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マリオカート8デラックス コース追加パス第1弾の所感

2017年4月に発売されたマリオカート8デラックス(以下、8DX)。発売から約5年後の2022年2月、なんとコースを追加する有料追加コンテンツが発表された。

マリオカートといえば、Switchのソフトと言えばコレ! というくらいの定番ソフト。ファミ通の【ソフト&ハード週間販売数】でも、その週に発売されたソフト達と並んで、毎週当たり前のようにTOP10入りしている。

Switch発売初期のソフトである以前に、そもそも本作はWiiUで2014年に発売されたマリオカート8の移植作品である。そこから約8年、そろそろ新作か……などと期待されていたが、発表されたのは追加課金でコースが追加される、いわゆる有料DLCだった。

このニュースを見て、新作じゃなくて残念という気持ちが一瞬芽生えたが、よく見てみるとDLCではなんと2500円で48コースが追加される。8DX自体で48コースだ。つまりボリュームが丸々1本分増える。新作ソフトだと約6000円だが、こうなると2500円のDLCの方が嬉しいのでは……?

というわけで久しぶりにマリオカートに復帰してみた。第1弾で追加されたコースは8つ。過去作でプレイしたコースは懐かしく、未プレイのコースは新鮮だった。

特に、私は未プレイだったスマホ版マリオカートツアーのコースはめちゃくちゃおもしろい。特に「パリプロムナード」は3周目で、これまでのコースを逆走する仕様になっている。マリオカートで逆走といえば、敗北を確信した際にその敗北を認めず、勝者に精神的ダメージを与えることを目的とした愚行のはずだが、それを正規の手段としてプレイできるのがなんとも嬉しい。

8DXの初期コースである、ワリオスタジアム(マリオカートDS出身)は反重力エリアや水中エリアが追加されたが、追加DLCのキノコリッジウェイ(同じくDS出身)はそれほどの魔改造はなく、比較的原作に忠実に再構成されている。公式サイトに「リマスター」と書いてある通り、リメイクと呼べるほどの大規模改修はなさそうだ。

ついでにオンラインで10数試合戦ってみたが、追加コースは1回も候補に選べなかった。「あれ?」と思い、公式サイトを見てみるとインターネットでフレンド以外のユーザーと追加コースで遊べるのは3月22日以降とのことだった。完全に私の確認不足だ。

オンラインで追加コースをプレイする時、すべてのユーザーが追加DLCを購入している必要はなく、一緒に遊ぶユーザーの中に1人でもいれば追加コースで遊べるとのこと。もちろん対戦するコースはランダムで登場するので、必ずプレイできるわけではないが、気になった人はまずそこからやってみてはいかがだろうか。


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