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メル⚪︎ナ太刀の工程や材料について

今回はメル⚪︎ナ太刀を解説していきます。
自分へのメモも兼ねてまとめていきます。

※PixivFANBOXに投稿した記事と同じ内容です。
手数料の関係でnoteの方が金額高くなってます。

メルゼナ武器

製図

ゲーム画面のスクショからイラレで製図していきます。
この工程時にある程度の大きさの想定、分割の有無、一面からみたデザインと形だけではなく、いろんな方面から見た形も考えておきます。
今回の太刀のデザインは割とわかりやすいデザインだったので一面からの製図だけしましたが、複雑な形の場合は別方面からの製図も作ることがあります。
大きさは、発送できるように170cmくらい。
2分割できるようにしました。

製図
製図の大きさ

骨組み

武器を作る時に大切なのが骨組みです。
ここをしっかり考えないと撮影中や運搬時に折れたり破損したりしますので、しっかり時間をかけて考えます。
今回の難所は、持ち手から刀身までがシンプルに一本ではなく、刀身が持ち手から横にズレてる点です。。。
いくらサンペルカが軽いとはいえ、大きいものを作るとなるとそれなりの重さになる為、それに耐えれるようにします。

骨組み

形は少し難ありですが、シンプルにいきます。
やっぱりシンプルが一番強いです。

近所のホームセンターで売ってたステンレスパイプを芯に使います。
ステンレスは強いんですが、加工が大変なのと軽くはないのが少し難点。
本当はアルミパイプの方が軽くて強いですが、近所では売ってないので。
ちなみに塩ビパイプだと多分、自重でしなると思います。

持ち手と刀身の部分は、ステンレスのプレート(ネジ穴あり)の物でパイプを挟んでネジで固定しています。
パイプにはもちろん穴がないので、ステンレス用のドリルを買って穴をあけました。
刀身部分の芯が短いですが、少しでも軽量化させたかったので、パイプは最低限の長さにしてそこから少し軽い芯材をまた継ぎ足します。(後半に写真あり)

分割は持ち手の部分。
いい感じの装飾があるので、そこから分けます。
使ってるのは塩ビパイプ用のネジソケットです。
パイプと素材が違うので心配なところはありますが、今までその組み合わせで壊れたことはないので今回も多分大丈夫だと思います。
大体壊れるところというのはこういった分割箇所からが多いのですが、負荷がかかりすぎない場所にする、複雑にしない、この点を気をつければ大体なんとかなります。

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