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今後のg.o.a.tへの期待

まだサービスが始まったばかりのg.o.a.tですが、今はまずg.o.a.tの認知度を高めることから、と、提供元のKDDIウェブコミュニケーションズさんは考えているみたいです。

g.o.a.tは広告がない

g.o.a.tは見て分かる通り、広告がありません。ですので、見た目がとてもすっきりしています。これは先行するnoteと共通しています。

ただ、広告がない、ということは収益をどうするのか、という問題があります。今はまず「g.o.a.tはこんなに使いやすい」というところから始めて認知度を高める段階ですので、当分β版の状態で行くと思いますが、ある程度認知度が高まった所で、noteと同じような、例えば有料記事や課金マガジンみたいな、或いは月間いくら払えば高機能なg.o.a.tが使えるというような機能が実装されると思われます。

今後は共同編集機能や動画ブログも。ポータルサイトも予定

今は写真が目立った書きやすいブログ、という感じですが、今後は「写真を背景にした縦書き記事」や、「共同編集機能」、「背景に動画を置いてその上に文章を載せる」といった新しいブログの形を展開していく予定みたいです。

g.o.a.tのTwitterアカウントは@goat_at で既に開設されていますが、今後はポータルサイト開設も予定しているとのことです。

Webサービスだけでなく、iOSやAndroidも今後配信予定

今はWebベースで、これでも十分使いやすいのですが、今後はiOSやAndroid上で動くアプリも計画しているそうです。

競合はやはりnoteか

ここまで見て分かる通り、競合するのは先行していたnoteになると思われます。noteはTwitterみたいな「トークノート」、ブログみたいな「テキストノート」、写真を主体にした「イメージノート」、サウンドメインの「サウンドノート」の集合体で、マガジン機能でカテゴリ分けでき、「スキ」(Favorite)をつけたり、コメントを付けたりなどSNSとしての機能もあります。

g.o.a.tはnoteで言えば装飾機能や写真配置機能が充実したテキストnoteオンリーの「スキ」「コメント」「マガジン」機能がない版と言えると思います。

今後の課題は、いかに認知度を高めることができるか、また、Amebaブログなどの既存のブログサービスとの差別化と、広告がない分、どのようにして収益を上げるかというビジネスモデルの確立が必要です。先行するnoteもビジネスモデルとしては単独で収益を上げられるほど成功しているとは聞いていませんので、まずはいかにg.o.a.tの認知度を高めるかが最重要ポイントになってくるかと思われます。

ブログサービスとしてはコメント機能は最早必須

あとはブログサービスとしてはコメント機能やFavorite機能は最早必須と言えます。この機能の早期実装化は急務だと思いますね。ただ、コメント欄は個々の記事毎に「つける」「つけない」「コメント表示にブログ作成者の認証が必要」など細かく設定できる機能があれば良いと思います。

収益モデルとしてKDDI携帯利用者の付加サービスという手も

親会社がKDDI株式会社ですので、auの携帯契約者は割安でg.o.a.tのフル機能のサービスを受けられるというビジネスモデルが考えられます。あるいはβ版でなくなったとき、他のブログサービスのように広告が表示されるということも考えられますが、g.o.a.t制作者の「スマートな見た目のブログサービスを」という趣旨に反しますので、無料利用の場合でも広告表示される可能性は低そうです。

これからはPCでブログを書く時代ではなく、スマートフォンやタブレットで手軽にブログを書く時代ですので、このg.o.a.tという新しいブログサービスは上手く行けば時代にマッチした新しいブログサービスとして急成長する可能性を秘めていると考えます。そのためには、

1. まずはg.o.a.tを皆に知ってもらい、使ってもらうこと(このためには当分無料で使える必要があります)
2. 縦書き機能や段組など、雑誌に近い見た目で既存の雑誌を凌駕するような見た目のブログサービスを目指す(これは月額課金が必要なサービスになるかも知れません)
3. 読者とコミュニケーションが可能なFavoriteやコメント機能の追加
4. Webサービスだけでなく使いやすいiOSやAndroid専用アプリの用意
5. ブログの検索機能やnoteのようなカテゴリ分けの機能、年別・月別表示機能追加
6. 広告なしでg.o.a.t単独で収益を上げられるようなビジネスモデルの確立

このあたりが課題になると思います。是非KDDIウェブコミュニケーションズさんには頑張って頂きたいですね。

#goat_blog #競合はやはりnoteか #KDDIウェブコミュニケーションズ

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