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石丸幹二&クリヤ・マコト ビルボードライブ横浜



3/31(木) 20:00 @ビルボードライブ横浜


初めてのビルボードライブ横浜。お着物着てる方もいて、それぞれのおしゃれを楽しみながらお酒が呑める幸せを、あまり呑めないながらも味わった。


長文私見多めです。曲名などおぼえ違いがあるかもです。できる限り演奏者の方々の言葉を要約して書き連ねます。

 

席はステージ左手のカウンター席。20:05に開始アナウンスが流れて、ボッーとしてると黒い人影が前を通る。

カクテル名は「ハグタイム」

石丸さんのラメラメでキラキラのネクタイと、黒でキメキメシャツ&パンツのお腹が眼に入る。手足が細いから、いいなぁと思う。


1.「いっそセレナーデ」

スモークがもくもく立ち込めるなか歌いだし、jazzyなムードが大人の懐の深さを感じさせる。甘い歌声が陽水さんワールドを淡く春色に染めているよう。


「まん防あけてお酒を飲みながら、時をわかちあえるのがうれしいです」と石丸さん。


2.「closs to you」

力強いクリヤさんのピアノアレンジが素敵。石丸さんの口笛が軽やか。


3.「真っ赤なスカーフ」

照明が真っ赤になる。ジャズアレンジのピアノは初めてのこの曲。感情を乗せやすいのか、ノリノリで歌う。


この後クリヤ・マコトさんの紹介。『エヴァンゲリヲン』のピアノ担当。言語学の勉強のために1979年に米国に渡る。言語学は日本では馴染みがないが、言葉の音だけの学問でありサイエンスであるとのこと。留学先の大学の学費が一学期650ドルだったとのこと。無人モノレールが走っていたが、乗っても学校に間に合わなかったらしい。大学は250!の学部があり、生徒は5万人もいたそうだ。楽譜を読めない子供たちが入学し、楽譜を置かずに自由を求めて即興で演奏するような学校だった。


4.「SAKURA GARDEN」

クリヤさんのオリジナル曲独奏。ピンク色の照明のなか、「音楽の世界旅行を楽しんでください」とクリヤさんからアナウンスあり。


以下、わたしの「SAKURA GARDEN」のイメージになります。


川に桜の花びらが流れ始めると、日本のわらべ歌が懐かしく聴こえてくる。やがて時が夕焼けから夜に移り、夜桜見物をしている気分になる。しばらくするとディズニーの「星に願いを」がアレンジされて、本格的な星空へと導く。クリヤさん時々立ち上がりながら、疾走感のあるピアノ演奏が続く。終演間近に多国籍風な音が流れる。人種のるつぼ米国で学んだクリヤさん自身が、楽器そのものなのだと気付く。

5.「Mr.bojangles」

「次は語り歌を。サミーデービスジュニアの代表的な曲です」と石丸さん。正統派二枚目俳優が、ダミ声で語るというギャップがいい。口笛がかなり巧く、口のなかはどの様な構造になっているのだろう?と思った。なおこの曲の最後に「フロアの非常灯に描かれている緑色のあの人を踊り手に見立てて歌っていました」とコメントあり。


5.「彼女は女」

「この曲は昨年演じた『蜘蛛女のキス』の作曲者ジョン・カーダーのヒット曲です。劇中演じたモリーナのトランスジェンダーであるがゆえの性を悲しむ歌ですが、ステージで独立して歌うとより深い悲哀を感じます」と石丸さん。


照明がクモの巣を張り巡らしたようになり、東京タワーの真下にいるような錯覚を覚えた。


7.「Mr.Selofan」

同じくジョン・カーダー作曲で「シカゴ」より。輪っかがぐるぐる巻きになったような照明のなか、「透けている男」=「中身がない男」の悲しさを歌う。「俳優っていろんなキャラになれます」


8.「鷗」

「日本の歌で、三好達治さんの詩に、木下牧子さんが曲をつけられた合唱曲です。この曲はソロで歌われている方がいますが、(自身のために)クラッシックバージョンとオーケストラバージョンを作ってもらいました。今回の『鷗』は、クリヤさんにオーダーして作って頂いたピアノアレンジです。『ついに自由は彼らのものだ!』最近の戦禍に、また、コロナウイルスに苦しむなか自由になりたいという想いを歌います。そしてウクライナで戦禍にある人々にも捧げたい」


朗々と『鷗』を歌唱中にグラッと会場が揺れた。あちらこちらのスマホから警報が鳴るなか、石丸さんとクリヤさんは堂々とよどむことなく演奏を続けらた。

「地球が反応しましたね!劇団四季にいた頃、どんなことがあってもパフォーマンスを続けなさいと指導されました。『オペラ座の怪人』を上演中に地震があり、マダム・ジリー役の女優さんと手を取り合って演じきったことを思い出しました」と会場に支障がないことを確認しながら、振り返っていた。

エアキャビンは高所恐怖症なので乗っていて怖かった

「ここで近況報告です。6月に封切りの映画『太陽とボレロ』で檀れいさんの相手役となり、地方オーケストラの存続をかけた奮闘記を演じます。俳優たちが楽器をマスターして弾いています。壇さんの相手役ということで二枚目でいこうと思いましたが、監督の水谷豊さんの演出で三枚目となってしまいました。オーケストラは大きなホールで演奏されるので、是非映画館で状況が許されるならばご覧ください。また、7月には舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が始まります。オーディションを受けて得た役で、『北の国から』みたいに子供たちが大人になってからの物語です。劇場を大改修してのロングランなるので、(わたしが)おじいさんになっても演じるかもしれないです。どうぞ見届けてください」


9.「時には昔の話をしようか」

加藤登紀子さんが歌っている曲を聴いたことがある。きっとこの歌を歌えるように年齢を重ねて、昔を懐かしむことがあるのかもしれないと想像した。



10.「シェルブールの雨傘」

スタッカートが小気味良いピアノに寄り添った歌声が、甘すぎない大人の悲哀を奏でていた。


11.「Lost boy calling」

初めて聴くが映画『海の上のピアニスト』で歌われた曲のようだ。フォロワーさんのご指摘で知った。激しい前奏のあとのイキイキとしたピアノのメロディラインが印象的。


12.「マイウェイ」

「早く平時が戻りますように。コミニュケーションを以前のように取りたいです。次は人生賛歌として歌っているマイウェイです」


目線の先にミラーボールが回り、気泡のような照明がキラキラ回る。男性にとって感情を乗せやすい曲なのだろうか、ピアノアレンジのクリヤさんの人生も重なって響き渡っていた。


アンコール1.「メモリー」

「客席のあちらに劇団四季で一緒にキャッツを演じていた仲間が来ています」

客席からどよめきが起こり、メモリーの永遠の儚さが心に沁みる。


アンコール2.「見果てぬ夢」

「今日で最後だからもう一曲いいですか?」有無を言わせず拍手とともに客席が歌声に熔けて、みな夢うつつになる。



最後、再び目の前をお二人が通る。大きく客席に手を振り退場。


精算後、ロビーで持ち切りなのが舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』のチケットの当落。悲喜こもごもの顔、顔、顔…。でもその表情は充実感に溢れていて、また明日から頑張ろうという思いが滲んでいた。


#石丸幹二 さん

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#舞台感想文





















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