無料で10BG、最強メモ帳の作り方
現在使用している Google Driveを圧迫せずに、専用のノート・画像ソリューションを簡単に構築する方法をご紹介。
ちなみに1GBは新聞でいうと5年分くらいの文字数、と言われています。実際には画像も音声も貼り付け放題なので無限まで行きませんが、普通の人の使い方だと一生使えるのではないかと思います(笑
書いている理由
当初試したGoogle Driveだと端末での同期が上手く出来なかったこと、手持ちのアカウントの容量が寂しいこと、iCloudの課題もあり、書いておくことに。
材料
PC / Mac / Linux どれか
Android
Obsidian アプリ (メモ帳アプリ)
pCloud 無料枠 (クラウドストレージサービス)
余ってるメールアドレスや友達(できれば)
できること
イケてるメモ帳を専用クラウド保存にセットアップ
Obisidianとは
NOTEとは違い、ダウンロードして使うアプリスタイルのメモ帳です。PC,Mac, Linux,iOS,Android に対応していて万全です。
使い方はこの動画がわかりやすかったです
ポリシーとして「作成したコンテンツはユーザーの所有物」をうたっていて、アプリが作るファイルは自分で自由に管理して、という考え方で作られている無料アプリです。
オンラインで共有するサービスを有料で提供して利益モデルとしていますが今回はプライベートな利用でファイルがクラウドに保存される「永続性」を「無料」で確保する、というお題なのでそちらは使いません。
良いところ:
無料
同期デバイス数の制限なし(Dropboxは3つ)
簡単操作
「保管庫」フォルダにすべて入れてくれるシステムなので、そのフォルダをクラウドに同期すれば安心安全+便利
プラグインが大量にあり、自由に機能を追加可能(これが超便利)
知識層中心に世界で広く使われていて将来性も⭕
さらにプラグインを活用することで、デイリーノートやカレンダー機能による日記や日報、書いた文書をリンクしたり、つながりをグラフにしたりできる論文や小説、草稿作成にもすごい威力を発揮するのだとか。
開発者、クリエイターに人気なため品質の良いプラグインがたくさんあるのが最大の魅力でしょう。
pCloud とは
pCloudは以前にもご紹介しましたが、スイスに本拠地をおく老舗ストレージサービスで、日本でも昨年から「永年利用」課金が評価されじわじわと広がっています。スイスということで独立性、安全性を売りにしているのと、課金スタイルが「lifetime(一生使える)」なので、円安でジワジワと毎月課金が増えている現在、「課金ストレスにならないように買っちゃうか!」という人が増えていそうです。
pCloudおすすめの始め方
したの招待URLからemailを入力することでアカウントを取得できますが、この時にGoogleやappleのボタンを押して、アカウント連携(authといいます)を使って始めると、その後の作業が楽です。
↑招待URL
無料枠について
pCloudはアカウントを作ると2GBがもらえ、メール認証やファイルアップロード、アプリのインストールなどをすると1GBづつ増える「やる気が出るチュートリアル」を装備しています(笑
すみません、盛りました…
お友達招待をする前の状態がこちら、下の画像です。ここから友達招待とかすると10GBまで無料枠が増やせるみたいです🙇
とはいえ、7GBもあると画像をバンバン貼り付けても相当な量のメモや文章がかけると思います。
自分は2TB契約をしているのですが、有料になるとこの最初の無料枠はなくなってしまいます。今回は奥さんに協力してもらい無料枠の実験をやり直しました。
2GBで十分ですよ!
普通の日報とかですと1000文字いかないのが普通で、ゴリゴリと何か開発の覚書を書いても1万文字行くことはあまりないと思います。仮に1万文字の日本語の文をUTC8で記録するとして多めに見積もって3万バイトとすると
2GBで7万ファイル超えが格納でき、毎日1文書欠かさず書いても191年かかる計算です。
ちなみに1000ページ以上と分厚くて字が多いことでも有名なアイン・ランドの「水源」、全然読み終わる気がしないのですがこれを画像スキャン自炊PDF化(OCR文字情報込)で250MBほどでした。画像+ギッチギチに書いた文字データで1000ページですので、2GBでは8000枚の画像+文字の記事がかけそうです。
使い方と想定
インストール手順は超簡単ですが一応解説します。
利用スタイルは メインのパソコンで編集、スマホやタブレットにも共有、という形を想定しています。
① Obisidianのインストール
多分、開くと自動認識でお使いの端末のDLリンクが表示されます
後はダウンロードするだけ。
② 実行する
こんな画面が出てきます。フォルダ位置や名前にこだわりがなければそのまま作成、自分で決めたい場合は、ご自分で作ったフォルダを開く形で進めます。フォルダ名のデフォルトは Obisidian_Vault で作成されます。ボールト?調べたら金庫ですって。
③ pCloud の設定
メインのPCからpCloudへファイルを同期する設定は2つあり、Backupの機能でDocumentをバックアップする設定にして、Obisidianの保管庫をDocumentsフォルダに設置する方法。
もう1つはSync機能でObisidianの保管庫だけを同期する方法です。以下は後者の方法で説明しています。
3-1 ) メインのマシン(PC)で pCloud のアカウントを作り、上記のGBもらえるチュートリアルをするとアプリがお使いのデバイスにインストールされていると思いますので、プリメニューに あるBackup という項目をクリック
3-2) 保管庫とpCloudのフォルダを同期設定します。
このとき、pCloudにフォルダがない場合は New Folder を選べば新しいフォルダが作れます。
Android の設定
Android の場合は FolderSync というアプリを使うと簡単です。
①FolderSyncのセットアップ
FolderSync はメジャーなストレージサービスを網羅したファイルの同期ツールです。
使い方は簡単で、インストールして同期フォルダを作成、の設定をするだけでOKです。
SDCARDのところをタップするとズラーーと利用可能なサービスが表示されるのでその中からpCloudを選択します。自分の場合はGoogle Driveの同期が上手く出来なかったのでpCloudに変更した経緯があります。
iCloudも何かと面倒が多いので、pCloudがおすすめです。
② Obisidianのインストール
ここまで来たら簡単で、あとはアプリをインストールして保管庫の指定で開始するを選んで、すでに同期したフォルダを選べばOKです。
っということで、PC↔Android ではとっても便利に文書作り放題になりました。 Art Portfolio にも良さそうです。
((課題))
pCloud とObsidian金庫が同期できなかった + 方法が見つかったときのために、ここからはおまけです。
③ iOSのセットアップ
現在スマホ横綱のAppleは本体販売だけでなくiCouldなど他の課金でも御殿様モード。 回避するのはかなり面倒で、他と共有する場合はiCloudに保存するしかない仕様となっています。 iCloudからPCと同期する場合は iCloud Driveを設定して共有します。
pCloud自体の同期は簡単なのに
pCloudとのフォルダ共有はFileBrowserGOを使うと簡単に行えます。
こんな感じで何でもコイ!なあぷりです。S3に丸がついていますが今回はpCloudを使いました。
メニューでpCloudをえらび、下の画面のLinkボタンを押し、前述のauth連携でログインすると、アプリが同期する準備ができます。
ログインするとpCloud内部のフォルダが表示されるので、フォルダを選んで同期します。
沼になったので続きは。。。
pCloud-> iOS の同期は普通に出来たのですが、
pCloudの同期フォルダ-> Obsidianのフォルダ へのコピー :NG
Obisidianの通常の保管庫 -> pCloud :NG
と、「iOSまたチミは!!!」ということになったので現在捜査中です。
Working Copy を使うとできるみたいなのですが…時間切れになりました。
久しぶりにiPadパワーを発揮したかったのにサビシーです。。。
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