投機に大事なこと

自分のペースで行う事。

 当たり前のことだけど、自分が嫌だと思うときに投機をしても損する確率は高い。毎日会社に行って、決まった日に給料をもらえるわけではないし、小売店のように、決まった時間に店を開けて、お客様と接してリピーターになって貰えるわけではない。相場は平日には開いているので、やりたいと思う日にやればいい。

 また、一年中相場と対峙するという事は、相場依存症やギャンブル依存症に陥る可能性があると思う。それを回避するためには、休みを設けて自分を客観的に見つめ直すことが必要。なので、一月位、自分に合わないと思うなら思い切って休んだ方がいいと思う。

力量以上の事をしないこと。

 これは人により考え方が異なるのが、私の考えでは、資金の1/3くらいでトレードするのが良いと思う。FXをしたことがないからわからないが、100倍のレバレッジを掛けてトレードするという事は、一気に資金を失ってしまう可能性があるという事。逆に一気に資金を10倍にできるという事。これをうまく使えば一気に金持ちになるが、その興奮状態をいつまでもよい状態でキープできるかは、その人それぞれの力量なのだろう。

資金のほかは、自分の気力・体力という事も大事な要素。大体の人は一人でトレードするのだから、逆に引かされた時に、どこまで踏ん張るか、どこで辞めて損切りするか、という事はその人の気力・体力にもよるのだろう。自分の力量を冷静に見つめて、その力量以上のことをやれば、どこかでブチ切れる。そうならないように、力量の判定をいつも心がけよう。

雑音無視

 いろいろな情報がリアルタイムや投資マガジン、投資情報誌等々にある。また、チャート分析や経済分析、星の数ほどある。

朝のニュースで相場解説する人がいる。その人の言う通りになることもあればならないこともある。でも、その人が責任を取って損失補填してくれるはずがない。信じられるのは自分だけ。他人が勧めるものは、すべて無視。そのくらいでいいと思う。

チャート、データ重視。

 相場で起きたことは全てチャートに現れる。ここで、少し脱線するが、タンポポを正しく描くことができますか?ちょっと5分くらいかけて、頭に思い描いてみて。







五分経ち、思い描きましたか?きっと、きれいな黄色のタンポポの花を思い描いたのではないでしょうか?でも、それは「タンポポの正しく描いた」ことではありません。タンポポの根っこは長いものは1mくらい地中に根を生やしています。チャートも同じ。色々な材料で上下したり、何の脈絡もなく変化する。そういう目に見えないことを織り込んでいるのがチャートなので、チャートを見て、チャートだけを見るのは表層を眺めているだけのこと。チャート重視というのは、そういう目に見えないところまで、データとともに動きを見ること。アノマリーも立派な投機手法だし、チャート、データを重視することで、自分を感情の渦から客観的に俯瞰できるようになるではないか?



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