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変化は小さな小さな積み重ね

今日は、夫の仕事を手伝えるようになった、自分の変化を振り返りたいと思う。

我が家は、夫婦ふたりとも家で働く自営業同士。同じ家で長い時間仕事をしている。でも、ずっとお互いの仕事を手伝うことはなく、それぞれ別々に働いてきた。

夫が忙しくてイライラしていても「なるべく関わらないようにしよう」と思って嵐が過ぎ去るのを待つスタイル。

主に家計を担ってくれているのは夫だが、私は家事育児を主に担っており手一杯。クライアントワークもしており、自分にも余裕がなかった。

先月からまた仕事が忙しくなった夫。「手伝おうか?」と声をかけ、手伝うことがでた。自営業スタートして約10年後に起きた、私たち夫婦にとっての小さな小さな一歩。

夫を手伝えるようになった気持ちの変化と理由

①仕事の方向性を模索している時期だった

Web系フリーランスとして約10年。クライアントワークで細々と稼いできた。会社員時代はWebディレクター。デザイナーでもコーダーでもない私。チームで仕事を請けないとなかなか受注は難しい。最近はノーコードツールもあり自由度は広がったものの、先行き不安はずっと抱えていた。

ご縁があり、とある企業の商品企画に関わることがあった。その中で、自分で商品を作ることの面白みや、強みを知る。

自分で商品を作る側にシフトしたい。クライアントワークを卒業したい。Webサイトは好きだけど、今とは別の関わりを模索したい。そんな気持ちが高まり、クライアントワークを少しずつ手放してきた。

できた時間で今は小さな試行錯誤をトライ中。まだ収入には繋がらない。でも夫の収入があるのでトライできている。ちょうど一区切りがつき、この方向性で良さそう!という明るい兆しがみえたタイミングだった。

②自分軸手帳で自己理解を深めてきた

2022年から自分軸手帳を使ってきて約2年。自分軸手帳部の仕組みやイベントを活用して自己理解を深めてきた。

  • 自分の強み、弱み

  • 何に幸せを感じるか

  • 自分の価値観

これらが、少しずつ分かるようになった。

手帳を利用して、お金や時間の片付け、家事効率化も進めてきた。

まだまだ満足はできないけれど、昨年よりは今の方が、生活全般で把握できている。コントロールできることが多くなっていて、ストレスが減った。自分を満たす時間もスケジュールに入れられるようになった。

「自分ばっかり家事しているどうしてー?!」というお怒り母さんモードを少しずつ脱出して、夫への声がけも少しずつ優しい方向に変化している。自分軸手帳部内でのあたたかな声がけ、コメントやり取りを日常的に目にすることで、自分自身もそうありたいと思うようになったことが大きい。

③子育ての変化

今年下の子は小学校3年生。低学年も終わり幼児期の子育ては終わった。手を出しすぎるのではなく、手を離していく時期。見守り期に入っている。

子育てにかけてきた時間も、少しずつ自分のために使えるようになってきた。

誰かのための時間ではなく、自分のための時間を増やしてきて、ようやく誰かのために動ける気持ちがよみがえってきた。

2024年 今年の漢字は「巡」。
誰かに何かを渡していくことを意識して過ごせている。そんな流れの中で自然に夫に「手伝おうか?」と声をかけることができた。

夫の仕事を手伝ってみて、気持ちの変化

やってみて分かることって多い。仕事を手伝ってみて、夫が何に困っているのか、何に助けを必要としているかが少しだけ理解できた。

また夫と仕事を通じてコミュニケーションをとることで、将来の仕事の見通しや計画についても共有できた。

夫の仕事が溢れ出している今、自由度の高い動きができる私がある程度手伝うのが家族全体にとってもよい選択。それが心から理解できた。

もっと前から手伝えばよかった?

夫の仕事を手伝ってみて思ったのは「もっと前から手伝ってもよかったのかも?」ということ。必要性は何年も前から存在していた。

でも、今だからこそスムーズにできた。

夫の仕事を手伝うようになった気持ちの変化として

  1. 私自身の仕事のタイミング

  2. 自分軸手帳で変化した自分

  3. 子育ての変化

これら3つを挙げたが、他にも小さな変化を積み重ねて今がある。

読んだ本、誰かからかけてもらった言葉、Voicyで聴いたこと、住環境、苦しい経験。様々な試行錯誤。日常の積み重ねでようやく変化は起こった。

今、起こるべくして起こった。
日常の積み重ねで、変化を起こした。

前から手伝えたら、それは良かったのかもしれない。でも、今だからできたんだ。そう思う。

変化は小さな小さな積み重ね。
これからも積み重ねていこう。

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