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「サンデー毎日」な今を過ごしています。すべての子どもが、子ども期を子どもらしく過ごせた…

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「サンデー毎日」な今を過ごしています。すべての子どもが、子ども期を子どもらしく過ごせたらいいなと思っています。

最近の記事

学校は子どもの安全を第一に考えるところではないのか

 学校は子どもにとって安全な場所であるべきなのに、本当に残念だが8月22日に北海道伊達市の小学校2年生児童が体育の授業を終え、校舎に戻る途中で意識不明になり救急搬送されたが帰らぬ人となってしまった。熱中症によるとみられている。  北海道のエアコン設置率は小中学校16.5%と全国平均に比べ圧倒的に低い。それは「寒冷地」なので空調設備は不要という、これまでの考え方に依っている。しかし、今や北海道は東京や沖縄より気温が高い日が何日もあって、これまでの「常識」では計り知れない状態にな

    • 一票のその先をみて

      統一地方選挙は子育てしやすい町づくりへの好機 「子どもと教育・文化 道民の会」という市民団体(2002年発足。子どもの最善の利益を求めて子どもの権利条約に基づく教育が行われるよう運動している)が今回の北海道知事選で候補者に教育に関するアンケートをとった。 Q;国や自治体の施作に「子どもの権利条約」をすえるべきでは N氏「検討する」   M氏「子供はもとより道民すべての人権が守られるよう条例を制定する」 Q;教育予算を大幅に増額すべきでは N氏「財

      • 学校部活動が民営化される?

        伊達市光陵中学校で昨年10月13日、市教委による「部活動の地域移行」に関する保護者説明会が行われ30人が参加したとNHKが報じた。国が今年度から令和7年度を目処に、まずは土・日曜日の学校部活動を地域移行する方針だからだ。少子化や教員の負担軽減が目的という。スポーツ庁の有識者会議の提言後まもなく、全国市長会は「緊急意見」をとりまとめ(昨年6月)、多くの懸念に応えるよう国に求めた▼「地域移行」の必要性や方向性の明確化と周知、期限を切って進めること、部活動の教育的意義の再確認、地域

        • 子育てしやすい町に

          子どもの出生数が2021年は統計以来最小の80万人割れに。国の想定を超えるペースで少子化が進行している。直近の合計特殊出生率は1.30、北海道は1.21と東京1.13に次いで全国2位の低さだ。未婚、晩婚、晩産に加え、新型コロナによる経済や感染の不安から妊娠を控えるケースもあるという▼最新の国際調査によると、日本の小中学校で「児童生徒の批判的思考を促す」教育をしている割合(参加国平均82.2%)が他国に比べ著しく低い(小学校22.8%、中学校24.5%)そうだ。「既存の説明を鵜

        学校は子どもの安全を第一に考えるところではないのか