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遊戯王SEVENS一口感想台本【92話】【最終回】

どうも、”自称”アニメ遊戯王キャラクターの僕乃他案です
今週も遊戯王SEVENSの一口感想を始めて行きたいと思います

さて今回の92話・最終回ですが、デュエルの王誕生!!
SEVENSの何もかもが収束し、新たな未来・可能性に思いを馳せてしまいそうな回でしたね!

まずは遊我VSルーク!
オーティス戦での派手な見た目、最上級モンスターの応酬とは打って変わって淡々とした雰囲気でした。
オーティス戦が”動”とするならこのデュエルは”静”。
遊我とルークの雰囲気も対照的で、いつものように明るく朗らかな受け答えをする遊我と、いつになく真剣でシリアスなルーク。
またセブンスロードマジシャンとドラギアスの登場の仕方も対のような印象です。
ドラギアスは「全オレの気持ち」と幻影ルークも絡めた召喚で、「ここでそれを拾うのか!」というビックリ感で何でもありな破天荒さがありました。
対してセブンスロードマジシャンはIDカードの書き換えと、これまでの積み重ねかつ最後までロジカルだと感じましたね。
主力を殆どオーティス戦用のデッキに入れていたためか、使用カード・映ったカードもどこか初期を連想するもので、
最後の最後でルークを破ったというのも相まって、とても感慨深かったです。
いや、これが最後ではないですね…。
彼らのロード、道路はこのデュエルで終わりなんてことはないのですから!

次にオーティス。
正体遊我説がここにきて一気に有力候補となってビックリしました。
明言してなくあくまで”匂わせ”程度ですが、カイゾーとドールも踏まえてかなり露骨でしたね。
最後の決着にカイゾーだけは最後まで付き合ったことと、
ドールは最初の形状をわすれてしまうほど酷使された発言や、その際の「誰かさんが酷使してくれたおかげで」という気安い言い回し。
亜空間に飛んだ際の
「どうなるか分かっているのか!」
「あんただって分かってるはずだ」
「私の気持ちが分かるとでも!?」
「当たり前だー!」
というやり取りや、帰還時の遊我のオーティス風のニヤけなど、がとても強い示唆だと感じます。
亜空間に飛んだというのもポイントで、過去に飛んだなどの時間軸の跳躍も考えられる状況となっていました。
ただ遊我とオーティスのスタンスの差異を考えると、安易に同一人物判定は出せないかな…というのが個人的な所感です。
禁断のカード死者蘇生を作ったオーティスと、禁断のカードを絶対に許せないと拒絶した遊我というのが最たるものですね。
もしかしたら「フュージョン」したのか!?気になるところでございます。

そして遊我とルーク、デュエルを愛し楽しんだ子供たち!
先に述べた通り、この最終回にて遊我が勝利しルークを破りました。
ルークが無敗(正確には全勝一敗という説もありますが)だったのは最後に遊我に華を持たせるためというのは予想が多かったですが、その先も踏み込んだやり取りがあったのがとても良かったです。
2年後もまだ遊我を引きずったルークの本音を言い当てるロミンの言葉がそれですね。
「デュエルの王は自分じゃ到底辿り着けない」と対外的に絶望してはいたが、本当は「デュエルに強いことだけが取り柄だったのに負けた」のが悔しいからでしょうと。
作中で何回も無敗と強調され”デュエル最強”がアイデンティティとなって、それが遊戯王SEVENSにおけるルークの役割であったが最後の最後にそれをはく奪され、リベンジの機会もなくなってしまったと。
だがそれで終わりではありませんでした。
そもそもオーティス戦から2年経過し、彼らは未来に生きています。
一回の勝負・一回の話だけで彼らが決定されることはないのです。
「ラッシュデュエルに絶対とか完全とかはない」 
彼らはこれからも「勝った」「負けた」を繰り返してそれぞれのロードを歩んでいくのでしょうと。
作劇的に、ルークは最終回で負けるためにちょっと無理やりででも無敗だったのは事実ですが、でもそれが彼の全てではないんだ、という未来を向いた補強と、それに応えるかのような遊我の帰還となり、”可能性”を最大限表現した締めだったと思います。
遊戯王SEVENS、ありがとうございました!!

最後に宣伝です。
以前告知した「遊戯王SEVENSありがとう!感想雑談生」という企画の日程を決定しました!。
4/2(土)の21時に開始予定です。(1時間程度の予定です)
内容的にはこれまでの一口感想と同じように、台本を用意してそれを話していくというものです。後で切り抜いて数本にまとめるつもりですのでほとんど公開収録のようなものですが、皆様のコメントなどがもしあれば、一口感想動画とはまた違った味わいになるのではという想いがありますので、もしご都合がよろしければ是非ちょっとだけでも見に来ていただければという所存です!

来週からは遊戯王ゴーラッシュ!! 
どことなくSEVENSを想起させるワードや苗字、人物たち。
もしかして未来の世界?いや、これはパラレルなのか!?一体どんな物語が繰り広げられるのか!!
ゴーラッシュでも、ワクワクが止まりません!!!

こんなところでしょうか。以上!次回もお楽しみに~!

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