帰納法の廻 / 20200302

ゆるして欲しいのです、無知な僕のことを。倒置。投下。投下法による放物線の状、錠剤。きみの口にね。きみの口から話して欲しかったから。自白、強要、それらは罪です。罪状です。捕まるのは僕だけでいいです。今まで沢山の人を苦しめてきました。地獄の底に突き落として、夜も眠れない程の苦痛を味わわせてきました。全て僕が生きていた所為なんです。ごめんなさい。謝っても謝ってもゆるされるなんて思えません。僕でさえ。だから僕は死ぬことにした。嘘です。最初から決めていました。今決めた訳じゃありません。ずっと前から死にたかったよ。死にたかった。死にたい。死にたい。死にたいだけ。死んだら全て楽になれると思っていて、なんたって死んだことは無いんだから、死後が天国か地獄かなんて僕にはまだ分からない。生きているって素晴らしいことだと思うけど、同時に残酷。誰かの傀儡として、何かしら優秀でないと生きることをゆるされないみたいで。優秀じゃなければ、優秀だという皮を着せられてでも、そう振舞わざるを得ない、その上で皮を着せた本人が、もうその皮しか皆知らないのだから、それで生きるしかないよ、と宣告。余命より、罪状より、何より残酷だと思った。僕は僕ではいけないのか。理想の僕じゃなければ。努力して生きて来なかったから。全てが裏目に出た。もう限界かも、なんて時に軽躁が来て、でも眠れなくて、眠れなくて、悪夢と金縛りで、休むことも、安息も、何処にも無い。求める方が、気違いかもしれない。こんなことばかりをしておいて、のうのうと生きて、これ以上誰かの人生を侵略しようなんて、自分は一体何をしているんだろう。僕は何もしてない。悪くない。何でこんなことを書いているんだ?意味が分からない。理性的になって。きみはきみで居て欲しい。


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