見出し画像

ブロック・アンド・ゲス / Alan and Bobby's Block and Guess

デザイナー:Alan R. Moon, Bobby West
アートワーク:Denis Kandaurov
出版社:MatagotHobby Japan
プレイ時間:30分
プレイ人数:3~8人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

様々な形の積み木的な何かを使ってお題を表現して、チームメイトに当ててもらおうと言うチーム戦のゲームです。デザイナーの1人にチケライシリーズでお馴染みのアラン・ムーンがいますね。

マジか。

ゲームはチーム戦。毎ラウンド、チームの中から1人出題者を選出して、残りのプレイヤーは解答者となります。

お題カード。番号と作るものが示されている。

各ラウンド、最初にお題カードが捲られます。お題カードには作るべきものが、番号と共に書かれています。

で、各出題者はチームごとにある数字の書かれた山札からカードを1枚引いて、出題者間で情報を共有します。すなわち、何を作るのかはお互いに分かっている状態。

出題者同士は何を作るのか共有している。

さて、出題者がお互いに何を作るか確認したら、ラウンド開始。先手の出題者から対戦相手の出題者に、ブロックを1つ渡します。これを交互に繰り返して、お互いに3つずつブロックを獲得します。つまり、大体その物を作るのに不要なブロックが手元にある状態になるわけです。

出題者は与えられたブロックを全て使って、ざっくり1分くらいでそれぞれお題の物を作ります。この時、全てのブロックがくっついていないといけなかったり、自立していないといけません。

なにこれ。

出来上がったものを見て、同じチームの解答者が何を作ったか解答します。それぞれ、解答は1回だけ。ここで、正解したら2点貰えます。

不正解だった場合はおかわりが出来て、さらに3つのブロックが貰えます。もちろん、ブロックを選ぶのは対戦相手。

ブロックを追加でもらったら、再度作り直し。先ほど作ったものをバラしても問題ありません。作る時のルールは先ほどと同様ですが、今回は6つのブロックを全て使うことになります。

ロケットなんてお題になかったよね?

同様にチームメイトに当ててもらえたら、1点。

これを規定ラウンド数だけ行って、得点の高いチームが勝利します。

ちなみに、今回は使わなかったんですが、ラウンド毎に縛りが入るカードもあります。『目をつぶって』とか『ブロックが2つしか貰えない』とか色々あるので、ハードモードがお好みなら入れて遊ぶのも良いですね。

親指使えないとか、色々あります。

■遊んだ感想

ピカソが強そうなゲーム・オブ・ザ・イヤー。

相手の要らなさそうな物を押し付けながら、お題を表現していくパーティー感溢れるゲームです。よくよく見ると、そもそもブロック自体がかなり作れるものが限定されている感じすらあります。星形とか柵みたいなやつなんかは、他の物に見立てるのが大変。

ただ、解答する側はお題の中から選ぶ形になるので、全く検討もつかなかったとしても、無理くり理由を付けて決めることができます。と、言うか作る側もそんな感じですね。

相手の妨害を掻い潜って何とか伝われ!この思い!するゲームなので、敵味方合わせての感想戦が盛り上がるのがとても良いですね。


ルールの複雑さ  :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★★☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?