生きたい
私の小さかった頃を知る人間は、私が生きていくにつれて少なくなってくるね
私の青春の日々を知っている両親もいつかは、いなくなるね
私が残された余命を、どのように生きていたか知る人もいずれ、いなくなるね
私自身もいなくなるから、私が存在していた事実も、いつかは忘れさられちゃうね
人間は誰もがいつかは死ぬと、頭では理解できても、現実にまもなく死ぬと宣告されれば辛いよね
何をすべきで生を授かり、何かを成し遂げないと意味がないと焦燥感だけは日増しに増えてくるね
辞書や伝記に載る人は、はじめからそんな人になろうとしたんではなく、後世の人間にそういう風に、されたんだよね
悔いのないように、未来が私を名もなき無名の人間にすることがわかっていても、今を生きるしかないね
争わないで、仲良く生きていたいね
最期は楽しいこと考えたいね
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