バカとは一体何なのか?

「バカ」という言葉をよく聞くと思います。しかしバカの定義っていくつもありますよね。一般的に悪い意味で捉えられることが多いですが、良い意味でバカという言葉を使う場合もありますよね。

悪い意味で使われる場合は、他人に迷惑をかける常識の無い人や、学力が低い人、などの事が上げられます。逆に、良い意味でのバカは、前代未聞なチャレンジをして成果を上げる人や、あまり余計なことを考えず、脳天気で落ち込まない人、などが上げられると思います。同じバカでも良い方向なのか、悪い方向かなのかによって、全く違う捉え方になってしまいます。

こう考えると、バカの定義とは一般的な常識を基準に考えられているのではないでしょうか。常識・・・つまり、多数派の平均から越えてしまうとバカという領域に入ってしまい、良い意味でも、悪い意味でも、常識外と判断した時に、「バカ」という言葉を使うのではないでしょうか。

良くバカと天才は紙一重と言います。この時に使われているバカとは、良い意味のバカであり、良い意味で常識から外れた発想が、世の中を大きく変える画期的な発明を成し遂げることに繋がるのでしょう。

世の中を変えて来た歴史に名を残す天才と呼ばれる偉人は、皆、やり始めの頃は「バカだなぁ」とか「常識からずれているのだろうから、ほっといてやれ」などと冷たい目で見られていたことでしょう。しかし、その努力が実り世界を変えて私達の便利で快適な生活を生み出してくれたのでしょうね。未来を変えて行く人達は、良い意味のバカであり、その人達の常識外れな発想が更に発展した未来を作り、天才として世に名を残すのでしょう。

つまり「バカ←常識人→天才」どちらに進めるかは、成果次第なのだと私は思います。