Reysol_メンデス監督辞任会見

メンデス監督辞任報道まとめ

メンデス監督の辞任報道を一通りまとめました。
(3月14日18時現在の主なスポーツ誌記事)

※解任という言葉を使っているのはメディアだけ。

※記事タイトルをクリックで元記事が開きます。

【スポニチアネックス】

柏メンデス監督 3戦で電撃辞任“家族問題”も未勝利の手腕に…

記事抜粋)チームは開幕から浦和、大宮に連敗。この日も終了間際の失点で追いつかれた。セットプレーから失点を繰り返す悪癖を修正できず、ロングボール主体の攻撃練習をしながら試合では細かいパス回しを求める采配にも疑問が残った。試合前日は昼食、夕食、夜食を全員で食べることを強いるなど選手を管理。ホーム試合の前泊を導入したが、渋滞でスタジアムまで1時間以上を要して地の利を生かせず空回りした。主将を8人任命する異例の体制も、主将に選ばれなかった中堅からは不満が噴出。求心力を失っており、家族に健康上の問題がなかったとしても解任は時間の問題だった。

【スポーツ報知】

【柏】メンデス監督解任、開幕3戦スピード決断 新監督に下平HC

記事抜粋)ブラジル出身のメンデス氏は試合に関する質疑応答を終えると「強化部と協議を設け、私の家族の健康上の問題で本日が指揮をする最後のゲームになりました」と経緯を説明。瀧川龍一郎社長は「成績と辞任は関係ない」と話したが、開幕3試合で1分け2敗。キャンプから時間をかけてチーム作りを進めてきたが、内部から「まともな戦術がない」「監督は素人」など不満の声が噴出していた。フロントも求心力の低下を認知しており、関係者によると数日前から解任に向けた準備を進めていたという。

【日刊スポーツ】

柏メンデス監督が辞任 家族問題理由も事実上の解任

記事抜粋)メンデス氏は欧州指導者ライセンスで最高レベルの「UEFAプロ」を持ち、1月の新体制発表では「目標はACL出場権獲得」と自信たっぷりに宣言した。しかし、リーグ戦で13年ぶりの開幕2連敗で開幕ダッシュに失敗。失点が続き、戦術の不透明さなどから内部では不満の声も上がっていた。会見に同席した瀧川社長は「成績不振による解任ではない」と話したが、事実上の解任とみられる。メンデス氏の招聘(しょうへい)に尽力した渡辺強化部副部長がスカウトへ配置転換され、降格とも言える人事で責任を取らされた形となった。

【日刊スポーツ】

柏FW田中「結果を出していれば…」無念の監督退任

記事抜粋)クラブ側は会見で、あくまでメンデス監督の両親が体調不良のため、辞任すると強調した。一方、選手は自分たちのパフォーマンスが指揮官の去就に影響したと感じていた。柏復帰後初ゴールを決めたFW田中順也(28)は「使われた時間の中でもっと結果を出していれば、監督に違った未来を見せることができた」と反省。主将のMF大谷秀和(31)も「今日、逆転まで持っていけたのはチームとしての成長。やっていることは決して間違ってなかった。ただ最後の時間の進ませかたが(勝敗に)響いた。最後、勝てなかったのが残念」と1勝をはなむけに出来なかったことを悔しがった。

【デイリースポーツ】

J1柏 メンデス監督が辞任を表明 後任は下平ヘッドコーチ

記事抜粋)会見で「今節のゲームに全身全霊を懸けて戦ったが、本日のゲームが最後になった。この場を借りてサポーターをはじめ関係者の皆さんに感謝の気持ちを伝えたい」と話した。辞任についての質疑応答を受け付けることなく、途中で会見を退席した。

【Jスポーツ(後藤建生)】

早くも監督更迭となった柏レイソル 何のための監督交代だったのか!

記事抜粋)迎えた2016年シーズン。柏はブラジル人のミルトン メンデス監督の下で戦うことになった。だが、開幕から3節を終わった段階で1分2敗となり、ついにミルトン メンデス監督の更迭に踏み切った。表向きは「家族の問題」による辞任とされているが、事実上の解任である。
僕は、開幕前のちばぎんカップ(対ジェフ千葉)や開幕節の浦和レッズ戦をスタジアムで観戦したが、監督もまだ選手たちの特徴を把握しきれず、そして、選手たちも新監督のやり方になじんでいない。そんな印象を受けた。選手によっては昨年と違うポジションを任された選手がいたし、全体をコンパクトにして戦った吉田監督とは違って、ピッチを大きく使ってスペースと作ろうとするミルトン メンデス監督では、選手に対する要求もまったく違う。そう簡単になじめるはずはないのだ。
「まったく、もったいないことをした」。
昨年の1年間で選手たちはたくましくなり、吉田監督もトップチームの指導者としての経験を積んだはずで、もう1年そのままの体制でやってみれば、チームの基礎を固めることができたはずだったのに……。クラブの首脳陣は、どういう判断で監督交代に踏み切ったのか。
そして、新しい監督を迎える以上は(しかも、新監督の方針が前任者と大きく違うのであれば)、新チームの完成に時間がかかるのは当然。わずか3節で、再び監督交代となれば、混乱は尾を引くはず。もちろん、人事問題、監督交代劇は論理だけでは進まない。大人の事情もあるのではあろう。だが、そんなことでせっかく築き上げてきたクラブの基礎が揺らいでしまっては元も子もないはず。新任には、吉田元監督と同じくユースの監督を務めていた下平隆宏コーチが昇格するというが、さてうまく立て直すことができるのか。それとも、クラブは迷走に陥ってしまうのか。


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