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何気なく使っているモノ・コトの裏側~短縮URL~

今日は、ふと気になった「短縮URL」の裏側、仕組みをまとめてみました。
何気なく使っていましたが、いろいろ発見が多かったです。

短縮URLを使うシーン

短縮URLは、皆さんにとってもすごく身近だと思います。まずはYou Tube。Twitterにリンクが張られてるときによく見る、

https://youtu.be/

です。最初見たときは、ドットの位置間違ってる?って思いましたが、ちゃんとYouTubeにジャンプします。この後ろにランダムな文字列が並んでいます。大体10文字くらいだと思いますが、クリックしてYouTubeのサイトにジャンプした後は、もっと長いアドレスが表示されます。これが短縮URLです。
Twitterも短縮URLを持っています。

http://t.co/

ですね。これも見たことあると思います。Twitterの場合は、共有されたリンクは自動的にこのドメインとなり、以降のURLも短縮されます。

このようにURLをリンクを張って発信したいとき、あるい情報共有するときによく使われています。

短縮URLの仕組み

短縮URLは、すごく簡単にいうとショートカットです。つまり、元の長めのURLとは別にもう一つ短縮URLを作成し、短縮URLにアクセスされた場合に元のURLにリダイレクトされます。

短縮URLの仕組み

仕組みとしては、シンプルでした。元のURLと短縮URLは、DBか何かで紐づけを行っているようなので、文字列の圧縮アルゴリズムを使っているとかではなさそうです(確かなことはわからないので、ここは予想ですが)。

短縮URLのメリット・デメリット

短縮URLの仕組みが分かったところで、なぜよく使われているかを考えてみると、大きく以下の2つかなと思います。

  • Twitterなどの文字制限がある場合でも利用できる

  • メールなどで利用するときにもクリックしやすい

文字制限がある場合は短いことが必須になると思います。もう一つのメールなどで利用する場合ですが、URLが長いと本文に貼り付けたときに複数行になってしまい、どこをクリックしていいかわからなくなってしまうときがあります。特にTeamsリンクなどは、文字だけだとかなりつらいです(リンクプレビューがあるといいんですが…)。そういったときに、短縮URLは便利ですよね。

その一方でデメリットもあります。

  • 元のサイト以外に誘導される可能性がある

  • 表示されるのが少し遅くなる

仕組みを考えると、この2つはなるほどです。特に別のサイトへの誘導は気を付けないといけないですね。ちゃんと短縮URLのドメインを覚えておかないとです。

短縮URLサービス

短縮URLはサービスとして提供されています。最初に上げたYouTubeやTwitterは独自でドメインを取得して短縮URLを提供していますが、それ以外に専門のサービスがいくつかあります。

Bitlyは、2009年に始まったサービスでよく見ます。知らなかったんですが、サービスを開始したときにTwitterで採用されたために、最大手となったようです(先ほど書いたように、現在Twitterは独自サービスに移行しています)。今までもお世話になってました、Bitlyさん。00Minは、日本のサービスでした。知らなかったなぁ。
3つとも無料で利用することもできますし、有料プランもあってドメインを指定できたり、有効期限がなくなったりするようです。
いずれにしても、何気なく使っているモノがサービスで提供されていたとは、勉強になりました!

この「何気なく使っているコトの裏側」は、ぼくが調べたことをまとめるシリーズにしたいなと思ってます。


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