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気になった記事

同じ人についての記事が2個あって、元記事は改ページとかで読むのが面倒な状態だったので、自分が読みやすいように貼り付けてみた。

本紹介

図書館にあったら読んでみたい。

記事①:25年間で10回転職したグーグル首席デザイナーが教える「面接官の心をつかむテクニック」4つの方法

アメリカ向け、ではあるけど外国人面接の参考になるかも。あとこの方のポジション的にスキル重視だから転職回数云々は無いだろうけど、日本だと転職回数で履歴書の時点ではねられてるかも?(もったいないよね)
前置き部分は貼り付けて無いので、元記事で読んでね。

【1】面接をリードする

 応募者の切実さや努力とは対照的に、面接官は採用活動に無関心である。非常に申し訳ないが、それが現実だ。言い訳をさせてもらえるなら、社員はトイレに行く暇もないほど会議のスケジュールが詰まっている日がほとんどだ。

 1名を面接するには6~7人の社員が必要だが、応募者数が多く、対応できる面接官の数は限られているので、どうしてもスケジュールがタイトにならざるを得ない。事前に履歴書をしっかりチェックできないこともよくある。

 ほとんどの応募者が自分のことを“質問を受ける立場”だと考えて、「聞かれたことに答えよう」という姿勢で面接に臨む。そのため、面接官が会話をリードするのを待ってしまう。

 そうではなく、インタビューの進行役を務めるのは自分だと考えてみよう。「面接官は自分について何ひとつ知らず、履歴書を読んでもいないし、会話の内容について何の準備もしていない人だ」という前提で面接を受けるといい。

 面接官は、実はあなたに興味がない。次の会議の案件、報告書、プロジェクトのデッドラインのことで頭がいっぱいだ。それが面接というゲームのルールであり、自分だけが不利なのではなく、どの応募者も同じ条件だ。だから、質問されるのを待つのではなく、自分から会話を引っ張っていくスキルが求められる。自分を評価する企業や面接官の立場に立ち、自分という人間をどんなふうに見せたいのかを考えて、会話を誘導しなくてはいけない。

【2】印象づけたいスキルをアピールする

 面接官は、応募者についての意見書を提出することになっている。これはかなり時間をとられる作業だ。私が面接官を引き受けたくない主な理由でもある。そこで、逆転の発想をしてみよう。自分に関する所見を面接官の代わりにまとめて、自分の思いどおりに意見書を書いてもらえるように仕向けるのだ。あなたについて、いちばんよく知っているのはあなたなのだから。

意見書は通常、大きく3つの項目に分かれている。

 まずは、技術について。職務に合った能力があるかどうかを評価する。主に、専門知識や創造力、コミュニケーション能力、プレゼンテーションスキル、実行力などのチェックが行われる。面接官のノートに書いてもらいたい自分の能力を面接時に繰り返し強調しよう。このとき、他の応募者にはない自分ならではのスキルを“ストーリー仕立て”で伝えるとなおいい。単語を覚えるのは難しいが、ストーリーなら記憶に残りやすいからだ。

 2つ目は、ソフトスキルだ。主に性格や開放性、態度、価値観などをチェックする。この項目は、特別に優れた部分を選ぶのが容易ではないため、目立った点を報告書に記入する場合が多い。そのため、悪目立ちする発言や行動がないように気をつけたい。面接官がしきりに首をかしげたり、眉をひそめたりするような状況にならないだけでもひとまずは成功だ。

 それでも、キーワードを1つ印象づけておきたい。とてもポジティブな人だとか、おもしろい人、他の応募者の話に熱心に耳を傾ける人、など。自分について、面接官に覚えておいてほしいソフトスキルを印象づけるようにする。ただ漠然と「いい人だった」という印象だけでは足りない。面接官の記憶に残る何かがなければならない。

 最後はリーダーシップ。会社の長期的なビジョンのためにかなり重視されるスキルだ。成長のポテンシャル、ビジョンを提示して問題を解決する能力、チームワークと協業のスキルなどを主にチェックする。面接官が意見書に記載できるように、リーダーシップの高さを裏付ける具体的なエピソードを用意しておこう。

【3】最後の5分で好印象を残す

 心は記憶の産物だ。人間は論理的でも合理的でもない(そう見せかけているだけ)。それに、とても感情的で情緒的だ。そのため、政治や経済、マスコミ、広告などはすべて感情を刺激して、人々の心を動かすことに焦点を合わせる。

 認知心理学の巨匠ダニエル・カーネマンが提唱した「ピーク・エンドの法則」は、面接にもあてはまる。ある出来事についての人間の評価や印象は、何を記憶するかにかかっているという法則で、この記憶に最も大きな影響を及ぼすのは、感情が昂った絶頂の瞬間(ピーク)と最後の瞬間(エンド)だという。つまり、終わりよければすべてよし、ということだ。

そのため、面接の最後の5分が重要になる。時間に追われてあたふたしていたり、緊張したままおどおどしていたり、「最後に質問はありますか?」と面接官に聞かれたときに曖昧な笑顔で「ありません」と答えて、気の抜けた印象を残してはいけない。記憶のエラーによって、最後の5分が1時間の面接全体の評価を左右する。ポジティブなエネルギーとこの人は信頼できるという印象がたっぷり残るように締めくくろう。

【4】「逃したくない人材」だと思わせる

 複数人の意見を集めるとはいえ、1時間の面接で採用すべき人材かどうかを100%確信するのは簡単なことではない。こんなとき、他の会社があなたを欲しがっているという情報があれば、面接官の確信を強めることができる。「売り切れ間近」というテロップで視聴者を焦らせるテレビショッピングの手法と同じだ。

 そのため転職活動をするときは、第一希望以外の会社にもエントリーしておいたほうがいい。入社する気のない会社でもかまわない。「自分は多くの企業が欲しがる優良物件だ」ということを第一希望の会社に見せられればいい。複数の企業を同時に受けると、一社で学んだことを別の会社でも活かせるし、面接に慣れて失敗を減らすこともできる。何と言っても、自分に有利に面接を進めていくことができる。

 私を採りたいなら急げ、というサイン。売り切れ間近。他人が欲しがっていれば、自分も欲しくなるというのが人間というものだ。

 面接とは人と人が会い、人の心を動かすものだ。そして何より、自分に対する相手の心を動かさなくてはならない。ここで最も重要な点は、自分への愛情と自信が欠かせないということ。自分ですら愛していない自分を、誰かに認めてもらいたいと願うなんておかしな話だ。そして「面接は面接官のものではなく、自分のものだ」という姿勢を忘れないこと。あなたこそがストーリーを構成する脚本家であり、監督であり、主人公だ。幸運を祈る。

プロフィール:キム・ウンジュ

韓国出身のGoogleの首席UXデザイナー。Googleの核心部署である検索と人工知能チームの首席デザイナーとして働き、2020年には社内の「今年のデザイナー賞」を受賞した。25年で10回の転職を経験。1998年に27歳で渡米。イリノイ工科大学(IT) デザイン大学院修士課程を修了し、モトローラ、クアルコムなどでキャリアを積む。2013年、韓国に帰国してサムスン電子で円形スマートウォッチの開発を主導。2018年、47歳で米シリコンバレーのGoogle本社に入社。

記事②:米グーグルで首席デザイナーに上り詰めた韓国出身の女性が教える「脱ネガティブ思考」7つの方法

【1】空き時間を作らない

 まずは、忙しく過ごすこと。時間に余裕があると、雑念が増える。その隙を与えないように、大掃除を始めたり、ショッピングをしたり、映画を観たりする。私は自分の怠けグセを知っているので、講演やミーティングの予定を入れたり、いつまでに何をすると約束をしたりして、未来の自分が逃げられないように先手を打つ。1人で決めるだけでは失敗に終わることが多いので、なるべく他の人々にも知らせておく。

【2】ネガティブ思考を認識する

 ネガティブなことが頭をよぎった瞬間、自分がネガティブ思考になっていると認識することが大切だ。そして、自己憐憫や現実逃避、自己欺瞞、自虐などにつながらないように警戒する。どん底に落ちていると感じたときは、幽体離脱のようなイメージで、体から抜け出して自分を上から眺める想像をしてみる。すると「あんなところにいてはいけない……」と自分を救い出そうという気持ちが芽生えたり、実はどん底ではなく浅い溝にいるだけだと気づいたりもする。

【3】他人の言葉に大きな意味を持たせない

 自分を傷つける相手をよく観察してみると、彼らも不安定で痛みを持つ人々であることがわかる。また、あれこれ出しゃばっておせっかいをしてくる人のほとんどが、実はこちらの人生に対して関心がないということもわかってくる。聞き流す練習をしてみよう。これが上手になると、生きるのがずいぶん楽になる。あなたの心をかき乱す相手とは縁を切るか、なるべく距離を置いたほうがいい。

【4】過去との戦いに勝つ

 過去のトラウマに苦しめられることがある。特に、幼い頃に親から受けた傷によって、今も苦労している人は少なくない。私も年を重ね、自我の実体を知るにつれて、過去の亡霊がしつこく現在の自分を縛っていることに気づいた。忘れようとするとか、気にしないようにするだけでは解決しない。絶対的な意志の力が必要だ。「過去の傷に現在の自分を破壊させるもんか」「昔の偶然の不幸に、人生を台無しにされないようにしよう」「自分の人生は自分で守るんだ!」という強い意志。多くの努力と訓練が必要だが、私も長い時間をかけて過去から自由になった。

【5】日記を書く

 振り返ってみると、日記が自分を守るために大きく役立ったと思う。中学1年生から大学卒業まで書いていたから、考え方や自我が確立される時期に書き続けていたことになる。漠然とした感情を文章に書いてみると、思考がはるかにクリアになり、どれほど無駄なことで苦しんでいるのかが見える。そして、書き溜めた後で読み返してみると、同じ心配や悩みを繰り返していることがわかり、思わず叫んでしまう。「うわぁ、もう悩むのはやめよう! 前進!」

【6】旅行をする

 日常に埋没しすぎないよう、旅に出る。コロナ禍前は、金曜日の夜に思い立って週末旅行をすることも多かった。いろいろな場所をめぐっていると、おのずと謙虚な気持ちが芽生える。壮大な自然を前にすると、どんな憂いも小さく感じられるし、人が生きる姿を見ながら自分の人生を省みたり、もっと一生懸命生きようという気持ちになったりする。がんばってお金を稼いで、いろんなところに旅しようと考えるのも楽しい。

【7】運動する

 運動はメンタルヘルスの強い味方だ。身体的に元気になるのはもちろん、運動に集中している間は雑念が消える。地道な運動は自信回復にも役立つ。誰もが知っていることを最後に入れたのは、わかっているくせにやらないから……。私自身に向けた言葉だ。運動しよう。


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