シェア
砥川 佑子
2016年9月2日 20:03
例えば「そのもの」が「ある」というのが、僕らの繋がる理由だとしたら。僕らも「そのもの」の中に取り込まれているんじゃないだろうか。「そのもの」が内包するものの中の、ひとつとひとつにしか過ぎないんじゃないだろうか。横並びで手を取り合うことはできるけど、お互いにずっと先のどこかを見るばかりで、向かい合って話し合うのはついつい後回しにするような。 例えば。「思い出」が、僕らを繋げるための理由にしか過ぎな