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富山県八尾町おわら風の盆の初めていった案内記録 2024年9月1日、3日

今回初めて富山県の祭り、風の盆に行ってみた。
来年に行く場合ルートなど自分自身が忘れない為に
詳細を書き残しておこうと思う。

おわら風の盆
日にち 9月1.2.3日 夕方頃から開始
23時まで
雨天中止(小雨なら決行) 
富山県富山市八尾町

公共機関
富山駅からだと岐阜行きのJR高山線を使う。

越中八尾駅 駅からだと一番奥の場所まで3キロ一時間くらいかかる。片道20分、330円。
臨時列車も当日はある。

車の場合
シャトルバス直通の2つの止める場所がある。自分はスポーツアリーナに止めた。駐車料金(シャトルバス往復分込み)で一台3000円が必要。一人でも4人でも3000円。入り口で現金渡し。

日曜17時半に着いた時でかなり満車に近かった。18時以降は満車の恐れがある。

シャトルバスは発車から13分くらいで降車場(東町.おわら資料館裏手)に到着。そんなに遠いのかと驚いた。降車場から会場までは数分で着く。

駐車場の値段高いなと思っていたが実際行くと
シャトルバス往復分が含まれている、踊りを道で見る場合は無料、満車に近かったので納得出来る物だった。

マップはこれ。
以前のマップだけどほぼ同じ。

シャトルバスだと東町から入り、
そこから散策して行く事になる。
駅からだとここまでで40分かかり、行くのがキツい。
来場者を見たが、観光ツアーのお年寄りが大多数で多く、
ごく少数のアジア系の人、白人、地元のお祭り好きな高校生くらいからお年寄りまで様々だった。
この日は台風直撃予定だった影響で
人は例年に比べて多分少ない。それでも日曜だったので多かった。

八尾町に初めて行ったが観光産業で成り立ってきた規模の大きい町で金銭を取るのも妥当だと思った。
栄えているかは地銀、ゆうちょ、JAなど金融機関が歩いている中で密集しており、すぐに分かった。
現在でも地元の個人商店が営業しており商業の町だと感じられた。
(金融機関、特に地銀は経営が悪いとその地から撤退する。個人商店も今の世の中普通は潰れる)
街自体は石川県の白峰村を超大規模化した様な雰囲気だった。坂道と古くからの木造建築が多く広い。
(景観配慮の木造風新築で補助金が出ると最後に書いてる奥さんに聞いた。)
ただここまで山沿いに人が多くいて繁栄して残ってる場所は石川県で思いあたる地区は無い。
石川県の山間部は金沢市から離れており過疎化している。
多分ここは富山市中心部から近いお陰。

19時に曳山展示館に行くと当日の有料ステージは全て売り切れの張り紙。お年寄りの団体観光客が多く、ある程度そこが買っていると思う。
道沿いはとてつもなく綺麗。

屋台があるのかネットで調べても分からなかったが、駅前、東口、西口、展示館の所にあるのでそこで食べれる。
地元飲食店も少ないが営業していた。

自分がこの祭りに来た理由
たまたま去年NHKドキュメンタリー 新日本紀行で風の盆が特集されていた。この番組は昭和38年-57年に放送されていて数年前から昭和時代の4k再放送と10分程40年後の現在の現地を回って断続的に放送されている。主にbs4k放送なので知らなかったけど不定期で地上波でも放送されていて僕は2020年頃たまたま知った。47年前の昭和51年放送の番組と
2023年現在の八尾町が放送。
去年の風の盆が終わってからの放送だったので結局1年近く見たいと思いながら僕は過ごしていた。

特集されていた、そこの女性も今年は多分出ると思っていたので見たかった。(25.26歳で踊り子は卒業するルール)

昭和51年放送から47年後の2023年に撮れるのってNHKだけだと思う。ホント凄い。

2023年の現在

この人達を見たかった



放送されていた鏡町を見る場合

階段に人が密集している鏡町の演舞

26歳以下の未婚の男女しか踊り子にはなれないルールらしく、去年出てた人を見るとしたら今年しか無かった。
鏡町は上のポスターにもなっていて人気らしく、観光ツアーの団体数百人がずっと並んでいた。
街の階段下で踊るので場所が限られていて明らかなキャパオーバー。
今年のタイムテーブルをネットで調べても分からなく、19時前から場所は人でごった返していて、
階段沿いと、平地からの二つで100人以上の待機列が出来ていた。
唯一見れそうな坂道沿いでいつ始まるかも分からず30分以上待っていた所、19時22時ごろにアナウンスがあり始まった。
踊りが20分弱で終わり、夜の幻想的な風景と合わさって初めて見る演舞に僕は幸福だった。
ロコテレというアプリでケーブルテレビ放送の風の盆は視聴出来るようだったが、僕が始まった時に見た放送は演劇場の放送でここでは無かった。


(街の放送はかなり少なかっです)
iPhoneで撮影していたが夜間撮影は数年前のiPhoneだと明らか画質が悪く買い替えようと思った。

この至近距離から撮るとなると1時間は確実に待たないといけない。

人がはけていった終わった直後に踊り場の所に近づくと入場禁止になっていた。
終演後すぐから次の待機列が100人くらいは出来ていて早くて一時間待てば近場で見れるんだけど、今回はさすがに諦めた。遠目から多分去年NHKに出てた人は確認出来た。

そこから東町、西町の踊りをたまたま見る事が出来て、地元飲食店で食事をした。

タイムテーブルは東町の案内所で教えてもらえますが、細かくは載ってませんでした!
(最後に出てくる東町の奥さんに聞いたらズレ込むから詳しく書いてないそう)

翌日は月曜なので21時前にシャトルバスに乗った。
その時でかなり人は待っていた。
この日は台風予定で天気も曇り空だったけどほぼ降らなかったのが助かった。

21時過ぎに降車後、8割以上の車は残っていて、23時終わりだからまだ見る人は多そうだった。
帰りはパラパラ車が出ていき夜中なのでスムーズに帰れたが疲労がエグかった。
ただこの祭りは本当に良かった。祭りが地元に根付いて活気があった。

シャトルバスの最終は23時発です。
JRの最終が富山止まりで0.55発、
0.15発の最終便前に乗ればあいの風富山が臨時便を出していてくれるのでそのまま金沢駅、黒部駅まで帰れます。
そう考えると本当に遅くまでいるなら富山駅に車を置いて越中八尾駅から行くのが良い。
平日深夜はライブ配信で見るとお客もパラパラだったので見やすいはず。


最終日にまた行った話

結局どうしても鏡町の演舞を近場で見たくなり最終日3日目(9月3日)も行きました。

18時半頃富山ケーブルテレビの生中継を見ているとどうしても鏡町の演舞を近くで見たいとなり、車をぶっ飛ばし富山駅に最終越中八尾駅20時51分発に3分前に乗車。もはや演舞するのかさえ分かっていなく無謀。

21時お客さんが大多数帰っている駅前

「これで近場で見るのは来年かぁ、でもあの子も引退してるかな、そもそも男女混合の演舞が面白い」と頭によぎり、直行した。

シャトルバスは23時終わりなので、最終時間は無理。なので3日目は電車から。
駅前は平日21時でもかなり人が多かった。帰りの電車に乗り込む人が多い。
途中から道が別れ、観光バスが到着している道から行ったが遠回りだった。30分は歩いて坂道で超辛い。西町の裏手に着く。鏡町に着くとちょうど21.20分のが終わった後で次は最終22.30だった。
ギリギリ見れた。
階段は半分埋まってたが平地だと空いていて二列目確保して超近場で見れた。


これで数十年後死ぬ間際にあの時行っとけば良かったなど思い出さなく死ねると頭によぎる。
最後なので初日に見た時より10分以上長く、住民ほぼ参加だった。踊りは素晴らしかった。
最終日22.30演舞で人も殆ど居なかったのにお客さんは満杯だった。
23時半ごろ終演後。

高山線臨時最終列車は24.50分発でその時で23時過ぎ、
1時間以上時間があり
この後何かあるのかたまたま横に歩いていたお父さんに聞いたら横の町の地元の人で、10分くらい話してたら奥さんも来られて、奥様が元鏡町出身で話が新日本紀行の話やらで盛り上がり、帰り道一緒に歩いてたら東町の町会の人が奥さんの友達でまたそこの別のおっちゃんとも話し、なんか知らない人と長々風の盆の話やらしていた。

最終日は町会事にノリで1時から3時くらいに踊りはするっぽい。なぜか金沢のよそ者が地元町会の前で長々話してるのが謎すぎたがテンションが上がっていてトークがベラベラ出てきて全然居て良い雰囲気だった。
流石に電車に乗らず富山駅までタクシーするのはひょったので終電で富山駅へ。
越中八尾駅の最終便手前が金沢駅、黒部駅発の接続便があり、最終は富山駅までのみ。

待っている人は富山駅前で泊まるのか50人ほどだった。
ホントに楽しい祭りだった。ありがとうございました。


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