[ネタバレ] ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン

最終巻自体は買っていたが、やっと読み終わった。2012年から始まったということなので、もう7年ごしか。主人公たちが活躍する戦記物かと思ったら全然そうでもなくて、かなり重厚だった。

物語も壮大だし、どんな人にもストーリーがあることを描いていた。
ヤトリが死ぬのはほんとうに「マジでそうするのか」と思って結構沈んだ。長い間イチオシで、出るたびにすぐ買っていたが、ここしばらく読めていなかった。明らかにジャンの限界を突こうとしている様子が見えたので戦況はほぼ読めた。その後のイクタはどうなるかと思ったが、最後までヤトリを殺した厳しさが貫かれていたという印象だった。

僕の価値観にも、「全ての英雄は過労で死ぬ」という言葉は結構影響を与えているなあと思っている。この前はナルサスにも影響を受けているし、戦記物は甘くない話が多いので体力を使うが読み応えのあるジャンルだと改めて思った。


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