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ドラダ / Dorada

デザイナー:Rudi Hoffmann
アートワーク:Heiner Buck, Thomas Weiss
出版社:Otto Maier Verlag
プレイ時間:20分
プレイ人数:2~4人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

なるべく最後にゴールしたいすごろくです。

ゲームは時計回りに進み、全てのコマがこれ以上進めない状態になったら終了します。各プレイヤーは手番が来ると、最初にダイスを振ります。そして、4つある自分のコマの中から1つを選び、ダイスの目の数だけ進めます

進める時に選べるコマには制限があり、何れかのコマが上に乗っている物は選ぶことができません。全部動かすことができなければ、パスになってしまいます。

一番上のコマ以外は動かせない。とりあえず、乗りたくなっちゃう。

進んだ先に他のコマがあれば、その上に乗ります。こうなると下のコマは動かすことができなくなります。

さらには、いくつかの特殊マスが存在しています。

まずは『先に進む』『後ろに戻る』マス。良くある何マス進むとか戻るとかなのですが、進んだり戻ったりした先にコマがあると上に乗らずにさらに進行方向に進みます。進んだり、戻ったりする数はマスに書いてあります。

次に『』。落ちたらコマをひっくり返します。そのコマは最早動かす事は叶わず、以降は通常のマスとして扱われます。要するに誰か落ちると穴が埋まると言うことです。

白抜きのマスが穴。止まると…
穴に落ちて埋められてしまい、そのコマはもう動かせない。他のコマは上に乗れるようになります。

最後に『ゴール』マス。止まるといきなりゴールします。得点計算の都合上、即ゴールしたくないまである。

ゲームが終わったら得点計算。ゴールしたコマは上にだんだんと重ねられていき、上から順番に高得点となります。合計点の高いプレイヤーの勝ち。

上から順番に100点、80点みたいな感じで点数が下がっていく。

■遊んだ感想

人柱を踏み越えて進むインタラクション満載のすごろく。

やってることはシンプルなすごろく。しかしながら、プレイヤー間のインタラクションがあるゲームです。もちろん、ダイスゲームなので、たまたまそうなったと言うこともありますが、気付いたら1つしか動かせない状況に陥っていて、穴に放り込まれる事もしばしば。

いきなりゴールできるマスがあったりして、大雑把なゲームのようにも思えますが、なるべくなら最後にゴールしたいゲームなので、安易に飛び込むわけにもいかなかったりと、しっかり考えどころがあります。

様々なインタラクションの果てに出会うハプニングに一喜一憂するゲームで遊びやすく盛り上がるすごろくだと思います。


ルールの複雑さ  :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★★☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★★☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★★☆☆☆

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