【詩】 詩は

詩は何処へも行かず待っていてくれる
野望も目標も目的も必要ない
好きな時に  好きな事を  好きな様に書けばいい

発表してもいい しなくてもいい
保存してもいい 捨ててもいい
途中で投げ出してもいい 引出しに仕舞ってもいい
後で引っ張り出してもいい 何回も書き直していい
スマホで書いてもいい PCでもいい
紙に書いてもいい 声を吹き込んでもいい

詩は胸の中心にある白い空から顔を出す
言葉が鳥になってじゃれるように舞っている
心象風景は変わりやすい天気
錨になって深海に落ちる
自身をナイフで切りつけて血が漂う
泣きじゃくる幼児が居れば 慰める手がある
浮かんでは消える泡 生きたいと息している
言葉は生かそうと背中を押す味方
見方を変えれば活かし方が見えてくる
君なりの仕方で導いたり導かれたり 愛そう


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