風情のない桜

 なんか前言ってた、ゼミのコンテストの企画書の締め切り日が過ぎて、10日前後で合否みたいな、当落みたいな感じで結果が出た。12人のゼミなので、12個企画書を出して、その中から1つ通ってた。通った案をみんなで製作するから、別に誰かが通ればOKマインド。通ったのはゼミ長の企画書で、多分1番時間も費やしてそうだったので、審査員よく見てる〜❕と思った。毎年1個か2個くらい通るらしいから、まあいつも通りって感じ。

 IVRCって調べたら出てくると思うんだけど、VRを使ったコンテストで、ルフィみたいに腕伸ばす体験とか、フライボード体験とか、ブレイクダンスできるようになろう!みたいな、そういうのが例年上位。毎年1位は人間拡張‼️みたいなやつで、あくまでその枠内で新規性を求めてる感じだった。

 僕が書いてた企画書は、ド派手で風情が感じられない桜を作っちゃおうみたいなやつで、個人的にはお気に入りの案だったし、周りからの評価もそんなに悪くなかったから、ちょっと頑張った。
 自分の案が少しずれてたのは別に知ってたんだけど、捻くれ逆張りキモ人間だから、普通だとなんかつまらないなあというか、別の人が正規ルートで通してくれるだろうし、自分は自分だぞって感じで、我が道を行った。

 もう半年以上も前に書きかけてた下書きを見つけたので、ここから書き加えたよ^_^

 まあ僕のは落選なんだけど、新規性だとか挑戦だとかを謳ってる割に、大体の審査員のコメントはこちらを汲み取る気なんてさらさらなさそうで、そんなもんだよなとなった。あくまで工学系の学会でのお話なので。
 僕の内に秘めるぐちゃぐちゃは、こんな所で気軽に整頓されないぞと強く思った。

 なんでもうあと少しの文章だったのに書かずに下書きに入れてたんだろう。当時はもっと想いが熱くて、長文書く気だったのかな。多少苛々してたと思うけど、そんなのも全然冷めてます。なんなら忘れてた。

 表現したいものがあっても、それを仕事にはしたく無いよね。商業的なものは嫌い。

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