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さて、Sexy Zoneから旅立つ準備を始めようか

Sexy Zoneは2024年3月に中島健人が卒業し、そして、メンバー3人になると同時に改名する。

突然の知らせで、
どう受け止めたら良いのか
なかなか難しい気持ちではある

けれども、出来るだけ笑顔で、気持ちよくSexy Zoneから彼らを送り出したい。

今日からpuzzleの歌番組出演も始まるし、配信ライブの日取りも決まった。

だからそろそろ私も気持ちを整理して、
前を向いて、彼らと一緒に一歩踏み出す準備をしようかと。

今回はそんなnoteだ。


これはあくまで私の気持ちの整理であって、これが正解とか、何か押し付けたいわけではないし、陰謀論は語らないし、憶測ではなく、私の想像・妄想…つまり主観の中の話だ。


だから全然共感してくれなくて良いし、読んでくれなくても良い。なんのためにもならない話だ。

「あー、こんなふうに考えてる人もいるんだー。」と、思うくらいのもの。

だけど私のこの時代ときの気持ちの備忘録として綴っておきたいと思う。


もしお付き合いいただけるのであれば、お付き合いください。


銀色の羽

1月8日に改名と脱退の動画を見た時、私は正直、そんなにショックではなかった。


1番最初に思い浮かんだ言葉は
「カッコいいな!」だった。


何がかっこいいのかは言語化しきれないところもあるが、

私には多分全員が"選択"したと思えていたからそう見えたのだと思う。

旅立つことを"選択"した者と
送り出すことを"選択"した者

また、送り出す者は同時に
グループに残ること
グループを守ること

"選択"した。

のだと思ったから、
その全ての決断が尊いと思ったし

私には彼らが頼もしく見えた。


だから、その場で私の中の何かが
ついえてしまうなんてことは

1ミリもなかった。


あの動画を見て、前向きに自分の人生を語る中島と、それを見守るメンバーの姿の対比にネガティブなイメージを持った者も少なくなかったようだけど

私にはそれもそうとも限らないけどなぁと思っていて、

旅立つ彼は、意地でも前向きでなければならないし、送り出す者は彼の気持ちを尊重しつつも、映像の向こう側にいる者の気持ちも考えてしまうと思う。優しい彼らならなおさら。

だから、あの動画の形は至って自然体なように見えていて、

いろんな気持ちがあるよね?
うん、こっちもいろんな気持ちになってる…!

って画面に向かって話しかけるかな。
という感覚だった。


それにしても、あの中島健人はなんだか私には銀色の羽が生えているように見えて

結局のところ、「あぁ、誰もこの翼を折れないし折ることは許されないわ。好きなところに飛んでいって全ての夢を叶えるのが彼の使命だ。」と、思ったところが全ての収束点であったし、

彼の"30歳になるのを機に"という感覚も私にはよく理解できた。

30歳

"30歳になったからって何も変わらないよ"

彼の決断に対して、
これもよく聞こえた言葉だった。

確かにその通り。
私も少し先に30代を迎えたから、それが間違っていない意見であることはよくわかる。


一方で彼の気持ちもよくわかる。

ここから話す話は、
私が中島健人だったらという
超異次元妄想をして
感じた感覚。

超妄想だから、話半分に聞いて欲しい。


…やっぱり、どう考えても
命が足りない。

人生が短いとかじゃなくて
命が、足りない。

どう違うのかわかんないけど、私の脳に今浮かんでる言葉がこれだから、書いておく。

ノートに大小さまざまな夢を書き出して
それは凡人には到底想像のつかないくらい壮大で、両手に有り余るほどの夢で、

それはまた、彼にとっても両手に持ちきれない程の夢だと思う

だってあの輝きってやっぱり生命力の強さというか、夢の大きさが彼を輝かせていると思うから

私にはそう見えている。

やってみたいこと、
叶えたいこと、
守りたいもの、

たくさん持っているはずだ。

そして、全て叶える
と思っている。

できないかもしれないとか
心の奥底では持ってたとしても
表面上の辞書には持ちえてない。

Sexy Zoneになって12年
たくさんの夢を叶えた
仲間と共に

そして、たくさんのことが出来るようになった。個人としても沢山のものを得ているはずだ

私が中島健人ならもう
バケツいっぱい溢れるスレスレまで
叶えた夢が入っていそう。

彼の中でも、今まで得てきたものや
大切な仲間は
自信につながっていると思う。

充実感もあるはず

でも人間とは複雑な生き物で
もうお腹いっぱい叶えたと思う一方で、


いやいや、自分が叶えたい夢の大きさって
バケツくらいじゃ収まらなくて

50メートルプール…
いや、大きさなんて測れない広い海や空くらい
叶えたいことは無限にあるんだ!

とも感じていて

足りない。
まだまだ足りない。

まだまだこれから
やりたいことも
出来るようになりたいこともある。
掴み取りたいものもある。

そして今、それが出来るだけの
メンタルと体力を持っている

と、燃えている。

一方で怯えてしまうものがある。

老いだ。

それは少しずつ確実に近づいてくる。

出来るようになることがたくさんある一方で、

できなくなることがある。
再生されなくなるものがある。

それを少しずつ感じる。

自分の手の中でつかみ取れるものがある一方で、指の隙間からスルスルとこぼれていくものがある


これから、この失っていくものがどんどん増えて、どんどんそれが加速していくの…?


だとしたら怖い。
怖すぎる。

今なら出来ると思っていることは
果たして10年後にも出来ることと思えているのか

出来るかもしれない
…だけど誰にもYesと言えない


時間はすべての者に平等だ
そしてその命が尽きることも

だとしたら足りない。
今が。
今がいくらあっても足りない。

今、やらなくちゃいけない

その、"今"の節目として
30歳というタイミングを選ぶことを
私は何も不思議に思わない。


そしてこの、30歳の意味するものは
"30歳になるから"だけではないと思っている。

例えば、
"30才になった時"
どんな大人になっているはずだったろう?
何を叶えてるはずだったろう?

"30才のあの人は"
こんな夢を叶えていた
…自分は?

一つの節目として、
いつもより何度も自分と対話する。

だからこの"30歳"は言葉にするとそんなことは判断理由にならないと思われてしまうと思うけど、何かを決断するに値するタイミングであって不思議でない。と私は思うのだ。

何か節目があったからって、人生ってそんな簡単には変わらない。

例えば、誕生日、お正月、恋人ができても恋人と別れても、余りにも地続きの明日がやってくるから拍子抜けする。

そんなことは彼だってもう30年も生きてるんだし、賢い人なんだからよくわかっていると思う。

私はむしろ、変わらないことが怖かったのかもしれないとも思っている。

世界って自然には変わらない。
特に良い方には変わらない。

だから、変えようとしたのかもしれない。

だとしたら偉大な決断だと思う。

やっぱり何かを変えるために
一歩踏み出すことって

膨大なエネルギーと
大きな勇気がいるから


この決断は、
讃えるべきものなのだろうと思っている。

夢が書かれたノートの中に

"Sexy Zoneとしての夢はなかったの?"

これもよく問われていた話だけど


まぁ、いくら妄想したって
彼の書いたノートの中身なんて
想像したところ、エゴでしかないわけだけど、


私は、そんなことはないんじゃないかなぁと思っている。


だって彼ほどSexy Zone、"Sexy"に誇りを持っている人はいないし

彼の今までの活躍やその意図を知っている人ならば

彼がいかにSexy Zoneを知ってもらうために、Sexy Zoneを大きくするために尽力していたかは容易にわかることだから

彼は今でもSexy Zoneを愛しているだろうし、彼は今でもSexy Zoneに夢を抱いていると思う。

でも、じゃあ、なぜ辞めるのか?

また、私の超異次元妄想を始めるけど

主には2つ頭に思い浮かんでいることがあって

1つは、先述した
「今が足りない」

ということ

Sexy Zoneの夢を叶えるためにも、
"今"動かなきゃいけないことがたくさんあって

でも、自分の夢を叶えるためにも
"今"やりたいことがたくさんあって

これを実現するには、
中島健人を半分に割るしかない

でも流石の中島健人も物理的に2つに割って生きていられるはずもなく

ではどうする?
となれば

自分の夢は自分にしか叶えられないけど、グループの夢はグループの仲間が叶えてくれるかもしれないと

そう考えを変えることが今考え得る最適解なのではないか。

つまり、
"託した"んじゃないかなと思っている。

そんなの美しくまとめすぎだと思うかもしれないけど、

グループとして叶えたかった夢は、
3人に託す。

彼が今グループのためにしたこと、していることは

信じること

なのではないかなぁと思っている。


そして、もうひとつは
「"中島健人"になってみたかった」
なのではないかと思ってる。

肩書きのない"中島健人"
"Sexy Zoneの"がつかない中島健人。

それは彼がSexy Zoneのために人生を尽くして、Sexy Zoneに誇りを持って生きていたからこそ

その自分の中で大部分を占めていた
大きな大きな魂を

持たずに戦う自分を見てみたかったんじゃないかなぁと思った。


"一度しかない人生の中で"これは彼が何度も口にしていると思うのだけど

一度しかない人生の中で
何者でもない中島健人で戦ってみたい

中島健人のためだけにこのエネルギーを使ってみたい

それは茨の道かもしれないけど、
"一度しかない人生"の中で
このチャレンジをするをしないのは、

私が中島健人なら、
ない選択肢だ。


だから、私には止める理由や、惜しむ理由が見つからない。


選んだんだからしっかりやれよ!
体は大事にな!
もちろん心も!
1人じゃないぞ!

と、念じながら強く背中をパーンと叩いて送り出したいようなそんな気持ちでいる。

ただ、私だってなんの未練もないわけじゃない

2度と見られない

一方で、もちろん普通に寂しい

4人で歌い踊る姿が見られないことも

ケンティーワールドを温かく見守る3人が見られなくなることも

グループの中で無邪気に笑う笑顔が見られなくなることも

"ふまけん"がついで踊る姿が見られないことも

彼らの音楽から中島健人の歌声が消えてしまうことも

『好きなんだよ!マジで!』
って誰が叫べる?

『一,二,三,Sexy』
は、どうするの?

考えればキリがない。

その全てはファンにとって大切なことで、もちろん彼らにとっても大切なもので


その全てを手放す程価値のある決断なのかは
今は誰にもわからない。

ただ、少なくともSexy Zoneは
沢山の大切なものを手放す
"覚悟"を決めて、この決断に至ったのだろう

だったらやっぱり私は
決断を下すことができたということを
大切にしたい。

永遠

Sexy Zoneは5人組でありながら、12年間のうちその半分ほどを5人で過ごしておらず

メンバーの入れ替わりこそないものの、その時々で活動しているメンバーも異なる実に複雑で稀有けうなグループだ。

初期、彼らをそう至らしめたのは大人の戦略的なもので、次は若さゆえの揺らぎ、そして昨今は…運命の分かれ道。

何度も神様に問いかけた。
「なんで5人を一緒にいさせてはくれないの?」

これは、私だけではないはず。


だけど、Sexy Zoneが5人でない時があったかといえば、ない。

私は少なくともないと思っている。

いつだって、そこにはいないメンバーの想いも抱いて、共に走ってきたから

いつから好きになった人にとっても
Sexy Zoneは5人だったし
5人で終わるし
これからも5人だ。

エゴかもしれないけど、
私にはそう見えている。

これは、皮肉にも彼らの数奇な運命と共に作り上げた偉大な財産かもしれない。

離れていた時間にも想いあっていたからこそ、離れてしまっても仲間であって、遠くにいる仲間の夢も夢である。

そうやってSexy Zoneは永遠に生き続けていく。

そういうことなのかもしれない。
と、思わせてくれるだけでも
素晴らしく尊いグループだと私は思う。

さて、話はまたあの日の動画に戻るけれど、私は「かっこいい!」と思ったと同時に、もうひとつすぐ浮かんだ言葉があった。

それは、
「夢が広がった」

だった。

もう少し噛み砕くと、全員が、それぞれの抱く夢を叶えることを諦めなかったから、この形になるんだ。

みたいな感覚だろうか。

1人が夢のために旅立つのではなく

1人と1人と1人と1人と1人が夢のために決めたことだと思った。

もちろん"5人で"成しえたかったことは沢山あるだろうが

もう少し、頭を柔らかくして考えてみたらまだ可能性は無限大なのかもしれない。とも思える。


私にはどう見えているかというと、

2人が出ていって
3人が残されたグループ

ではなく、

夢が大きすぎて
規定の型では収まりきらなかったグループ

に、見えている。


だから、3人は3人の夢、マリはマリの夢、健人は健人の夢を思いっきり追いかけていくんだろうと思うし、

互いにそれを応援しているのだと思うし、刺激しあい、成長しあい、時には直接目を見て笑いあい、讃えあい、そうやって一緒に互いの夢を追いかけ続けて行くんだと思っている。

それは近くに居なくとも十分"仲間"に値する心持ちだと思うし、グループ、家族…そういう類のもので、とにかく分断や孤立する事とは真逆の形だと思う。

…そうだったら良いなと願っている。


ただそれは、3人がこれからも2人の影を感じさせながら活動していくことがせいだと言ってるのではなくて、それぞれで、前を向いていれば良くて、

私たちには"見えない"透明な手はいつでも互いを支え合い引っ張り合えるように繋がっているのだろうと勝手に想像しているだけだ。


そして、5人の夢が叶った先、
物理的に彼らが集うかとかの問題でなく

世界が気づくんだ

「あの偉業を成し得た者たちは、あの夢を叶えた者たちは"Sexy Zone"という同じグループだったらしい。まるで神様が描いた奇跡のシナリオのようだ」って。

そんな日を迎えることが
今の私の夢。


ちょっと壮大すぎるだろうか?
こんなこと言われてもセクシーたちも困るかもしれない。

…本当はただみんなが健やかに生きていてさえくれれば良い。

できるだけ笑顔でいる時間が長くて、心身ともに健康で、美味しいご飯と、気持ちの良い睡眠のある世界に生きていてくれれば他に何もいらない。

だけれども、
彼らが夢を見続けるならば、
その夢を私たちに共有し続けてくれる限り

私も同じ夢を見ていたいと思っている。

ただ、それだけだ。
その夢が、出来るだけ全部叶うことを願っているだけなんだ。

強欲だろうか?

まぁ、夢が叶うってすごいことだから
かなり強欲か。

ずっと5人でいてほしい!
と願うくらい強欲かもしれない。


夢が叶わなかったからって怒ったり失望したりするつもりはない。

結局は同じ時間に少しでも同じ想いを共有してもらいながら過ごせていれば私はきっと幸せだろう。


だからもう少し、
同じ時間ときを刻ませてください。



3月31日私も彼らと一緒にSexy Zoneから旅立つだろう。

そして彼らが広げた真白なキャンバスに描かれる夢をまた一緒に追いかけたい。


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