水風呂のボーイズ・ライフ

札幌に住んでいます。銭湯が好きです。餃子と可愛い女の子も好きです。

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記事一覧

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その13・奥の湯)

2024年8月12日、奥の湯さんへ。 札幌銭湯スタンプラリー2024の13軒目。 ♦︎ その日の札幌では小室哲哉のコンサートが予定されており、私はチケットを購入していた。 …

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その12・望月湯)

2024年8月8日、望月湯さんへ。 札幌銭湯スタンプラリー2024の12軒目。暖簾の写真を撮り忘れた。 ♦︎ 我が街・札幌の大通公園では、ビアガーデンが絶賛開催中だ。 職…

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その11・真駒内湯)

2024年8月4日、真駒内湯さんへ。 札幌銭湯スタンプラリー2024の11軒目。 ♦︎ 期限が決まっているスタンプラリーの最中だというのに、10日ぶりの銭湯となった。 風邪気…

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その10・美春湯)

2024年7月25日、美春湯さんへ。 札幌銭湯スタンプラリー2024の10軒目。 ♦︎ 中学校時代、私は陸上部に所属していた。その地味さ故か、我々に与えられる練習スペースは…

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その9・藤の湯)

2024年7月23日、藤の湯さんへ。 札幌銭湯スタンプラリー2024の9軒目。 ♦︎ 久々の藤の湯。脱衣場に1枚の貼り紙があった。 「サウナ室で腰掛を使用した方は必ず中から…

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その8・扇の湯)

2024年7月21日、扇の湯さんへ。 札幌銭湯スタンプラリー2024の8軒目。 ♦︎ 休みだしチャリで行っちゃうぜイェイ! と思っていたが、膝痛という中年らしい症状が出たた…

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その7・さつき湯)

2024年7月18日、さつき湯さんへ。 札幌銭湯スタンプラリー2024の7軒目。 ♦︎ さつき湯のサウナにはラジオが響いている。これがたまらなくよい。厳密にはAMラジオだ。 …

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その6・大豊湯)

2024年7月15日、大豊湯さんへ。 札幌銭湯スタンプラリー2024の6軒目。 ♦︎ いわゆるサウナブームなるものに対して、シニシズムたっぷりの視線を注いでいる私だが、ふ…

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その5・神宮温泉)

2024年7月11日、神宮温泉さんへ。 札幌銭湯スタンプラリー2024の5軒目。 ♦︎ 私は湯へ伺う前に、当該銭湯の営業日、時間を、さつよくのサイトで確認する。 神宮温泉…

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その4・末広湯)

2024年7月9日、末広湯さんへ。 札幌銭湯スタンプラリー2024の4軒目。 ♦︎ 昨年と同様、業後に徒歩で向かった。およそ40分の道のりである。 私はよく歩く。 交通費を…

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その3・あけぼの湯)

2024年7月7日、あけぼの湯さんへ。 札幌銭湯スタンプラリー2024の3軒目。 ♦︎ あけぼの湯は我が家からあまりに遠い。もはや小旅行である。 …小旅行? 自分で吐い…

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その2・東豊湯)

2024年7月4日、東豊湯さんへ。 札幌銭湯スタンプラリー2024の2軒目。 ♦︎ 業後に東豊線へ飛び乗り、学園前駅で下車。 学園前駅の「学園」とは北海学園大学を指して…

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その1・松竹湯)

札幌の夏といえば何か。 ビアガーデン。 札幌競馬。 ライジングサン。 いずれも素晴らしいが、不正解である。札幌の夏は、札幌銭湯スタンプラリーだ。 ♦︎ 昨年も7~9…

土橋温泉とエディオンピースウイング広島と音戸温泉のこと(その2)

広島城を後にした私は、呉へと向かった。 目的はコイツである。 海上自衛隊呉史料館。通称を「てつのくじら館」という。溢れるジュディマリ感。 ミリタリー趣味のない私…

土橋温泉とエディオンピースウイング広島と音戸温泉のこと(その1)

生きている間に、できるだけ多くのスタジアム(サッカー)に行く。それが私のカルマである。 北は花咲スポーツ公園陸上競技場(旭川)、南は、えがお健康スタジアム(熊本…

柳湯とテルマエ展のこと

2024年6月2日。東京。 3週間ぶりの東京。 昼間は数々のタスク(味スタでJリーグ観たり、新宿で中華食ったり)をこなし、あっという間に夕暮れ。 はい、風呂である。 …

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その13・奥の湯)

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その13・奥の湯)

2024年8月12日、奥の湯さんへ。
札幌銭湯スタンプラリー2024の13軒目。

♦︎

その日の札幌では小室哲哉のコンサートが予定されており、私はチケットを購入していた。

つまり、銭湯は小室前 or 小室後の2択だ。どうする。Get wild and 風呂なのか、Get 風呂 and toughなのか。

コンサート後に銭湯へ行き、湯に浸かりながら
「素敵な時間だったなぁ」
と反芻するのがよ

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札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その12・望月湯)

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その12・望月湯)

2024年8月8日、望月湯さんへ。
札幌銭湯スタンプラリー2024の12軒目。暖簾の写真を撮り忘れた。

♦︎

我が街・札幌の大通公園では、ビアガーデンが絶賛開催中だ。

職場が大通公園に面しているため、ジョッキを掲げて
「外で飲むと美味しいね〜!」
などとはしゃぐ人々を、否が応でも退勤時に見かける。

♦︎

外で飲むと美味しい?
は?
なんで?
論理的に説明してもらえる?
あれか?風が吹くと

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札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その11・真駒内湯)

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その11・真駒内湯)

2024年8月4日、真駒内湯さんへ。
札幌銭湯スタンプラリー2024の11軒目。

♦︎

期限が決まっているスタンプラリーの最中だというのに、10日ぶりの銭湯となった。
風邪気味だったのもあるが、公私ともに対処困難な出来事が続き、身体のみならずメンタルの調子も芳しくなかったため、期間が空いてしまった。

「もうダメ!俺には無理!できないできないできない!」
などと川本真琴のような弱音を吐きながら

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札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その10・美春湯)

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その10・美春湯)

2024年7月25日、美春湯さんへ。
札幌銭湯スタンプラリー2024の10軒目。

♦︎

中学校時代、私は陸上部に所属していた。その地味さ故か、我々に与えられる練習スペースは僅かで、大変に肩身が狭かった。

我が中学にはサッカー部がなかったこともあり、グラウンドは野球部が大きな顔でほぼ独占していた。

「もも上げ」なる、焼き鳥屋のメニューみたいな謎過ぎる運動を繰り返す我らに、ライナー性の打球が襲

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札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その9・藤の湯)

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その9・藤の湯)

2024年7月23日、藤の湯さんへ。
札幌銭湯スタンプラリー2024の9軒目。

♦︎

久々の藤の湯。脱衣場に1枚の貼り紙があった。
「サウナ室で腰掛を使用した方は必ず中から出て下さい」
とのこと。

この貼り紙があるということはつまり
「俺はここから出ないぞ!」
と、腰掛を持ち込んで文字通り居座った不届者がいたのだろう。不法占拠である。

♦︎

藤の湯は3回目だろうか。毎回、湯船に入り
「深

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札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その8・扇の湯)

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その8・扇の湯)

2024年7月21日、扇の湯さんへ。
札幌銭湯スタンプラリー2024の8軒目。

♦︎

休みだしチャリで行っちゃうぜイェイ!
と思っていたが、膝痛という中年らしい症状が出たため、大人しくドニチカキップ(地下鉄乗り放題券)を購入した。普通に行くより60円もお得だ。

♦︎

扇の湯の脱衣場には「赤信号」という、不穏なタイトルのローカル広報壁新聞が貼られていた。どうやら防犯情報を周知するためのものら

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札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その7・さつき湯)

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その7・さつき湯)

2024年7月18日、さつき湯さんへ。
札幌銭湯スタンプラリー2024の7軒目。

♦︎

さつき湯のサウナにはラジオが響いている。これがたまらなくよい。厳密にはAMラジオだ。

もしFMだったらどうかというと、全然ダメである。
銭湯のサウナでネイティブ帰国子女おしゃれDJの
「マッダ〜ッナ、ハンガァ〜パッ」(マドンナ、ハングアップ)
といった曲紹介は相性が悪過ぎる。

銭湯のサウナにはAMだ。

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札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その6・大豊湯)

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その6・大豊湯)

2024年7月15日、大豊湯さんへ。
札幌銭湯スタンプラリー2024の6軒目。

♦︎

いわゆるサウナブームなるものに対して、シニシズムたっぷりの視線を注いでいる私だが、ふと大豊湯のサウナを想うことがある。

サウナの良し悪しを語れるほどの知見はないが、それでも大豊湯のサウナはよいといわずにいられない。

♦︎

レンガで設らえられたそのサウナは、やや暗めの照明も相まって、苦み走った重厚感を放っ

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札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その5・神宮温泉)

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その5・神宮温泉)

2024年7月11日、神宮温泉さんへ。
札幌銭湯スタンプラリー2024の5軒目。

♦︎

私は湯へ伺う前に、当該銭湯の営業日、時間を、さつよくのサイトで確認する。

神宮温泉は月曜定休、21時まで営業とのこと。問題なし。
そして、ふと「お店からのPR」欄を見ると「普通の銭湯です」とある。

普通とは。

♦︎

「自分は他の連中とは違う。俺は俺だ」

思春期に特有の病である。この病に罹患すると、

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札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その4・末広湯)

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その4・末広湯)

2024年7月9日、末広湯さんへ。
札幌銭湯スタンプラリー2024の4軒目。

♦︎

昨年と同様、業後に徒歩で向かった。およそ40分の道のりである。

私はよく歩く。
交通費をケチっているという側面はあるが、アルコールとニコチンを日々摂取している私にとっては、幾らか寿命を延ばすための手段でもある。

私は出来るだけ長生きをしたい。
なぜなら、たくさん酒を飲みたいし、たくさんタバコを吸いたいからだ

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札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その3・あけぼの湯)

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その3・あけぼの湯)

2024年7月7日、あけぼの湯さんへ。
札幌銭湯スタンプラリー2024の3軒目。

♦︎

あけぼの湯は我が家からあまりに遠い。もはや小旅行である。

…小旅行?

自分で吐いた言葉に疑問を感じた。小旅行とは一体何か。

宿泊しなければ小旅行か?では、日帰り韓国は小旅行か?
距離の問題か?じゃあ何キロ以下が小旅行なのだ?

私は、小旅行がわからない。「小」とは。

♦︎

「小学生」
わかる。わか

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札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その2・東豊湯)

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その2・東豊湯)

2024年7月4日、東豊湯さんへ。
札幌銭湯スタンプラリー2024の2軒目。

♦︎

業後に東豊線へ飛び乗り、学園前駅で下車。

学園前駅の「学園」とは北海学園大学を指している。
この事実を持ち出すまでもなく、札幌市民が「学園」と発するとき、それは北海学園大学を意味するのだ。

「ジャンプ買ってきて~」
というときのジャンプが、ヤンジャンでも月刊でもなく、週刊少年ジャンプを指しているのと同じこと

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札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その1・松竹湯)

札幌銭湯スタンプラリー2024のこと(その1・松竹湯)

札幌の夏といえば何か。

ビアガーデン。
札幌競馬。
ライジングサン。

いずれも素晴らしいが、不正解である。札幌の夏は、札幌銭湯スタンプラリーだ。

♦︎

昨年も7~9月に集中開催されたそのラリーを、私は見事完走した。手にした栄誉と名声は瞬く間に世界へと轟き、ノーベル銭湯賞、グラミー賞スタンプラリー部門などを総なめにしたのは記憶に新しい。

そんな私だったが、スタンプで埋め尽くされた用紙を眺め

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土橋温泉とエディオンピースウイング広島と音戸温泉のこと(その2)

土橋温泉とエディオンピースウイング広島と音戸温泉のこと(その2)

広島城を後にした私は、呉へと向かった。
目的はコイツである。

海上自衛隊呉史料館。通称を「てつのくじら館」という。溢れるジュディマリ感。

ミリタリー趣味のない私が訪れた理由は、これだ。

本物の潜水艦に入れる!
入りたいじゃん、潜水艦。(小2)

♦︎

残念ながら潜水艦内は撮影禁止だったが、思ったより狭かった。

「敵艦発見!」
などと叫びながら二等兵が艦内を走り回るくらいの広さをイメージし

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土橋温泉とエディオンピースウイング広島と音戸温泉のこと(その1)

土橋温泉とエディオンピースウイング広島と音戸温泉のこと(その1)

生きている間に、できるだけ多くのスタジアム(サッカー)に行く。それが私のカルマである。

北は花咲スポーツ公園陸上競技場(旭川)、南は、えがお健康スタジアム(熊本)まで、それなりに足を運んでいるのだが、何故か縁のなかった場所(のひとつ)が広島だ。

スタジアムどころか、広島県に足を踏み入れたことすらない。

♦︎

いつかタイミングが合えばと思っていたところ、エディオンピースウイング広島という新し

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柳湯とテルマエ展のこと

柳湯とテルマエ展のこと

2024年6月2日。東京。

3週間ぶりの東京。
昼間は数々のタスク(味スタでJリーグ観たり、新宿で中華食ったり)をこなし、あっという間に夕暮れ。

はい、風呂である。

♦︎

宿から徒歩10分ほどのところに柳湯なる銭湯があったので、小雨の中を向かった。

物々しい雰囲気にビビりつつ、防衛省の脇を風呂道具片手に北上。敷地内にバカ高い塔があり、圧倒された。

バカ高い塔にどんな役割があるのか知らな

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