『FUTURE STAR』茅原実里(思い入れのある曲シリーズ)

始まりの二曲でアニソンを取り上げたこともあり、今日もアニソン界隈のアーティストである茅原実里さんの『FUTURE STAR』という楽曲を取り上げたい。

この曲が収録されているアルバム『Parade』は茅原実里さんの作品の中でも随一の名盤だと思う。(他のアルバムを全て聴いたわけではないけど…)

こんなことを言うとディスっているように受け取られてしまうかもしれないけれど、茅原実里さんの歌声は守備範囲の広いタイプではなく、得意とするポイントに特化しているような印象がある。

そんな中で、このアルバムの持つコンセプチュアルな雰囲気と曲調は歌声との相性が抜群で、最も真価が発揮されていると思う。

この『FUTURE STAR』以外でも、シングルとしてリリースされた三曲はもちろんのこと、『Voyager Train』、『Prism in the name of hope』、『Lush march!!』『花束』あたりの楽曲は必聴である。

そして『FUTURE STAR』という楽曲そのものについて言うと、この曲の中で一番好きなのは間奏である。

…ボーカルじゃないんかいというところだが、ど頭のボーカルが入った後に流れる転調していく間奏、ここがたまらなく好きだ。

ここで流れるシンセの音が特に好きで、何となく音色からゲームのロックマン感を感じ取ってしまうのは自分だけだろうか。

力強いボーカルが生えている箇所ももちろん必聴なのだけれど、この間奏部分にも是非注目してもらいたいと思う。

ちなみにyoutubeなどでこの曲を検索すると、何故か曲に合わせて情熱的なオタ芸を披露する動画が多数ヒットする。

オタ芸の定番曲という位置付けもあるんだろうか…

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