ピーパー / Peeper
■ゲーム内容
韓国発の大富豪系のゲームです。元々は牌を使うようですが、日本ではカードゲーム化されているものが発売されていて、そちらの方が手に入りやすいと思われます。
ゲームの目的は手札を無くす事。いずれかのプレイヤーが手札を無くしたらラウンド終了で、他のプレイヤーはマイナス点となります。プレイ人数分のラウンドを行うとゲーム終了です。オプションでマイナスが規定の点数を越えたらゲーム終了と言うルールもあります。
各ラウンド、手札が配られたら、特定の色の1を持っているプレイヤーからスタートします。この時、1をプレイする必要はありません。
カードをプレイする際は役を作ってプレイします。役は、シングル、ペア、3枚以上のストレート、3組以上のペアのストレートです。特殊札としてこれらの役に対してオールマイティーに使える『X』が用意されています。
リードプレイヤーは好きな役でカードをプレイすることができますが、残りのプレイヤーはリードプレイヤーの出した役で、それよりも大きい数字をプレイするか、『ボム』をプレイすることになります。出せない、もしく出したくない場合はパス。
ボムは同じ数字のカード3枚(スリーカード)で、リードの役に関係なくプレイすることができます。一度ボムがプレイされると、そこからはより数字の大きいボムで返す事になります。さらに、ボムの上には同じカード4枚出しの『ボム2』まであります。
もうひとつ特殊なケースが『マイン』と『リターン』です。シングルでカードがプレイされた時に、そのカードのペアを出す事をマインと言います。マインは手番に関係なく割り込んでプレイが可能です。
マインを撃たれた後で、さらに残り1枚をプレイすることがリターンになります。こちらも割り込みが可能です。マインやリターンを撃たれると、場が流れます。
いずれかのプレイヤーの手札が無くなったらラウンド終了で得点計算に移ります。得点計算は各カードに書かれたアイコンの数だけマイナス点になります。特に『X』はマイナス点もデカくなっています。
■遊んだ感想
オールマイティーが存在するため、枚数の多いストレートなどの強い役が作りやすく、展開がダイナミックな大富豪系ゲームです。
さらに、ボムの条件が同じカード3枚なので、誰かはボムを持っていることが前提で進んでいきます。よって、ボムをいつ出すのかがポイントになってきます。さらにはマインとリターンもあるため、シングル出しが全然緩くない事があるのも面白いポイントになっています。
一気に手札が減ることが多いため、オールマイティーを手元から捨てるタイミングが肝になっていて、タイミングを逃して、豪快にマイナス点を受けとるのももののあはれです。
ルールの複雑さ :★★★★☆☆☆☆☆☆
駆け引き :★★★★★☆☆☆☆☆
運の要素 :★★★★★☆☆☆☆☆
おすすめ度 :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆
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