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【イベント メモ】マンガ編集者に聞く!愛されるコンテンツを届け続ける習慣
エンタメの仕事をし始めて4か月。
これまではお堅いテーマに関わることが多く、本や取材記事を読めばなんとかなったのですが、エンタメの情報はまとまっていない上、流行に左右されるのでインプットが本当に難しい。
有名マンガ作品に関わっている編集者の方、書店の方がどのような方法、考え方でインプットしているのかを知りたく、ドンピシャな内容を聞くことができました。
仕事として関わっている方だけでなく、マンガ好きの方にとっても、裏側を知ることができて面白い内容だと思います!
※シェアOKな内容のみ記載しています
※一部自分の言葉でメモしているので齟齬があったらすいません
※私の視点でメモしているので、全ての内容を網羅していません
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【登壇者】
・ヤングマガジン編集部 スズキさん
・ヤングマガジン編集部 山中さん
・青山ブックセンター本店店長 山下さん
【日々のインプットの方法】
■スズキさん
(インプットの方法)
・「移動中に寝るな!」を実践する
・意識的に街で人の会話を聞いたり、看板を見たりする
・Twitterで興味ない人を無作為に選んで見る。情報が偏らないように
・マンガでフィクションは足りているので、映像はノンフィクションやお笑いをよく見ている
・流行っているものは、コンテンツ・社会現象まで全て知っておく
・会社の人とご飯行かない(近い人よりも遠い人へ)
→自分から遠い情報を自ら取りに行く!
→コンテンツと触れたときの自分の感覚を覚えておくようにして、世間とのズレを定点観測する
→流行商売なので、バラバラな世間とのズレを常に感じるようにしている
(毎日のルーティン)
・説明できない言葉や表現を、自分の中でどういう意味なのか考えて、調べて正解との差を確認する
例)野球の「ゴロ」ってなに?
■山中さん
(インプットの方法)
・マンガは他雑誌も全部読むようにしている
・5万部以上の作品を読むのは仕事として当たり前
・動画コンテンツ1時間、活字コンテンツ1時間観る
・ながら見ではなく、ストップウォッチで1時間測って集中して観る
・作品の良かった部分を、1行でまとめて自分にメール送る
→筋トレのように時間を決めてきっちりインプットする
(必ず見るもの)
・Twitter
・マンガ雑誌(30~40冊)
■山下さん
・売れている本よりも、選択肢を狭めずに情報収集している
・人と会話することが一番のインプット
・同僚との作品意見交換。読んだだけで終わらないようにする
→SNSから情報を取りつつ、店舗やリアルの事実もバランスよくインプットさせる
(必ず見るもの)
・紙の新聞
・週刊誌の見出し
【数字(売上)の見方】
・編集者が作家さんに勝てるのは、”数字を見れる”こと。売上などの数値はリアルタイムで必ず追う
・”自分の予想と合っている”かという観点で数値を見る。ジャンル分けせず見る
・マンガは特殊なメディア。”遅くて長い”メディアなので、流行りよりも普遍的な要素だけみている
【リアル書店の活用方法】
■青山ブックセンター売れている本は?
・ジャンルがどんどんバラけている
・ライトなものよりも、文学など重めの本が売れ始めている
■書店の活用法
・指名買いではなく、本に出会いに行く場所
・リアル書店は、無意識を意識化する場所
・全く興味のない棚に行って、全部のタイトルを読んでみる。すると流行りが分かる
【マンガ企画の方法】
・作家さんが描きたいものを最大化する。
・そのための情報を集める、”知っている人を知っておく”。
・人気作をとことん抽象化→作品で具体化
・人間同士のつながりがあると、書店も売りやすい
・マンガの存在意義は、人間のカッコよさ・美しさ(ロールモデル)を伝えること
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【これ、私もやります…!】
・計2時間取って、マンガ&動画コンテンツを見る時間をつくる。1行でいいのでインプットする
・有名作、人気作は必死に読みます ((すいません…本当にすいません…))
・流行りものは引き続き情報収集しつつ、自分の感覚と世間で流行っている理由の差をアウトプットしてみる
・定期的にリアル書店に行って棚確認してみる。調査レポートを書いてみる