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自己満足が最大の敵

「人生詰んだ」状態をリセットする魔法

第4章 顧客目線のマーケティング
・まずは必勝のイメージング
・自分が第三者ならどんなプロセスでお金を出すか
・どこのお金を引き寄せるか
・大手老舗企業と戦う方法
・自己満足が最大の敵

・自己満足が最大の敵

私が座右の銘としている言葉に「草創は易く、守成は難し」がある。
多くの人は、成功にばかり目を向けるが、実は手段が多様化した現代において成功するのはそれほど難しいことではない。

だが、多くの人は「成功」そのものに憧れを抱いて走るため、ちょっと成功したら満足してしまい、すぐにヤル気を失ってしまう。
そして気付いた時には埋もれてしまうのである。

昔のように一度成功すれば安泰するような時代はとっくの昔に終わっている。
今は誰でもすぐに成功できるが、それは他の人にも言えることだ。

実は難しいのは成功ではなく、それを維持することである。
人間が一時的にモチベーションを発揮するのはそれほど難しいことではないが、モチベーションを長期に渡って発揮するのは至難の業である。

目先の儲け話に食い付いて、その時は一生懸命だが、少し成果を収めるとすぐに飽きてしまう。
そしてまた次の儲け話にシフトし、一生懸命やっては、飽きてまた次の儲け話に・・・。

多くの人はこのように目先の目標を移していくが、必ずどこかで、「こんな人生で良いのか」と後悔する時が来る。
何の信念もない目先の金儲けは、最初は面白いかもしれないが、どこかで必ず失望する瞬間が来る。

ここで大切なのは、「今、自分がやっていることをライフワークにできるか」「死ぬまでやり続けたいか」「生き甲斐を感じるか」と言う点だ。
もしこれに当てはまるのであれば、何も考えずに突っ走れば良い。

当てはまらない場合、どこかでモチベーションが維持できなくなり、頓挫してしまう。
時代は凄まじい勢いで変化しており、モチベーションを保って継続さえしていれば、どこかのタイミングで必ず上手く行く瞬間が来る。

だが、多くの場合は、外の要因ではなく、自己のモチベーションが要因で失速してしまう。
「ライフワークにできる」「死ぬまでやり続けたい」「生き甲斐を感じる」に当てはまるかどうかをしっかりと確認してから実行に着手してほしい。

それが、俗に言う「腹をくくる」と言う覚悟である。

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