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他人の目が気になりすぎて①


僕はもともと、他人の目が凄く気になる性格だった


幼少期からの体験なのか、自分自身の劣等感なのか、とにかく他人にどう思われているのか、どう評価されているのかが怖くてしかたなかった

その性格は学生時代から少しずつ改善はされてきてはいたけど、依然僕は他人からの視線が凄く怖かった


その辺りは、過去にもnoteにまとめたことがある


とにかく、いつも自分に自信がもてない人生だった人からの評価が全てな生き方だった


そんな生き方が、ついに自分を追い詰めてしまった



ある日僕は、職場での他の人の些細なやり取りに強烈にドス黒い感情を抱いた


表には出さなかったけど、怒りとか失望とか侮辱感とか、今になれば何故あんな些細なことにあそこまでのドス黒い感情を抱いたのかわからなくなるほど、そんな自分が一瞬怖くなるほど、強烈な負の感情を抱いた


僕は大抵、そういう時は人から離れるようにしていた

自分の機嫌が悪い時、悲しかったりつらかったりする時、嫌な気持ちになった時


僕は割と顔に出やすいタイプらしいので、それを悟られないように、なるべく1人になるように心掛けていた




でも、あの時はあまりにも強烈過ぎて、過激過ぎて、自分自身後で冷静になった時に驚いていた

と同時に、ここまで酷いとさすがにそういうオーラが周りにも勘付かれるくらい出てたんじゃないか‥と怖くなった




その日辺りから、僕はだんだん周りと言葉を交わさなくなっていった

続く

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