかっていなかった。
SDGs。
聞いたことはたくさんあるけど一体何をどうすればいいのか分かっていなかった。
そんな私が、日本でではなくデンマークという遥か遠く離れた国で「Climate Action」という名前の授業を取り、じっくりゆったりと「地球での暮らし」を考えている。
Biodiversity(生物多様性)の中で、人間の生活が他の生物にどのような影響を与えているのか。
人間はどのような役割を担うべきなのか。
今地球はどのような状況なのか。
私たちがとるべきActionとは何か。
正直に言って、今までこんなことを真剣に考えたことがなかった。
これまで生きてきて、人間の身勝手な暮らしが地球を、そして未来の世代を危険な状態に陥れているということは何度も耳にしてきた。
この授業でやっと自分の頭を使って考えて考えて。
なんでこれまでこんな大事なことを考えてこなかったのだろうと、授業が終わる度にすごく悔しい気持ちになる。
例えば、普段食べている「肉」1つをとっても
-生産過程での環境への影響
-Domestic Animalの尊厳
というように、真剣に捉えなければいけない概念が表出して、自分の食生活を見直そうと、とても刺激を受ける。
これまで、地球が今どのような状況におかれているのか、色々なデータをテレビや授業などで目にしてきたけど、なぜかそれが自分の中に響いてこなかった。
「ああ、そうなのか。」で終わってしまっていた。
通学中、田園都市線のSDGsトレインが目の前に来ても、ボケーと乗って「ああ、カラフルだ」。
無印良品(バイト先)が、ついに紙袋を有料にした時も「ああ、どこも有料だ、うーん」。
社会・世界が情報を共有し、地球と未来のために取り組みをしているなかで何も思えなかった、こんな私こそが地球にとって1番の「脅威」だったんだということに気がついた。
私のClimate Action
この授業を受けたからといって、Activistになるかといったらそうではないと思う。
私は、この授業に出ることで「自分は地球に住んでいる」という当たり前だけど、意外と実感できていなかった事実をうまく飲みこめるようになっている気がする。
学校を出て、目に入ってくる牧場。
そこで飼育されている羊や牛。
むしゃむしゃむしゃむしゃと草を食べ続ける彼ら。
草は無くならないのかな。
人間って、自分たちの食べ物のためにこうやって動物を囲むんだよな…。
以前よりも多くの考え事が頭の中で浮かび上がってくる。
今これを書いている私の目の前にある、プラスチックの水筒とお弁当箱。
プラスチックは結局は人間に欠かせないもの。
大量生産ができコスト面に優れていたり、食品を包装して安全を保つことができる部分などから地球から無くすことはできない。
でもよく考えると、分解されて自然に還ることはないんだよなあ。
でも一生使い続けることは難しいから、いつかプラスチックゴミとして捨てることになるんだよな。
他の形に変わっていつか誰かが使う他の製品に変わるのかな。
結局、じゃあ何をどうすれば良いのか。
私には答えはわからないけれど、普段の生活の中で、目の前にあるものから思考を巡らせるようになっただけでも大きな変化。
私の中で変化を作り出してくれる授業、” Climate Action"。
私が地球と未来のためにできるActionは何か。
これも一言でパッとはまだ出てこないけれども。
日々の自分の暮らし方を振り返ったり、使っている製品を見て考えること。
目の前の光景を見て、考えること。
「考える」ことが今の私にとっては大きなActionなのではないかなあと思います!
"Btw, the meaning of biodiversity is not clear in my mind…."
I'm racking of basic acknowledge. It's me.
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