へっぴり腰の対人関係
しんどすぎた今日の自分の雑な観察記録。独りよがりです。
まず、人間と関わって安らぎを得たかった。
なぜなら、前日から諸々の理由で対人不安が高まってたし、今日は風邪と熱で体が弱ってるし、締切が複数あって焦るしで、考えすぎて落ち着かなかったから。自力じゃどうにもならなくて、安心を感じられる場所・人を探していたんだと思う。
しかし素直に感情を認識・表現するのが不得意で、人に頼るのも下手なせいで、今日は安堵感が得られず苦しかった。
歪んだ認知がしんどい
こんなときは何事もネガティブに受け止めがちである。
「明日連絡するね」と昨日言っていた人から連絡が来なかった。既に一度急かしたのでこれ以上催促したくなくて（相手のメンタルのことなど心配で）、今日は黙って待ってしまったが、無用の気遣いだったかもしれない。
グループチャットに何か投げても反応が薄かった。自分が変なこと言っちゃったかな、返しにくい書き方をしてしまったかな、と漠然と自罰思考をした（その後少し反応があった、よかったね…）。
親しみを込めようとして友達に送ったメッセージが、実は失礼だったかもしれないと不安になる。
気を紛らわそうと漫画を読むが、内容が重くてどんよりした。自分が何なら楽しめるのかぱっと思いつかない。思いつくことが今やりたいことじゃなかったりもする。何かそういう笑えることリストを作っておいた方がいい…。
SNSを巡回して知り合いたちが生きてることを確認したときだけは少しほっとした。
心療内科行ってた頃は、こういうエピソードを題材に、事実・感情・思考を区別する練習をさせられていた…最近できていない。認知の歪みや自動思考は自覚しておいた方がいいだろうな。
次に、事物に頼ろうとしてやめた。
気を紛らわそうと締切案件に没頭し、ほら、人に頼らなくても大丈夫じゃん…と一息ついた。気分転換できたともいえるし、問題から逃げているともいえる。
深夜のコンビニでスイーツ買って食べたら気分良くなるんじゃね！と思いつく
→いや、これでは人と関わるのを我慢した苦痛を物質で誤魔化すルート確定だ、と気付き、ギリギリで踏みとどまる
→単に人との関わりを控えてるだけの状態＝振り出しに戻った
その後の自分の脳内会議は、
ここで人に頼ったら過度の依存になるので、人に頼るべきでない
しかしまた回避を繰り返しすのは苦しいので、人に頼るべき
でも人間怖いよう
拒絶が怖いだけでは？傷つく覚悟で人と関わっていくべき
の延々ループ。
流石に混乱して、脳内に専門知識持ったアドバイザーがほしいなと思った。意識がある状態がつらくなってきた。つーか自分、暇だな！！！（風邪とはいえ）
回避に落ち着く
こんな感じで人と関わりたいけどできない状態が一日続き、しまいには本気で人を避けたくなってきた。今この瞬間、誰とも連絡取りたいと思えなくて、もろもろ通知OFFにした。
「会いたい」とドアを叩いて 僕は知らないフリをした
の出来上がりだ。
自分は一人っ子・鍵っ子・留守番多い・友達少ない、で未就学児の頃から一人遊びが得意のはずだったのだが、今日は完全にだめである。きちんと人と関わってこなかったからだろうか。まぁ、最初に出会う人間である親から十分な安心感を得られなかったことが問題の根源なのは明らかである。小学生の頃、世界で一番好きな人も世界で一番嫌いな人も自分の母親だったことが、端的にそれを表している。
試し行動かどうか
余談だが、回避依存やAC（アダルト・チルドレン、機能不全家族で育った人）のいわゆる試し行動には、自分はピンとこない。
試し行動とは、「こんなことしてもまだ自分を愛してくれる？」と相手の愛情を試すような行動のことらしい。例えば、浮気や別れ話で相手をわざと困らせるとか、失礼・乱暴な言動で不快にさせるとか、体調不良アピールで遠回しにかまってもらいたがることなどらしい。
しかし私がやってるのは、
仲良くしていいかな →親しみのあるコミュニケーションを取ってみる
あっ、これ以上仲良くしたらきっと迷惑・変・面倒だよね →関わるのを控える
のループだ。
逆試し行動と言えなくもないかもしれない。相手との心理的距離の近さではなく、遠さを測ろうとしているから。
とはいえ、これはなんとも主体性に欠けていて中途半端な態度である。それを自覚すると今度は、中途半端で相手を困らせるくらいならもっと薄い関係でいようとしてしまう（おかげでこの前も友達に、お前は必要な情報しかやりとりしなくて業務連絡みたいだと言われた）。
要するに自分の感情や意思を置き去りにして、外在の絶対的尺度ばかりを探っているから、自分の言動に責任を持てなくて、毎回苦しくなるのだろう。
なお、別のACの方のブログで、試し行動が否定されていたことがあった。その方の場合は、身近な人間とは傷つけあうのがマナーだ、という刷り込みが原因で、親密な相手に限って非常識で迷惑をかけるような行動をとってしまっていたようだ。
何が言いたいかというと、ぱっと見「試し行動」のような言動も、実際にはそうじゃないこともあるということ。ただ、その違いも、客観的には誤差の範囲なのかもしれない。
そんなわけで
人と関わりたいのにうまくいかない（主観）＆怖くてできない状態が続き、最終的に人を避けたくなった一日だった。でも、毎日のようにこうだった頃と比べればだいぶマシ。
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