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怒涛の3ヶ月を超えて今想うこと

2019.05.16 代表就任決定
2019.06.03 TABIPPO沖縄キックオフ

時間が過ぎるのはあっという間で、早くも9月を迎えた。
こうやっておじいさんになっていくんだろうな。なんて考える21歳。

12月26日、BackpackFESTA沖縄@南城市シュガーホール

僕の集大成まであと4ヶ月。

どんな日々になるのかななんて想像しながら、

大学生活で初めて沖縄から1歩も出ずに、目に見えない何かに追われるように、人生で1番夏休みっぽくない夏休みを過ごしている。


この数ヶ月、濃くて怒涛の日々だった。

それは淡々と生きてきた僕にとって、

新しい経験で溢れてて、
たくさん感じることがあり、
考えさせられることがあり、
新しい自分との、尊敬できる人との出会いがあった。

いろんな人の考え方に触れることができた。

これは成長なのか、
衰退なのかは分からないし、
良い方向に向かっているのかなんて分からないけど、

確かに言えるのは、自分の財産にはなっているということ。

そんなに偉そうなこと言えないのに、
長々とぐちゃぐちゃ書いてしまうけど、
読みづらいnoteになると思うけど、
この3ヶ月で思うのは、感じたのは、学んだこと、今考えることはこの10個。

①この世に無駄なことなんてない
②苦労してるのは、悩むのは絶賛成長中、絶賛前進中
③先のことなんて誰も分からないから、進んでみてその道を後から正解にすればいい
④自分のことを決めるのは自分
⑤みんな一人じゃないよ、周りをみたら誰かが見てくれてて、頑張ってるあなたを応援してくれる人はいる
⑥不向きだけど、やることの意義があって、経験することが大事で慣れが大事
⑦他人は変えられないけど、自分は変えられる
⑧組織で活動するの難しくて、それと同時に最高
⑨やる気に波なんて誰にでもあるから自己嫌悪に陥らないで、迷惑って思わないで
⑩やりきった後に見える世界は確実にある


①この世に無駄なことなんてない

僕は5月下旬に気分が落ち込んだ、なんにもできなくなった。

4年生になって卒研に悩み、代表になって支部の組織に悩み、就活によって人生に悩み、心のストレスが限界を迎えた。

想像はしていた。
苦しいことなんて。忙しいことなんて。
でもその想像を上回った。

いろんなところから湧き出る感情、意見の渋滞

思いもしないところからのプレッシャー

関わる人が増えるだけ、立場が変わるだけ、居場所が変わるだけで複雑になる人間関係のしがらみ

思いを伝えるのが苦手で、それが災いして起こる勘違い

距離を置かれる関係、変わる交友関係

負わなければいけない責任と追わなければいけない数値

言いたくもないのに言わなければいけない言葉と、やりたくないのにやらないといけない行動

おかしくなりそうなくらい、心の余裕がどんどん何かに蝕まれるようになくなっていた。

「最近本当に引きこもりなんだよね〜」
なんて友達には笑って言っていたが、本当の引きこもりだったし、苦しかった

なんのやる気も出ず、本当に何もせずに1日、また1日が過ぎていった。

生まれて初めて母親にもちゃんと弱音を吐いた。

厳しい母親で、怒られそうがいつも先に来るから、相談なんてしたことなかったのに。

頼りになる、いつも話を聞いてくれる、心配してくれる姉にも助けを求めた。
保健所のカウンセラーとも話した。

今になったら、何であんなに追い込まれたんだろうって思うし、自分ってメンタル弱いな。。。
って思うけど、当時はきつかったのだろう。。

原因は詳しく言えば3つ

・思った以上に苦しい卒研。報告会のたびに自分だけが怒られる。ストレス。
卒業のために、やらなきゃやらなきゃの思いは募るのにまず興味がないため、やる気は出ない。
悪循環がずっとサイクルしていた(これは現在進行形だけど。。。笑 

・常に心から離れない支部のこと。
みんなは大丈夫か。あの子は最近返信ないな。
支部がうまくいってないな、原因はなんだろう。
あの子は元気がなかったな、楽しくなさそうな顔してたな、なんでだろうな
これ言ったら、メッセージ送ったらどうなるだろうな、もっと仲良くなりたいな、
ちょっと連絡取ってみようかな、でもこれ送ったら逆にプレッシャーかな。

なんて考えては考えて…

・将来やりたいことに迷走して決まらない就職。
なんのために生きて、自分のやりたいことはなになのか。
答えの見つからない問いをずっと探しては探して。。。

「一旦帰っておいでよ」

そんな時に言われた母の優しい言葉に甘えて、現実から逃げるように帰省した。

地元の友達に会って、何気ない会話をして、いつもはバカみたいな話しかしないのに、なんか真面目な話もしちゃったりして。

あの時は、本当に友達って大切だなって再認識した。

バカな話しかしてなかった友達でも話せば真面目に相談乗ってくれるんだなって、周りをもっと見て、頼るべきだと思った。

でも、どうしても心の悩みは取れずに、僕は母に言った。

「卒研なんて今後絶対に使わないのに、無駄なのに何でやらなきゃいけないのかな、やる意味が見出せない」

母から返ってきた言葉は、心に染みた。

「それが今後どう活きてくるかなんて誰にも分からないんだから。みゅーじ。人生に無駄なことなんてないんだよ。」

母であると同時に、人生の先輩でもある1人の人間として、自分の経験談も交えて諭された。

勝手に決めつけていただけだった

今、出会った人との関係、やってること、身につけた知識。

いつどこで役に立つかなんて誰にも分からない。

関係ないと思っていても、何にも身についていないと思っていても、その経験が今後に繋がってくるときがきっと来る。


②苦労してるのは、悩むのは絶賛成長中、絶賛前進中

引きこもってる間にこんな言葉にも出会った。

  生きていれば悩むことなんてたくさんあるし、苦労することもたくさんある。
でも、それは自分が止まっていない証拠で、前に進んでる証拠。
悩んでいるのはネガティブなことではなく、むしろポジティブなこと。
意識次第で苦痛がなんでもないことへ変わる。
「苦労してるのは、悩むのは絶賛成長中、絶賛前進中ってこと。」

もっと考えよう
もっともっと苦労しよう
もっともっともっと悩もう

きっと僕は今、絶賛成長中。

③先のことなんて誰も分からないから、進んでみてその道を後から正解にすればいい

心を新たに、東京に向かい就職活動を続けた。
振り返れば、3月から始めた就職活動。

その間にも数多くの思い出深い言葉に出会った。

現段階でその道が正解、不正解なんて分からない。
どの道を進むにしても、結局は自分次第。
あの時の選択は間違ってなかったなって言えるかどうかは、進んだ後の自分の行動にかかってる。
だからとりあえず進んでみなさい。
「先のことなんて誰も分からないから、進んでみて、その道を後から正解にすればいい」

1番心に響いた言葉。

とりあえず進んでみることも重要。

悩んで選んだこの道。

あとからやってよかったなって言えるようにすればいい。
正解だったわ、あの選択。って言えればいい。

この言葉たちのおかげか無事就活も終わり、悩みの要素が1つ消えた。 

残すは卒研とTABIPPO。

④自分のことを決めるのは自分

そして最近感じるのは、組織は難しいってこと。
人によってモチベーション、熱意、思うことは違うから。

でも、なんでやってるのか、何を得たいのかも、その人次第。

きっかけを与えられることはあっても、決断はその人にしかできない。

自分のことは自分で解決するしかなくて、周りの人に頼ってでも意見をもらっても、最後は自分。

自分自身で目的を見失ったら、終わりだということに気づいた。

結局は自分次第ってこと。

バイトはお金のため。
TABIPPOには明確な目標やゴールはないから自分で定めるしかない。

僕はこのnoteに書いた理由。

https://note.mu/myuji_126/n/naff3d1aaec18

自分を変えたい、仲間が欲しい、経験値を増やしたい、できた仲間のために頑張る。。。

理由は人によって違うし、十人十色

でも何か持っておくべきだと思う。
思いつかなかったら、なぜ始めたのか、入ったのかの考えてみればいい

入った理由も絶対にそれぞれにあると思う。

ある人が言っていた。

人間、絶対に感情や行動には理由がある。

迷ったら初心に戻る

なんでその行動を起こしたのか。。。

何か必ずきっかけがある。

大体は家庭環境が影響しているらしいが。。。


そして頑張る理由の一つとして成長したいってあると思う。

僕も思う。成長したい。

社会人の人からしたら、TABIPPOで身につけたことなんて、何の役にも立たないよって言われるかもしれない

でも経験していて悪いことなんてないのかなあって

母の言葉でそう思えるようになった。

おれはちょっとだけでも成長できてると信じてる

だって知らないことを、世界を、人の考え方を知れてるから

それだけで微々たるものだけど、立派な成長じゃないかと思う

「経験は財産」って信じてる

・できないことは素直に、見栄を張らずにできませんと言う
・提出が遅れたら、言い訳じゃなくて、まずごめんなさいと言う
・自分がイベントに読んだら、まず来てくれてありがとうのメッセージを送る
・想いは伝えないと伝わらない
・スケジュールはしっかり立てる
・当事者意識is 大事
・即レスは信頼をうむ
・大人数を動かすのは難しい
・思い悩んだら初心に戻る
・きつい時こそホウレンソウ
・誰でもその人にしかない、強みがあって、自分にしかできないことがある。
・できる人はたくさんいて、刺激を受けれる存在は大事。
・ゴールは定性化じゃなくて定量化したものがいい

これはここ最近で感じたやつの本当に一部だけど、本当にちょっとしたことだけど、大学生になって学んだのは遅いかもしれないけれど、これだけでも成長かなって思う

やってみないと分からないことだらけの世界だと思う

予想を上回ってきたって、全然やらなきゃよかったってなったって、その1歩がなければ感じさえできない 

なににしても、挑戦が大事で、一歩踏み出す勇気が必要なんだと思う。


⑤みんな一人じゃないよ、周りをみたら誰かが見てくれてて、頑張ってるあなたを応援してくれる人はいる

6月。海外に全然興味ないはずなのに、おれを支えたいって入ってきたはや4年目の付き合いのともき。

頑張ってるから。キャプテンをしてきて気持ちが少しわかるから。ちょっとでも支えたいから。って

心の底から嬉しかった。。。

見てくれてる人は見てる。大丈夫、僕は1人じゃない。

そう思えた。

みんなも1人じゃない。あなたも1人じゃない。

誰かがその行動を、思いやり、頑張りを見ているし、気づいてる。

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⑥不向きだけど、やることの意義があって、経験することが大事で慣れが大事
⑦他人は変えられないけど、自分は変えられる

代表になって、人前で話すことも増えてきて、少しずつ慣れてきた。

これはきっと1つの成長。

代表をやらなきゃずっと人前で話すのが苦手なままだった

不向きだけど、自分を変えたい、苦手をちょっとでも克服したいって思って起こしたアクションに間違いと後悔はない。

行動を起こさないと改善できない。

まだ成長できる。

やることに意義がある。

経験することが大事で慣れが大事。

僕の心にずっと住んでいる言葉はこれ。

人間が変わる方法は3つしかない
「時間配分を考える」「住む場所を変える」「付き合う人を変える」
「心」が変われば「態度」が変わる
「態度」が変われば「行動」が変わる
「行動」が変われば「習慣」が変わる
「習慣」が変われば「人格」が変わる
「人格」が変われば「運命」が変わる
「運命」が変われば「人生」が変わる


⑧組織で活動するの難しくて、それと同時に最高

⑨やる気に波なんて誰にでもあるから自己嫌悪に陥らないで、迷惑って思わないで

⑩やりきった後に見える世界は確実にある


TABIPPOでは、組織の難しさを実感する毎日。

やめますと言って去っていった仲間。

その度に自分のやり方が悪いのか、なにがダメなのか。

みんながやめちゃうのは僕のせいだなって思いはどうしても消えない。

別にやめた人を責めるなんてことは一切ない。

やりたいことがあってやめる人もいるし、なんか違うなってやめる人もいる。

やりたいことができたなら、応援したいし、やめてもそこで関係が全てが終わるわけじゃない。


でも、せっかく仲間になったからにはその人を大事にしたい。

できるなら、最後まで、BackpackFESTAって1つの大きな目標に向かって走り抜けたい

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去年を振り返る。

なんでおれは辞めずにTABIPPOの活動を1年間していたのか。

なんのために。なにが楽しかったのか。どこに活動の意義を見出していたのか。

思い出した理由は2つ。


1.組織が好きだから。
複数人で、みんなで、1つの目標に向かって動くのが好き。

小学校ではソフト部、中高ではサッカー部で大切な一生の仲間に出会えた。

一生懸命になって勝利のために必死にみんなで力を合わせて本気になった。

それと一緒の感覚を抱いている。

みんなで、時には文句を言いながら、言われながら、熱くなりながら。。。

それでもみんなの目標は1つ。

「BackpackFESTAの成功」

これに向かってみんなで力を合わせるTABIPPOの活動が好きだから。

一緒に熱くなれる仲間がいるってすごい幸せなことだと思う。

ある人が言った。

「仲良しこよしは友達。俺はそんなのいらない。仲間が欲しい。
何かに一緒に本気になれる本物の仲間が欲しい。」

結局はそういう仲になった人が一生関わり続ける人。

2.辞めないと決めていたから
バイトと長期休みに旅行、友達と飲んでしかいなかった大学生活。

ある意味、THE・大学生。

もちろん楽しかった。

でも同時に、自分はこんな大学生活でいいのか、このままで4年間でなにかを得られたって心から言えるのか

この想いも心の片隅に抱いていた。

そんな時に出会ったTABIPPO。

同世代の仲間がこんなに切磋琢磨しあって、色々なことを経験している現実を見た。

すぐにやりたいって思った。

「せっかく4年間の社会人になるまでの猶予をもらったんだから、ちょっとでも成長したい、色んなことを経験したい」

そう考えて大学生協、部活にも手を出した大学2年生。

でも両方を短期間で投げ出していた自分。

母からもあんた長続きしないね〜なんて言われていた。

自分でも全部中途半端で投げ出してこのままじゃダメだと思っていた。 

絶対に変わらなきゃって思ってた。

だからTABIPPOは途中で辞めないことを心に決めて入った。

それでも1年間で辞めたいと思ったことは何度もあった。

組織にいれば人間関係を主に悩むことはたっくさんある。

でも1度も辞めようと思ったことはなかった。

それは今にも言える。

最後までやりきる。

最後までやりきってこそ、見える世界。感じることがある。得られる達成感は絶対ある。

実際に去年も辞めなくてよかった、最後までやってよかったって思った。

少しの後悔と未練は残ったけど、それも結果。

最後までやり切らなければ、後悔も未練も涙も仲間も手に入れることはできなかった

でも、いくら強い思いを持っていても、代表ってポジションにいるおれでもやりたくない時、動きたくない時は、何もせずに遊びたいときは、もちろんある。

人間だから。

やる気に、モチベーションに波があるのは、ある意味人間らしくて、当然のことだと思う。

ましてや仕事じゃなくて学生団体。

それで迷惑だなんて思わないから、何も貢献できてない、何もしてないって自己嫌悪に陥らないで欲しい

自分は何もしてないって思っても、存在が大事で、あなたにしかない強みがあって、それによって貢献してること、できることが組織にいたら絶対にあると思う。

代わりのいない存在になりたい。
誰かの目標だったけど、それが一番幸せだよね、あなたなしではダメだよって

ある人が大事にしているアフリカのことわざがある。

「早く行きたいなら一人で行け。遠くへ行きたいならみんなで行け。」

もうこの言葉に組織で活動する意義が全て詰まってると思う。

一人じゃ限界がある、大きな目標を達成するにはみんなで力を合わせる必要がある

数十人、数百人のパワーは計り知れない。

なんだってできる

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書きながら自分に言い聞かせた。

「ここからが本番。絶対にやりきるんだ、12月26日にみんなで笑うんだ。泣くんだ。」

強い意志を持って。



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