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【助産師のひとりごと】畳と子育ての関係

みなさま、いかがお過ごしでしたでしょうか?

 お久しぶりです!しばらくの間、note含めオンライン関連の活動を一旦お休みして、リアルでの助産師活動をしておりました。コロナも少し落ち着いてきて、対面でお母さん&赤ちゃんたちと和やかにお会いできるのは、本当に良いもんです。

 ところで、みなさまのお家には畳の部屋はありますか?
 実は、約10年前に改築したわが家、畳の部屋がありません。すべてフローリングに換えてしまいました。そのほうが掃除がしやすいし、数年ごとの手入れの手間が掛からないと思ったからです。何より、すべての部屋へルンバが行けることを優先しちゃいました。

 最近、市民センターなどで乳児健診や子育て相談をしていて、ふと気づくことがありました。赤ちゃんが対象の場合、会場は和室を使います。ママたちと畳の部屋でほっこりとお話ししていると、赤ちゃんたちがとても楽しそうにアッチへ行ったり、コッチへ行ったり…。「家ではこんなに動かないんですけど、ここに来たら、うちの子、すごく活動的です〜。」というママたちの言葉。

 たしかに、市民センターの少し広めの畳の間を、赤ちゃんたちは思い思いにズリズリ、ヨチヨチ…。畳はハイハイやあんよの時に滑らないですし、万が一、尻もちをついてもあまり痛くありません。また畳に倒れ込んでもその勢いが消えるので、上手に手を前に付くことができやすく、頭からゴチンとなりにくいのです。多分、赤ちゃん自身も本能的にそれを察知しているんじゃないかなぁと感じています。

 そのおかげか(?)、「今日、初めてハイハイしました!」とか「今までずっと『つかまり立ち』しかしなかったけど、今日初めて歩いたんです!」というシーンに遭遇することもしばしばあります。運よく、赤ちゃんたちの『初めて記念日』に立ち会えるなんて、本当にうれしい限りです!!「助産師やっててヨカッタ〜」と思える瞬間でもあります。

 そういえば、わが家の次男ですが、家の改築後に生まれました。フローリングの床が滑りやすいということもあり、家事で大人が近くに付き添えないときは、安全のため、ベビーベッドまたはマットを敷いた狭いサークル内で過ごしていました。今、思い返してみると、体を動かしたいと思えるような環境ではなかったなぁ…と反省仕切りです。ごめんよ〜、次男。

 そのせいか、次男は一歳近くまでハイハイをせず、歩いたのは一歳過ぎて保育園に通うようになってからです。入園後まわりのお友達に刺激されて、高速ハイハイを身につけ、すでに歩いている子たちを必死で追いかけていました!そして、そのうちにみんなと一緒に立って歩けるようになりました。(感動)ちなみに、保育園の他の部屋はフローリングでしたが、0歳児用の部屋はやはり畳張りでしたね。

 「お家に畳のお部屋がないよ〜」という方、意外と公共施設の乳幼児用スペースや乳幼児向けイベント会場などには畳があるかもしれません。特に、昔からあるような施設を利用している集まりは狙い目です♡赤ちゃんと散歩がてら、お気に入りの畳スペースを探しに行ってみてはいかがでしょうか?

こちらもぜひご覧くださいませ♪

 つい先日、QBBベビーチーズ for mom さんからメッセージを頂きました。私のnote記事を紹介してくださるということで、うれしい限りです!こちらはかなり前にまとめたものになります。当時、PC相手に苦戦しながら、なんとか作り上げた記事でしたので、感慨もひとしおです。本当、あの時くじけずに完成させておいて良かったです。必要な方々へ情報が伝わると良いなと願っております。

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わくわくするような内容を全力でお届けします😊