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2023年の梅雨が(概ね)明けました

最近、日中の最高気温も35℃を超えるようになってきました。もう夏本番って感じです。20日には1か月予報が発表され、今月後半から10年に一度の高温がやってくるという予報も出ています。

と、夏がやってきますが、今年の梅雨はどうだったのかなぁと思ったので、すごく簡単ですが、整理してみました。


2023年の梅雨入りと梅雨明け

まず、今年の梅雨入りと梅雨明けをまとめてみました。おおよそ平年通りだったようです。

気象庁(https://www.data.jma.go.jp/cpd/baiu/sokuhou_baiu.html)を参考に作成

どんな梅雨だったのか?

今年の梅雨は関東圏で降水量が少なく、空梅雨だったとニュースになっていました。そこで、梅雨の期間におけるアメダスの総降水量をまとめてみました。比較に使った平年値は那覇は6月、それ以外の場所は6月と7月の合計としました。積算している期間が異なっているので、厳密な比較はできないですが。

これを見ると、確かに関東、東京だけ平年値と比べて極端に降水量が少ない傾向がみられてますね。それ以外の地域では顕著な差異はなさそうです。つまり、関東だけが局地的に降水量が少なかったようです。ぼくが住んでいる地域も今年は空梅雨というイメージはあまりなかったので、肌感覚とあっている感じです。

2023年の梅雨と平年値の比較(降水量)

雨に関しては、今年だけに限らないんですが、梅雨の時期の雨の降り方が極端になってきているような感じがしてます。昔は、もっとしとしと雨が長く振っているイメージだったんですが、最近は激しい雨が短時間で降っているような、いわゆるゲリラ豪雨的な降り方です。これを調べてみようかなぁと思ったんですが、平年値というデータの中には1時間最大雨量とか10分間最大雨量とかがなかったので、自分で過去データを整理する必要がありそうです。これは、またの機会にやってみようと思います。

梅雨というと、降水量が基本的には注目されるんですが、さきほど書いたように雨の降り方が変わっているとすると、気温も変わったりしているのかな?と思って、気温もまとめてみました。こっちは平年値は6月と7月の平均値としました。

2023年の梅雨と平年値の比較(気温)

気温は、平均を取っているので期間が少し違っていても、比較はできそうだと思います。すると、今年、空梅雨だった東京で平年値よりも高くなってました。きっと、雨が降らないだけじゃなくて晴れの日が多かったんだろうと思われます。これは日射量を見れば、もう少しわかることもありそうですね。興味深いなぁと思ったのは、南は平年値の方が高いですが、北に行くにつれて差が小さくなり、2023年の梅雨時期の方が高くなる傾向がみられています。九州や西日本では降水量も多かったので、その影響かなと思います。もう少しちゃんと調べてみたいですね。

エルニーニョと冷夏の関係性

実は、今年はエルニーニョが発生しています。しかも、かなり強りエルニーニョで、「スーパーエルニーニョ」なんて呼ばれたりもしているようです。エルニーニョになると冷夏になると考えられているので、「今年はどうなるかなぁ」と思っていたんですが、先の1か月予報を見る感じだと極端な冷夏という訳ではなさそうです。

なぜ冷夏ではなく猛暑の予報になったのか、以下の記事に説明がありました。

こういう説明を聞くと、地球ってつながってるんだなと改めて感じますね。
猛暑がやってくるとなると、体調管理をしっかりして、充実した夏を迎えられるようにしたいです!

久しぶりにちょこっとデータをいぢってみたけど、やっぱ楽しいな。。。

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