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休校だからプログラミング教育してみる

娘(小2)が通う小学校が休校になってから4日目,時間割を作って自主学習をしているものの,早くもマンネリ気味。ということで,初心者向けプログラミング教材として人気のLEGO BOOSTを買ってみたので,良かった点と注意点などレポートします。

【LEGO BOOSTとは?】

①通常のLEGOのようにロボットを組み立て,②専用アプリでプログラミングをして,③ロボットを動かす,ということができるキットです。同様のキットはいくつかあり,LEGO BOOSTは7〜12歳向けの初心者用といったところ。僕はAmazonで購入して15,585円でした(www.amazon.co.jp/dp/B06X6GN2VQ)。子どものおもちゃとしては高い気がするが,子どもが熱中できるものは積極的に応援したい!とパートナーを説得し購入した。無論,買ってしまえばこっちのもの。僕も積極的に遊びに関与したいところだ。

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中身はこんな感じ。けっこうでかい!もちろんタブレットは入ってません。

専用のアプリをタブレット(スマホも対応)にダウンロードすると,組み立てからプログラミングまで,こんな感じで説明してくれるのでわかりやすい。

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初日に30分ほどやった感想

その前提として,僕の自己紹介を兼ねて子どもの説明です。子どもは娘2人,小2(8歳)と幼稚園年中(5歳)で,今回,LEGO BOOSTで遊んでる長女は,scratchbiscuit といったいわゆるブロックタイプのプログラミングアプリには慣れています。また,普通のLEGOも少しだけ持っていて組み立て経験ありです。

僕は大学で経済学の教員をしていて,子どもの教育には個人的な関心があります。仕事柄プログラミングもしますが,統計分析のソフトウェアを使うだけなので汎用的な言語の学習経験はありません。いわゆるプログラマーではまったくありません。大学院時代に教育についての研究をしていたものの,現在は教育の研究をしているわけではありません。完全に自分の子育てに活かしたいと思い,教育の経済学関連の文献を読んで,子どもの教育に実践中です。この春休みは本格的にプログラミングを子どもに教えようかと思っていたところ。(ほんとは,先日,保護者向けに幼児教育の講演をしたので,その備忘録兼情報提供としてnoteを使い始めたのだけどそっちはまだまったく書いていない・・・)

ようやくここから感想。

上の動画を見せて,アプリのインストールだけしておけば,あとは基本的に子ども自身で,組み立て,タブレットでプログラミング,操作,修正をやってました。あ,単4電池が6本必要です。

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完成!

こんな感じの車ができた。赤外線モニター?もついてたり子どものおもちゃとしては高機能!前に障害物なんかあると反応するようにプログラミングできたりする。まだ付属のブロック,機能のごくごく一部しか使ってないので,少なくとも春休みはしっかり遊んでくれそう。今日は同梱されてたマップの上を目的地に向けて走らせたりしてた。ここは5歳の次女も一緒に遊べた。

⭐️良かったところ

①子どもだけでもある程度できる! 親がつきっきりで見てなきゃいけない,ということはなさそう。ただ,車の前後を間違えて組み立ててたから少し手伝った。一方,5歳の次女には組み立てはまだ無理っぽい。

②(たぶん)たっぷり遊べる! 画面上でプログラミングが完結するよりも,やっぱり組み立てたモノが動く!という楽しみは絶対に魅力的だとおもう。僕も途中でついつい触りたくなって子どもの邪魔になっていた😢。このキットで作れるのは,ロボット,ネコ,ギターなど5種類。今回は一番簡単な車を作っただけだけど,これだけでも組み立てから1時間以上は遊んでた。自分でも遊びを考えたりしていた様子。7〜12歳用ということもあり,成長に合わせていろんな遊び方ができるとおもう。

③拡張性あり! 既存のLEGOと同じサイズなので,組み合わせたりできる。うちの子はマイクラ好きなので,マイクラLEGOと組み合わせるのが目に見えるようだ。もっと本格的で高学年向けのマインドストームというキットもあるが,BOOSTで慣れとくとそっちもやりやすそう。

🌠注意点

①始めてのプログラミングなら・・・ プログラミングはまったくやらせたことない!という場合は,最初はついてあげた方が良さそう。ある程度はわかるように説明があるけど,図示するだけなので,つまづいたらくじけちゃう場合もあるかもしれないので。

②言葉による説明は・・・  紙の説明書はなく,組み立てからプログラミングまで,基本的にタブレット上で図による説明があるだけです。文章による説明はなさそう。というわけで,繰り返しになるけど,つまづいた時はやっぱり親のサポートが必要だとおもう。

③関連図書は・・・  Scratchなどと違い,関連図書はほとんど見当たりません。そのため,どんな風に工夫すれば良いかなどは基本的にはYouTubeなどネットで検索するしかなさそう。

結論(1日目)

現時点では,「まあ買って良かった(かな?)」というところ。とはいえ子どもの興味によりますよね。うちの長女はマイクラを始めとしてモノを作ったり組み立てたりするのが好きだし,プログラミングも楽しくやってるというのが大きいかも。まったくそんな遊びをしてない子どもだったら,最初は親がついて誘導する必要があるかも。

ある程度まではサポートしておいて,しばらくしたら自分でどんどん作り,しらべ,「拡張するためにこの部品買っておくれ!」と言い出したら僕的には大成功なのだけど上手くいくかな?また時間的(精神的)余裕があり気が向いたら継続的にレポートします。


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