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フラムルージュBMX / Flamme Rouge BMX

デザイナー:Asger Harding Granerud, Daniel Skjold Pedersen
アートワーク:Paul Laane
出版社Lautapelit.fi
プレイ時間:20分
プレイ人数:2~4人

参照:BoardGame Geek

■ゲーム内容

自転車レースを題材にしたフラムルージュをキッズ向けに調整したゲームになります。テーマがロードレースからBMXに変更になったみたいです。

レースゲームなので、早く一周したプレイヤーが勝利します。同じ手番で複数のプレイヤーがゴールしたら、より遠くまで進んだプレイヤーがタイブレークで勝利です。

各ラウンドでは、最初に各々に配られた袋から1~5の数字が書かれたチップを3つ引きます。そして、3つの中から1つを選んでそれを「せーの!」で同時公開します。その後、先頭のプレイヤーから順番にチップに書かれた数字分だけ自転車コマを進めます。チップは使いきりなので、使ったものは袋には戻りません。

コマを動かしたら、次は天候ダイスを振ります。天候ダイスには『晴れ』『曇り』『雨』が書かれていて、出た目によってスリップストリームの処理を行います。例えば『晴れ』なら2マス後方までスリップストリームが発生して前の集団に追い付くみたいな感じです。

ゲーム中盤から疲労のリスクを背負ってロングスパートかけるのか?まだ、様子を見るのか?

さらにさらに、スリップストリームの処理が終わると、集団の先頭にいるプレイヤーは疲労チップとして灰色の『1』チップを袋に追加させられます。灰色チップは袋引きのお邪魔チップのようなもので使う事でサプライに返す事ができます。1しか進めないけど。

モジュラーボードが採用されているため、コースを一部変更して難易度を変えたりすることができたり、特定の数字以上のチップを使って通過すると追加で移動できるジャンプ台があったりするので、お子様と繰り返し遊ぶ時に変化をつけられるのは良いですね。

■遊んだ感想

どこでスパートをかけるのかが熱いキッズ向けフラムルージュ。

プレイ時間が30分かからないくらいなので、非常に遊びやすいです。チップは袋から常に3つ取り出して、その中から1つ選ぶ形になるため、運の要素はあるものの自分の考えているレースプランに、ある程度沿うようにゲームを進めることができます。ゲームの短さから疲労チップはそこまでたくさん袋に入るわけではないので、大きく影響するわけではないですが、それでも1回くらいはやたらと疲労チップを引いてしまうタイミングがあります。

キッズ向けのゲームではありますが、大人が遊んでも軽いレースゲームとして楽しめると思います。


ルールの複雑さ  :★★★★☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★★☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★★☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

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