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未来の名刺はどうなるか?

こんにちは。絶賛リモートワーカーの caz です。

近々、僕が働いている会社のオフィスが無くなることになったのですが(厳密には、2つあるオフィスのうち、1つがなくなる)、それに伴い、名刺に記載されている住所を書き換えないといけなくなったわけです。しかし...

今後、名刺って出番ある?

オフィスがなくなる理由の一つとして、リモートワークが普及したことによる、出社の必要性の低下というものがあります。

自宅で作業できることで、わざわざ、オフィスに足を運ぶ必要がなくなったわけです。

それでも、会社で管理している物の存在だったり、リモートワークがメインではないクライアントとの打ち合わせのために、もう1つのオフィスだけは、残しておくことになったのですが、それも今後、残り続けるかわかりません。

というのも、コロナの影響もあり、世間的にリモートワーク、リモート会議が普及してきているからです。
あと数年で、クライアントとの会議が全てリモートになるということは、全くない話ではないと思います。

そうなった場合、オフィスの存在価値というのは、会社で管理している物を管理するためだけの場所となる可能性がでてくるわけですが、ではそうなったとき、そんな場所の住所を名刺に書くのは、果たして正しいのでしょうか?

名刺交換の意味

名刺交換にはどんな意味があるのでしょうか?
それを考えるために、名刺交換をする場面を想像するといいかもしれません。
細かく考えるといくつか場面が挙がりそうですが、最終的には、
今後、仕事で関わる可能性のある相手と挨拶するときに要約される気がします。

ではなぜ、今後、仕事で関わる可能性のある相手と挨拶するときに名刺を交換するのでしょう?

名刺に書かれている情報

一旦、名刺に書かれている情報について、この記事を読んでいる方と認識を揃えたいと思います。

名刺に書かれている情報
・氏名
・会社名
・所属部署
・役職
・会社の住所
・会社の電話番号
・会社のメールアドレス
・(会社HPのURL)
・(営業時間)

上記が大体、一般的に名刺に書かれている内容でしょうか?
あとは、これらの情報に加えて名刺のデザインというのも、意識しておくと良さそうですね。

改めて名刺交換の意味を考える

先ほど、名刺に書かれている情報と、名刺のデザインというものをあげました。僕はここで一つ、ある発見をしました。

それは、情報を重視している名刺デザインを重視している名刺の、大きく分けて2つの名刺のスタイルがあるのではないか?ということです。

この2つの名刺は、それぞれ持っている機能が違っている気がしていて、

情報を重視している名刺
これは、定量的な情報に富んでいます。このタイプの名刺をもらって、連絡先がわからない、なんてことはまず起こりえないでしょう。このタイプの名刺は、この名刺によって繋がることができる相手との関わりを重視しているように思えます

デザインを重視している名刺
これは、定性的な情報に富んでいます。このタイプの名刺は、受け取ると「あ、この会社ってこんな雰囲気なのかな?」と雰囲気を伝えることができますし、実際にそれが目的の名刺だと思います。場合によっては、名刺に書かれている情報が"氏名だけ"の名刺みたいなこともありえますね。このタイプの名刺は、この名刺自体に意味があり、その先の相手と繋がれるかどうかはまた別の事としてあるように思えます。

もっと濃縮してまとめると、
繋がるための手段という意味を持つ名刺
繋がりたくなる動機という意味を持つ名刺
といった具合でしょうか?

さて、名刺について、2種類の意味を見出すことができました。
改めて、今後の名刺のあるべき姿を考えてみましょう。

未来を考える


〜リモートワークが普及し、新規のクライアントとの打ち合わせも全てリモート。現地に足を運ぶのは、物理的な制作活動をしているとき〜

そんな未来を考えると、繋がるための手段としての名刺は、わざわざ名刺という形でなくてもいいような気がします。

名刺という「物」になることで、実際に会った時しか渡せなくなるという、制限がかかってしまいますし、誰もがインターネットで検索ができるので、わざわざ名刺のような形で、会社の情報を伝えなくても、ネットで調べてもらったほうが情報も最新で良いわけです。

そう考えると、繋がるための手段として名刺を使うのはミスマッチになっていく気がしますね。

では、繋がりたくなる動機としての名刺はどうでしょか?
これはリモートが普及した未来も、機能する気がします。

というのも、たとえ、名刺という「物」としての制限がかかっていても(先に述べた、実際に会わないと渡せなくなるという制限)、気持ちに訴えてくる「物」というのは、便利不便の外側に価値があります。

そうなると繋がりたくなる動機としての名刺はまだこの先も残っていくでしょう。

しかし、繋がりたくなる動機があるだけでは、ただのアート作品です。

未来の名刺の答え

アート+検索ワード これが僕が導き出した、未来の名刺のあるべき姿です。
心に訴えかけ、そして、会社の情報を導き出せるワードを提供すること(情報自体ではない)。
これが、未来の名刺に求められる意味ではないかと思いました。

みなさんが思う、未来の名刺はどんなものでしょうか?
ぜひ、コメント欄で教えていただければと思います。

でわでわ。

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