沼までまっしぐら

宝塚歌劇団を好きになってしまった。

ずっと、1度は見てみたいと思っていてその機会が来たのが今年の5月だった。

初めての宝塚は月組の無限無双/クルンテープ。

大変申し訳ないことに丁度頭の調子が悪いころで、安定剤で頭をふにゃふにゃにしていたのでぼんやりとしか覚えていない。

1番印象に残ったのは沢庵和尚で、後でプログラムやらなんやらを見たら組長とわかった。光月るうさん、覚えた。

もちろんトップと2番手もよく目に入ったので頭に入った。

と思ったら2番手の美弥さんは退団が決まっていて月組からいなくなってしまった。悲しい。


舞台とショーの合間の休憩でキャトルレーヴを廻り、ポストカードコーナーで色々な人の写真を見た。

多分全部の組の全部の人に目を通したと思う。

そこで見つけてしまったのが朝美絢さんだった。


7月、テレビ番組に雪組が出演した。

もちろん見た(なぜかU.S.A.しか出ないと思っていてトップと娘役さんの出番を見逃すという大失態をやらかしたが)。

朝美絢さんはもちろんのこと、スターさん達全員がかっこよくて美しくて両手で顔を覆い「かっこいい…」と呟くしかできなくなった。

雪組の公演を調べ、絶対に行くぞと思った。


壬生義士伝チケットとれない問題を乗り越えてどうにか1日だけ行けることになった。

キャトルレーヴオンラインでBDを購入し、届いてから公演に行くまでにほぼ毎日見た。

パンフレットも読んだ。

 BDを見ながら実際に見ることを想像して動悸が激しくなったりしていた。

ショー(Music Revolution! )も最高。最初にトップに続いてスターさん達が出てくるところ(彩風さんにスポットライトが当たって顔の角度を変えるところ)、ジャズのところ、カノンのところ、朝美さん永久輝さんが並んで橋に出てくるところ、ラインダンスのところ、Music is my life のところ(凪七さんと望海さんが仲良しのところ)、が特に気に入っている。どの場面も最高だけど。


はい、観劇当日。始まる前から観劇できることが嬉しくて嬉しくて感極まって泣きそうになっていた。

本当にあっという間に終わってしまった。

だばだば泣いた。好きがあふれた。

やっぱり生は違うと思った。

声の振動がはっきり伝わって迫力がすごかった。

 BDを見始めた最初の方、吉村が完全に田舎侍で南部弁も聞き取りにくくてだっせえ(そう、斎藤一のように)と思っていたが、南部弁、味があって最高!!吉村死なないで生きてお願い!!!になった。

今も BDは2日に1回くらい見ているが、吉村の登場シーンで涙が出てくるようになった。

学習してるねえ!


キャトルレーヴにも寄ってスチール写真をほいほい回収して買いたいだけ買った。

1番のお気に入りは吉村と大野が笑っている写真。

胸がぎりぎりしてしまうから部屋に飾ってはいないが、たまに見て2人の最期を思ってひぃんとなろうと思う。

ちなみに飾っている写真は新撰組の登場シーンの沖田土方斎藤がよく目立つものと、ショーで永久輝さん朝美さんが橋で仲良くしてるもの(沖田斎藤コンビ好きすぎる)である。

ルサンクとかその他色々も買った。はかどる。


現在。スカイステージ契約済、友の会入会済。

録画用に容量がビッグなHDDも買った。

舞台の上でめちゃくちゃかっこいい美しいみなさんが素でわちゃわちゃしてるの見るとどんどん好きになってしまう…。

ギャップ萌えが過ぎる。

他の組も見に行きたい。見れば見るほど好きな人が増えていくので恐ろしいが、今いる人達は今見ないと、と思う。

1日の半分以上宝塚に触れているが全然飽きない。すごい。

宝塚なりきりレッスンみたいなものにも行くことにした。

家でショーの動きをトレースできないのが悔しいので(できるわけがないことはわかっている)少しでもコツのようなものがつかめるといいなと思う。

壬生義士伝流しながら書いてたけれどももうすぐ終わってしまうなあ。さみしいなあ。

この沼がどれくらいの深さが知らないけど、ぽかぽかしてとても心地よいのでなるべく長く浸かっていたいものである。

おもさげながんすおもさげながんす…。




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