友達にお金を貸した時にやったこと

背景

みなさんは友達からお金を貸してほしいと言われたことがありますか?
遊びにいったときに数百円・数千円を貸すといったことはそこそこ経験することが多いのかなと思いますが、それが数万円ともなってくるとまた話は変わってきますよね。

金銭トラブルで友達との関係が悪化するなんてよく聞きますし、
昔学校の先生からは「友達にお金を貸すなら返ってこないつもりで貸せ」と苦い体験談を話してくれたことを思い出します。

でも、その友達が本当に困っているのであれば助けたいという気持ちもありつつ、返ってこないかもしれないというリスクも見て見ぬふりはできない。

そんなときに低リスクでお金を貸す方法があれば、このどちらの問題も解決できると思いいくつか調べてみました。

注意として私自身、法律に詳しいというわけではありませんので、記事の内容がすべて正しいかどうかは保証できないことをご承知ください。

「お金の貸し借りは借用書を作れ」

おそらくこの筋の話を体験した方なら一度は目にしているのではないでしょうか。
金銭トラブルで結局問題となるのは、その貸したお金が返ってこないことです。
口頭で「絶対返すから!」なんて言われても、その証拠がないのであれば、その友達に返済義務はないものと裁判所では見做されかねないようです。
以下参照ください。


ということでその作り方を調べてみました。
これらのサイトがテンプレートもありわかりやすかったです。


ただ、これを見る限りでは以下の制約があるようでした。

  • 直筆で作成する必要がある

  • 署名捺印が必要

  • 1万円以上のお金を貸し借りする場合には収入印紙が必要

今回はその友達が遠方に住んでいる関係もあり、直接合うという点やその他にお金がかかることは避けたかったので、オンライン上で解決する方法はないのだろうか?と思いもう少し調べてみていました。

その際にふと思い出したのが、副業で秘密保持契約を締結したときに、オンライン上ですべて完結していたことです。
お金の借貸も同じ契約的なもののはずなので、似たような感じ電子サインでできるんじゃね?と思い調べてみたところ、まさに目的に合ったサービスが見つかりました。

金銭消費貸借契約とは

このサービスでは借用書ではなく、「金銭消費貸借契約」という方法で契約書を作成するみたいです。
借用書では書面でのやり取りが必要ですが、こちらであれば、

  • 電子サインによるオンライン上で締結が可能

    • 対面の必要はない

  • 収入印紙は不要

    • お金はかからない

というメリットがあるようでした。(以下参照)

このサービスを最低限の料金で利用するとした場合、電子サイン1回につき200円はかかるようですが、対面する際の交通費・借用書を作る場合の印紙収入などでかかってくる費用を考えれば安いもんでしょう。

ほか電子サインサービスを調べてみましたが、ここが専門的なサービスということもあってか一番安いようでした。(自分調べ)

貸し借りかんりくんを使ってみる

お金の貸し借り専門の電子契約サービスということもあって、特に使い方をここで紹介するほどではなさそうだった。
ただ、作成後にわかりにくい点はあったので、それをまとめておきます。

契約書作成後

契約書の確認方法がわからなかったが、
マイページ > 貸し契約 > 詳細 から確認できた。

電子サインの手順

契約作成後のボタンで「電子サイン」というのがあったかもだが、上記で確認できる契約詳細にも「電子サイン」というボタンがあり、そこから手続きができた。

  1. 借主のメールアドレスを入力

  2. クレカ情報を入力し支払い

  3. 貸主の(サービスに登録している)メールアドレスにて電子署名URLのリンクにアクセスし署名 ※画像参照

  4. その後借主にメールが送られ同じように署名

  5. 完了(詳細にて電子サイン契約書をダウンロードできる)

まず先に契約書を作成した人が署名をしないと借主にメールが送られないようです。
契約手順的にはこれがあたりまえではあるのかな。

契約内容の修正

フリープランだからできないだけなのか、修正はできなさそうでした。
月に1枚しか作成できないので、ミスをしないよう要注意です。

まとめ

「貸し借りかんりくん」を使うことで、数十分もかからずに締結まで終えることができました。
かかった費用も200円だけで、電子サイン1回は二人で1回分でした。

個人間での大きい金額の貸し借りをするときはかなりおすすめできるサービスではありますが、細かい点を気にしてしまうと、もう少し使いやすくなればなと思いました。

以上、もし友達が困っていて助けたいけどリスクも抑えたいと思っている方の参考になれば幸いです。

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