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シャニマス5.5thライブレポート 私が見た景色

アニメのシャイニーカラーズ1章先行上映を見た後にこの記事をまとめていることを、まず最初に書いておきます(アニメのネタバレはありません)。
また、ライブ周辺の出来事(グッズ購入とか交流とか)は今回省略して、ライブ本編だけを書いています。

さて、先日10/21-22の日程で、シャニマス5.5thライブ「星が見上げた空」が開催された。

直近のライブである「我儘なまま」が7月下旬、この時の告知コーナーで発表されるのは大半の人が6thの開催告知だろうと思っていたのではないかと思う。
・・・が、まさかの5.5thというハーフアニバサリーのイベントとなった。その間、約3カ月。この短期間に、しかも周年イベントの名前を冠しているイベントを開催する意味、そしてシャニマスが我々に見せたい景色はどんなものだろう?と期待が高まる。

チケット争奪戦は担当のイルミネが出るDay2には惨敗したものの、なんとか土壇場で参加できることになり、ご縁をいただいた方には感謝をしてもしきれません。改めてありがとうございました。

DAY1 

座席指定ありのアソビチケットを初めて使った。
実際の座席は入場した時に初めてわかる仕組みになっているので事前に座席番号がわかるイープラスと異なるガチャのドキドキ感があった。

そして入場…

え!?アリーナA3!?7列目!?!?

存在していることは知っていても自分では見たことがない席番

実際の座席に行ってみると、メインステージまではもちろん、センターステージまで10m、花道の真横5mというこれまでのライブ参加の中でもとびきりの良席・・・
これまでのシャニマスのライブで個人的な両席といえば、4thのDAY2でアリーナB列の最前引いた時か。

何言ってだこいつ、って感じだけど、良席であるが故の死亡(オタク的意味で)だった。
今回の5.5thのDAY1には担当はいないので同じような死を迎えることはなかったにしても、純粋にライブを楽しむことができた。

ストレイライト、シーズ、そしてコメティックと「強い曲」の面々が揃っててブチ上がったし、ノクチルは花道を走るところをすぐ真横で見られて感激!ライブ中に大型ビジョンの映像を一切見なかったのは初めて、そのくらい近い。

この距離で見ると改めて色んなことに気付かされる。

マイクを通してない生の声がチラッと聞こえたり、ダンスの細かい振りまでしっかり見られる。キャストの熱量がこちらまで伝わってくる。
この日のリーダーユニット的な立ち位置で我々を圧倒したストレイライト。
キラッキラな透明感をこれでもかと見せつけたノクチル。
これまで以上に楽しそうな表情でパフォーマンスしていたシーズ。
オープニングから初登場と思えない完成度で会場をぶち上げたコメティック。
みんな良かったなあ!最高だよ。
この位置だからファンサもレスもめっちゃくちゃもらえる。岡咲さんや幸村さんと目が合ってさらにテンションが上がってた!特にAmbitious Eveでは田中さんが自分の目の前で歌う時間が長くて、「今まさにドキドキの」してた。

幸村さんほっそ!とか、紫月さんの足いい!とか決して思ってません。たぶん。

DAY2

イルミネが出る日なので、ほぼイルミネのことしか書いてないです。

朝からとにかく緊張しまくっていた。自分が。

特に1stを意識させるような、ビヨンド・ザ・ブルースカイをKVにしてきたわけなので、「もしやヒカリのdestinationが最初に来るのでは…」と思うとメンタルがもたなさそうなので、このタイミングで開催されていたイルミネイベントに合わせて、たこ焼きを食べて落ち着くことにした(?)。

この日の座席はDAY1と反対側のスタンド。センターステージ真横、花道もメインステージもよく見えるとてもいい席!

開演はまさかの全員登場してのDaybreak Age、からの、ユニット初手は放クラ猫。
いや、開幕即◯は免れたな・・・

アルストロメリアを挟んで、イルミネの1曲目はFELICE。
だまゆが1stのめぐるを意識した髪型にしてたけど、茶と金が混じった髪色だったから
「櫻風宮みたいだな…」
って思ってたら、その後のMCで本人が
「後ろ(ステージ裏の控えエリア)で櫻風宮みたいって言われたんですけど」
って言ってて飲んでたお茶吹きそうになったwww

並べるとだいぶ面白い。

そんなだまゆ、ほんとに3人分のパワーを出すかのような歌唱とダンスでほんとに楽しそうだった。もちろん、ひとみんとれいれいもいるから3人合体したわけじゃないんだけども・・・もしかして3×3で9人分って・・・コト!?
ともかく、こういう元気な姿を見るとほんと現地来られてよかったなっていう力をもらえる。

それにしても、Shiny Storiesをイルミネ+コメティックでやるのは、ちょっとさあ…涙腺に来るよ…しかも本来のルカパートを灯織が歌ってるんだよ。まったく予想外のところでやられた。

そしてMCを挟んでCANVAS曲のBRIGHTEST WHITE。
この曲の披露を想定して、UWを配っていた人たちがいた。6thではもっと真っ白に染めたいね!みんなUW持っていこうな。

PRISISM。
5thでは3人で歌うスマイルシンフォニアに圧倒されてたけど、跳ねるような歌い方が楽しいこの曲もいいよね。Oh Yeah!

そして!
3人でやるWe can go now!
やっと、やっと。声出しせーの!とイルミネって言えたのがうれしい。ずっとこれがやりたかった!!ありがとう!

また1つ願いが叶った。

でもまたペンライトを破壊した。最近ライブのたびに壊してんなこいつ。

ただ、この時点でイルミネはユニット曲を4曲。他のユニットたちは(コメティック除いて)ユニット曲は5曲歌って、しかもBRILLI@NT WING曲も披露してアンコールの流れに突入…

え?

アレをやらないとかないよね…イルミネだけ。

まさか。

告知コーナーが終わり・・・

暗闇に立つ3人のシルエットが見える。
あのポーズは・・・!

真乃が歌い出す。

「ヒカリのdestination」

やりやがった!!!
アンコールで!!!
やっぱりイルミネなんだよなぁ!!!

5thではDAY2に輝きをステージにもたらしてこの日の流れを作ったイルミネが、5.5thでは最後に待ち望まれてこの曲を…ありがとう、イルミネーションスターズ。

ヒカリのdestinationの最初に真乃が息を吸うところの空気になりたいってずっと思ってる。

…いまのなし

5thで号泣させられたのと違って、今回は歌うことがわかってたから涙は出なかったけど、胸がいっぱいになる素敵な歌唱だった。
やっぱり始まりの曲なんだよな・・・!

ラストに初期4ユニットによる、16人でのSpread the Wings!!
1stは行けなかったので、衣装もあいまって、いまこの歌唱が聞けるのが本当にうれしかった。

「星が見上げた空」とは

この先はちょっとだけお気持ちも含むので、苦手な方は高まったオタクだけ見届けてここで引き返してもらえるとよいかも。

ライブ2日間を現地で見られて本当によかった。
「我儘なまま」でソロパフォーマンスを経たこともあってか、各ユニットともさらにレベルアップしていたし、コメティックは2人が初ライブとは思えない仕上がりで、とてもいい楽曲が聞けたと思う。

一方で、どうしても引っかかることがあった。

1つめは最初に書いたように、開催間隔の短さ。
2つめはこのライブでやりたかったことは何か。
これまでのシャニマスのライブイベントは開催コンセプトが明確なものが多かったと思う。3rdは初のツアー形式、その結果としてキャスト勢のパフォーマンスも向上したように感じるし、5thはIfの世界を描いた、イベントだった。これについてはいまだに賛否あるけど、天候でさえも演出と感じさせるような、挑戦的なライブだったことは間違いない。
そして、直近の我儘なままはユニット固定のシャニマスにおいてソロ曲をメインにおいて、そこに演劇というこれまた面白い試みを見せてくれた。

では、5.5thはどうだったか?

というと、コメティックという新ユニットにライブ現場を体験させることがまず大きな目的であるのは間違いない。1日は開幕から無自覚アプリオリで会場を沸かせ、2日目は最後の挨拶も初期ユニット4組とは別で行い、ラストを飾ったStWの歌唱には参加せず、だった。衝撃と共に表れて静かに去るのはまさに彗星。セトリはユニット曲はもちろん、全体曲もしっかり歌わせるものになっていてこのあたりの配慮を感じた。直近のライブイベントもいくつか控えているし、今回の経験を活かしてさらに素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるはず。

しかし、その一方で、その彗星がなぜ現れたのか?や、孤高を保っていたルカがなぜユニットを組むに至ったのか?また、羽那、はるきのパーソナリティや彼女たち自身が抱えたストーリーについても、ほぼ語られないまま今回のライブを迎えたことがどうしても残念に感じてしまう。曲の背景というか、アイドルがどういう思い出でその曲を歌っているのかが気になるので、その点ではこの5.5thまでにコミュのようなストーリーは何かしら見せてほしかったなという思いが残っている。今のままでは高火力の歌で観客を殴っていった強いユニット、という印象しかない。この冬にコメティックがゲームにも実装されることが発表されたので、まずはそれを楽しみに待ちたい。

また、既存7ユニットについてもそれぞれの始まりの衣装を着ることで、新たなスタートを切るという意図はあったと思う。

俺たちが提供した服で推しができていた。
何を言ってるかわからねーと思うが(

景色はその時の感情で見え方が異なるように、シャニアニの先行上映が開始するタイミングでライブをやることで、あのとき見た景色が今どう見えるのか?を見直すことができたのはとても良かった。
シャニアニはBGMや目の描き方で心情を深く表現するようにしたと、アニメPの池田さんが言っていたのがとても印象的で、まさにこのライブでもそういった「あの時の自分じゃない」いまの自分が見た景色というものを感じられた。
それが自分にとっては、先に書いたようなソロも経ての成長を感じることだったり、ヒカリのdestinationに抱えた重い感情になっている。他の観客にとってもそれぞれシャニマスに対する触れ方も違うように、各々でまた違った今の景色を見ることができたのではないだろうか。

そんなコメティックのスタート、既存7ユニットの新たなスタートとなった5.5thライブという良さはあった一方、肝心のアニメのスタートを感じさせる要素が弱かったのが心残りではある。最後にアニメ映像でツバサグラビティを流してくれたのは良かったけど、本当はあの場で歌唱も聞きたかったなーという思いもある。

・・・と、残念な思いを下書きしていたのだけど、シャニアニを見たらそんな思いも浮き飛ぶくらいの良い仕上がりだったので、まだ見てない人は早く見てくれよな。

それと、新たなスタートとなるのはシャニソンも同様だ。
デモプレイの声を集めて大規模な改修をしているため、リリースはしばらく先になると思っていて、ライブの告知コーナーでも「事前登録受付中」の映像が流れて、リリースに関する新たな進展は発表されなかった。

が、この2日後に「ストア事前予約開始」のポストが・・・

2日後にこのポストするならライブの告知コーナーでシャニソンもスタートするよって言えたんじゃないの・・・?という思いと、MVを見るとまだ望んでるクオリティになっていないようにも見えて、リリースを急いでいないかが心配にもなる。このあたりの運営と開発と諸々の姿勢があっているのか、ちょっと不安を覚える。

などと、不安要素も書いたけど全体と通して書いたようにキャスト勢のパフォーマンスは素晴らしかったし、今後のシャニマスの展開にももちろん期待うしている。
6thはなんかお祭りみたいな雰囲気に見えるけど、どうなるんだろうか?その前に異次元フェスなどもあるし、シャニアニとゲーム(おそらく間もなく出るシャニソンも含め)ももちろん楽しんでいきたい。

お疲れ様でした!


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