落ち込んだ時の処方箋

皆さんは、落ち込んだ時に何をして復活しますか？
私は、映画「プラダを着た悪魔」を見ると、少し気分が直ってきます。

プラダを着た悪魔 の映画情報 - Yahoo!映画

2006年公開当時、映画館に見に行って大好きになり、DVDやサントラのCDも買った。

当時は、今なら確実にブラック企業と言われるベンチャー企業で働いていて、文字通り働きすぎの毎日。まだ20代だった私は、わかりやすく主人公アンディのサクセスストーリーに惹かれたし、自分自身を重ねてつらい時も乗り切った。

それから時が過ぎて、自宅で細々と在宅勤務しながら、家事育児を行う毎日。自分の時間があまりとれないという意味では、当時と変わらないかもしれないけれど、状況は大分変った。

でも、今「プラダを着た悪魔」を見ても分かりやすく心は踊る。一場面見ただけで、音楽を聴いただけでテンションは上がる。

どうしてなんだろう？

私が、今好きなのはこの場面

Nigel : Andy, be serious. You are not trying. You are whining.

訳：アンディ、真剣になりなさい。君は努力していない。めそめそ愚痴を言っているだけだ。 pic.twitter.com/W8f360xLyp

— プラダを着た悪魔で英会話 (@T_DEVIL_W_PRADA) August 26, 2016

この後、ナイジェルに洋服を見繕ってもらう所、サントラでかかっている音楽も大好き。アンディの表情がガラっと変わるので、自分の気分も分かりやすくあがります。

落ち込んでいる時は、視野が狭くなっている。
「どうして自分ばっかり」
「私はちゃんとやっているのに」
と思って涙が出てくることもあります。（映画の中のアンディのよう）
でも、本当に自分にできることは全部やった？もう本当にできることは何もない？

時には、泣いて感情を出してあげることも必要。
でも、落ち込んでいる時には見えていないこともあるのです。

先日も、落ち込んだ時、「プラダを着た悪魔」を見て気分を少し直し、マイノートに色々と書き出して分析してみた。そしたら、やっぱりできることはまだあった。落ち込んでいる場合ではなかった。

映画って、長いので最初から最後まではなかなか見れないけれど、ダイジェストをYoutubeで見るだけでも復活できる。

「プラダを着た悪魔」は今も昔も私を元気づけてくれる、大好きな映画です。