蚊に刺される人のイラスト

デング熱で日本で2例目の死者

他のニュースの影響か、あまりニュースになっていませんが、デング出血熱で日本で2例目の死者が出ました💦

新潟県の30代女性で今年6月29日から7月15日までフィリピンに滞在、滞在中に頭痛、発熱があり、帰国後7月16日に発疹、出血、血圧低下や意識消失等のショック状態での医療機関に入院、7月19日にデング出血熱と診断、7月21日にデング出血熱で残念ながら亡くなられています。国内でのデング熱による死亡例は、2005年に1例が確認されて以来です💦

新潟県の保健所の調査では、亡くなった女性は帰国後、蚊に刺されておらず、国内での感染拡大の可能性は極めて低いとのことです。

デング熱は蚊に刺されることで感染・発症する疾患で、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られます。通常、発症後2~7日で解熱し、発疹は解熱した頃に出現します。デング熱患者の一部は重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、早期に適切な治療が行われないと死に至ることがあります。重症化のリスク因子として、妊婦、乳幼児、高齢者、糖尿病、腎不全などが指摘されています。

デング熱の発生地域へ渡航する場合は、長袖・長ズボンを着用したり、蚊の忌避剤(虫よけスプレー等)を使用したりして、蚊に刺されないように注意してください。

また、最近はジカ熱もありますので、とにかくどの国であっても海外からの帰国者は、体調に異常がある場合は、到着した空港等の検疫ブースで検疫官に申し出てください帰国後2週間以内に発熱、発疹、吐き気・嘔吐などの症状が認められた場合は、速やかに医療機関を受診し、海外への渡航歴を告げてください

#デング熱 #日本で2例目の死者発生 #流行地域に渡航する場合は長袖や長ズボンを着用したり蚊の忌避スプレーを使用するなどして蚊に刺されないように十分な注意を #流行地域帰国時体調不良は空港検疫官に必ず申し出ること #帰国後2週間以内の体調不良時は速やかに医療機関を受診し海外渡航歴を告げること

ニュースソース
厚生労働省発表資料(デング出血熱患者(輸入症例)死亡例の発生について) : http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000131052.html

図の転載元
蚊に刺された人のイラスト(いらすとや) : http://www.irasutoya.com/2014/09/blog-post_46.html
デング熱発症地域(国立感染症研究所感染症情報センター) : http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k04/k04_50/k04_50.html
デング熱の症状(Wikipedia) : https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B0%E7%86%B1

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