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基本を見つめる

先月中旬から調子が悪い。赤字ばかり。自分を見つめてみると、プロセスよりも結果ばかり追い求めていた。

 独立したてのときは、まず儲けるためにどうするかというプロセスから入り、ちょっとの利益が出たり、損したり、全体としてわずかな利益が出ていた。それを2か月続けていたら、11月の爆上げの相場に突入。何もしなければ、利益が出ていたのに、その月に莫大な損失計上。そして、焦りから結果を追い続けて我を失っていた。

 この本は古く、難解だが読むたびに発見がある。昨日、すがる思いで読み返したら、「考えを変えているのに実行できないのはおかしい。それはいずれ破綻する」という記述が飛び込んできた。

    「原因」と「結果」の法則 という本をひょんなきっかけで読んでみた。

色々な事が起きるがすべては自分の心の問題、という事が書いてあった。結果も周囲の環境も自分の心次第、ということ。

結果が思いと異なり、悩むということは、自分の心とやっていることが異なるので、結果が出ない、ということ。当たり前と言えば当たり前だが、自分も理解しているつもりでも、実行できていなかった。

 トレードも同じ。デイトレードもスイングトレードも長期投資も同じ。自分の卑しい心で考えたことは悪い結果しか出ない。そして立花義正氏の本には、心構え的な事はあまり書いていないが、よくよく読むと行間に筆者の悩みや心の動きがにじんでいる。

 これから先の人生を相場で生きていこうと思っているので、たまには自分を見つめて、相場を注意深く観察し、心を整えてからエントリーしないと一気にやられるだけ。一生貧困に苦しむことになる。それを心に刻み、相場で踊らないように、躍らせられないように、自分の頭で考えて実行するのみ、という基本を思い出せてよかった。


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