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仕事でミスがあっても乗り切る方法:結局は人と人

本日10日目です!
先日、とんでもない誤字の衝撃メールを発見してしまい、茫然と立ち尽くしていたところからの復活を遂げた話です。

ミスがあっても済まされる、乗り切るためには何が大切か。
大事なのは、どんなことも結局は「VS ヒト=対 人」であるということ。

社会人歴10年以上、ありもしない誤字をたたき出した

先日、クライアント様へほぼ初となるメールを送ったのですが、送信後に衝撃の文字を発見してしまいました。

「ありがとうございまうす」

はぁ?
まうす?マウス??ネズミ???

仮にもライターを名乗っている自分としては、もう恥ずかしくて…
ウケ狙ってるんじゃないかとか、ふざけてるのかコイツは、とか思われたらもう…穴があったら入りたいとはまさにこのこと。

メールの悪いところは訂正ができないこと。
今すぐ送りなおしたい。でも無理。

恥ずかしさのあとに、「あぁきっと変な人だと思われたな。このあとやりとり続かないかも( ;∀;)」というあきらめがやってきました。
(そう、私はショックなことがあると、たいてい何かを超えて諦めの境地に入ります)

ところがどっこい、なんてことなかった

ところがです。相手様はオールスルー。
切ないスルーというよりは、気づいてないんじゃないかレベルで淡々と話は進み、無事に仕事につながっております。

やっぱり自分が考えてるほど、物事で大ごとでないことも多い♪
・・ってこれに満足しているわけではないですが、そういうミスを払しょくできる&気にならないような「なにか」があればいいんだと思います。

その代わりといっては何ですが、打ち合わせの際にはものすごく丁寧に、誠実に、真摯な心構えで挑みました。
結果、「応対が、とても丁寧でらっしゃいますね」と言っていただけたのです。
マウスなのに(笑)

仕事ができる先輩は、いつも誤字だらけだった

以前の職場で、私がとても尊敬する先輩がいたのですが、その人が本当に「誤字」をよく打つ人でした。
だれもが目を疑うような誤字を量産するうえ、1メールにつき1誤字は絶対。
それで本人はちゃんと確認してるっていうから、もう怪奇現象でしかないレベル。

しかしながら、客先からはものすごく信頼されていて、常に営業成績がトップ。大型案件も「君なら任せたい!」と受注しまくり。
新規開拓もお手の物。最年少で昇進。めっちゃ仕事できる人だったのです。

私がその人を尊敬していたのは、
「誰に対しても平等。常に謙虚である」
この2つに尽きます。

どれだけ成績が良くても絶対に天狗にならない
どんなに昇進しても、偉ぶる態度は一切ない
それどころか誤字を指摘してディスってると「おかしいなぁ。ごめんねー直してくれる?」とお茶目。誠実であり、紳士的であり…
本当に勉強家。
そんな先輩だから、多少の誤字があろうが、そんなの気にならないんですよね。人柄で、小さいミスなどカバーできてしまう。

先輩の背中から教わったのは、仕事のテクニック以上に人間性の部分だったと思うし、今もその仕事の姿勢は見習わせてもらっています。

どんな時も人と人。相手もそこを見る

もちろん、何事もミスなく、精度が高いことはとても大事です。
でも、それだけを追求してしまい、ビジネスはあくまでも人と人であるということを忘れてしまったら?
正確さだけを求めるなら、機械でいいですよね。

ミスをしても、それを素直に認められて、そんなことが気にならないくらいの人柄になる。
最後はこういう人間力が、仕事の肝になってくるのは確かだと思います。

組織にいようがいまいが、どんなところでも「人」に真摯に向き合える人でありたいですね。
でも、もう「まうす」の誤字はいたしませんっ!

今日もお読みいただきありがとうございました!

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