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ザリガニの行く末

長男が同級生の家へ遊びに行った。田んぼも川もあるから、ザリガニが捕れるよと言われ、しっかり虫かごをもって行った。もちろん、ゲームも小脇に抱えている。学年の違う子たちも集まり、12人も集まったそうだ。

大人数が得意だとは思えない長男よ、大丈夫だったろうか・・・。

迎えに行くと、すぐさま車に乗り込む長男。ばいばいくらいは言ってよ・・・疲れたと若干機嫌悪し。

虫かごにはしっかり、ザリガニとドジョウが1匹ずつ入っている。

分けて飼うのは面倒くさい。ドジョウ食べられちゃうかな・・・

餌何食べるのかなあ・・・とりあえず、常備しているカメの餌をあげてみると、ザリガニは細かなハサミを使いながら、食べ始めた。

 妹も手伝って、毎日水を変えてくれていたが、学校が始まり週の半ばには、生存確認のみ。


バシャバシャっと水が跳ねる音。

ザリガニが、ドジョウを捕食しようと狙って、ドジョウが逃げている音だった。

今まで仲良くしてたのに・・・お腹がすくとえさに見えちゃうんですね。

水を変え、カメのえさをあげたら穏やかに食べ始め、平和が訪れた。

いつまで、この狭い世界で過ごしていくのだろう。そして母はいつまで、生き物係を続けたらいいのだろうか?

2020年11月2日 アメリカザリガニは、外来特定生物の指定されたそうだ。飼ってもいいけど、放流してはいけないし、元のところに戻してもいけないと環境省のホームページに載っていた。

こいつは、アメリカザリガニなのか?もしそうだとしたら、偶然拾われ、おうちにも帰れず、この狭い世界で一生を終えなければならない。

日本古来からいるドジョウを襲ったとなれば、さらに罪深いザリガニになってしまう。

ザリガニについて調べてみた。

ザリガニには、二ホンザリガニとアメリカザリガニがいる。       二ホンザリガニの特徴                        色:暗褐色  大きさ:4~6㎝ 頭:正三角形でとげがない      ハサミ:トゲがない                         アメリカザリガニの特徴                       色:体の色は全体的に赤色(中には褐色もいる) 大きさ:8~15㎝    頭:鋭い三角形でトゲがある ハサミ:トゲがある。

ウチダザリガニというのもいるらしい。食用としてアメリカから来たそうです。色:緑褐色 大きさ:15㎝~20㎝ 頭:尖っていて二つのトゲやある。ハサミ:大きくてトゲはないが、白い模様がある。

さてさて、こちらのザリガニはウチダさんではなさそうだが、二ホンかアメリカか・・・運命は如何に。

緑の藻が生えてしまいよくわからないがよく見るとハサミのところにとげとげあるな・・・

どうやら自然界には、帰れなそうだ。

寿命は、平均6,7年ほどと書いてる。彼は今何年目だろうか・・・。

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