シアター・アルファ東京「ショート・シアター・フェス2023」でのパワハラ事件について

私がこれを発信したところで何か意味があるのかと言われると何も言えないのですが、私自身がこれをスルーしたくないと思ったので触れさせていただきます。


上記のなかないで、毒きのこちゃんから発表された報告に出てくる劇場オーナーA氏が、私と同ジャンルの演劇に関わっている方で、本件の少し前のタイミングで立ち上げに動いていた、A氏も参加する劇団のメンバーに私も入っていました。
しかし、この事件があったことで私の方から旗揚げの動きを止めて、旗揚げに際して傷付く人間が劇団外にも劇団内にも発生しないように、劇団HPにしっかりとA氏直筆の説明・謝罪文を掲載する、新劇団において実施していく具体的なハラスメント対策の内容を書くといったことを提案しました。
それについて、A氏からは昨年7月21日に「社内で検討します」とお返事を頂いて以降、ご連絡を一切いただけていません。
そして今現在は、劇団旗揚げの動きは完全に止まっています(本件以外の理由による部分もあるのですが、A氏から本件についてご返信が無いというのも停滞の原因の1つと私は認識しています。)

また、上記のやり取りの数日前まで上演されていた芝居の打ち上げの席で、A氏とシアターアルファを経営する会社の社員の方と同席した際に、社員の方が本件について「Aがお騒がせしてますー!(笑)」と笑いながら話していたことから、(場の雰囲気を壊さないためというのも考えられはしますが)個人的にはシアターアルファ側としては本件を重く受け止めていないという印象を受けました。
それを受けて、私はA氏と喫煙所で2人になった際に、改めて本件の経緯についてA氏側の認識を聞いたところ、「本件があったその日の夜に菓子折を持って謝罪している」ということを話されていました。
文脈としては、「なので、このように公に向けて経緯を発信されていることに戸惑いを覚えている」といったようなニュアンスと受け取れました。
ですが、参加団体から発表された経緯には載っていないものの、本当に菓子折を持って謝罪をしていたとして、各団体がその謝罪では納得できなかったからこそこの状況があるのであって、そこは納得いただけるまで真摯に謝罪や説明責任を果たすしか無いのではないかと私からお伝えしたのですが、A氏は「でも、もう謝っているのでこれ以上できることは自分には無い」とのことでした。

<2024年8月8日追記>
Twitter(現X)で、当時の演劇祭参加団体のひとつである日本のラジオ主宰の屋代さんから、菓子折の件は別件(オペの不手際)に対する謝罪だったこと、それゆえに経緯報告には当然載っていないということをご教示いただきました。
私とA氏の会話では、事細かな言葉の詳細は流石に覚えていないのですが、A氏は「パワハラの件について菓子折を持って謝罪した」という意味として菓子折のことを話していたと私は認識しています。
何故なら、その時の会話の中ではパワハラ問題の件についてしか話していないからです。
オペの不手際に関してなど、演劇祭におけるその他の問題の話題は一切出ていませんでした。

https://x.com/hidekiyashiro/status/1821280680787243251?s=46


私としては、何かアクションを起こしているとしても、各団体や本件を気にかけている方々が納得できていない以上は、関係者全員が納得できるまで真摯に対応を続けるべきだと考えていたしそれをA氏にもお伝えしていました。
ですが、力が及ばず本当にやりきれません。
これをもって最終ご報告とされるとのことですが、私自身も今後A氏と関わることがあった際に、まだ何か出来ることは無いか、しっかりと考えていきたいと思います。

本当にこれは何の役にも立たない、ただ私の気持ちのために書いているだけの文章になってしまっていますが、A氏側に関わっていた者として、自分だけでも少しでも真摯でありたいと思い発信させていただきました。
力及ばず、申し訳ございませんでした。

※私は本件における直接的な関係者ではなく、あくまで関係団体の皆様の出来事ですので、私からこれ以上発言できることはありません。
あくまで私的な文章と捉えていただければ幸いです。
私に何かご質問いただいても回答はできかねますので、ご了承ください。

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