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ドーナツショップ / Donut Shop

デザイナー:Jeffrey D. Allers
アートワーク:James Churchill, Nick John Whittle
出版社:25th Century Games
プレイ時間:20~40分
プレイ人数:2~4人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

ドーナツ屋さんになって、ドーナツを作って並べて、注文に応じて箱詰めしていくタイル配置ゲームです。ちなみに、トップ画像の丼は天丼。

最初に中央に初期タイルが置かれ、各プレイヤーはドーナツタイルと2×2の箱タイルを1枚ずつ。さらに注文カードを手札として持ってゲームを始めます。

最初はこんな感じ。

ゲームが始まったら、終了条件を満たすまで時計回りに手番を行います。手番には手元のタイルを配置します。タイルは既に置かれているタイルに隣接させる必要があります。

タイルは常に1枚しか手元にないので、毎手番これをどこに配置するかを考えるゲーム。

タイルを置いたら、今置いたタイルの中に描かれているドーナツから1種類を選択して、縦横で隣接する同じドーナツのエリアの大きさによるお金を得ます。貰えるお金は1ドーナツにつき5金です。

奥にタイルを置いて、白ドーナツを選んだので6×5金で30金獲得。お腹すいた。

それが終わったら、ドーナツの箱詰めチャンス。箱詰めをするには、手札から注文カードを任意の枚数プレイします。

手札から3種類の注文カードをプレイすることで…

そして、サプライから箱を選択して任意のタイルに覆い被せます。この時、覆い被せる事ができるドーナツの種類は先程プレイした注文カードに記載されているものでなければいけません。隠す分だけプレイする必要はなく、1枚でもプレイされてればOKです。ちなみに、同じドーナツの注文カードを2枚プレイする事で、任意のドーナツにする事も可能です。

真ん中辺りにある2×4のドーナツを箱詰めできる。40金貰える。箱も限りがあるので早取りです。

箱詰めが完了したら、その箱に描かれた金額を獲得します。注文カードの中には、ドーナツにふりかけがかかってると、追加でお金が貰えたり、複数枚一緒に使うことでボーナスがあるコーヒーなんかもあります。

最後に手札を補充します。注文カードとドーナツタイルをそれぞれ補充するわけですが、両方とも2枚ずつ公開されているので、どちらかは公開されてる中から1枚取って、もう一方は山引きする必要があります。

注文カードとドーナツタイル。片方を公開されてる物から選んだら、もう一方は山引きしないといけない。

ドーナツタイル、注文カード両方とも公開されてるもの、もしくは山引きと言うことはできません。

これを繰り返していき、カードが引けなくなったら、各プレイヤー最後の手番を行ってゲーム終了。最もお金を稼いだプレイヤーが勝利します。

■遊んだ感想

雑に得点が入るアッパーチューンなタイル配置ゲーム。

タイルを置く制限が緩く、パズル感はそれほど強くないゲームです。誰かが広げたエリアに対して相乗りしていく事にメリットが大きいため、雑に得点が入ってきます。

箱詰めする事で広がったエリアを潰していくのも重要。

そこで、大事になってくるのが箱詰めで、追加の得点を得るだけでなく、広がってしまったエリアを減らす事で、対戦相手との差をつけていくことになります。

よって、お目当てのエリアを箱詰めするためにはどの注文カードとタイルを獲得すれば良いのかを考えながら、プレイしていく形になります。

注文カードを貯めといて…
はい、ドーン!!

比較的、軽めのプレイ感でガンガン得点が入ってくるアッパーなゲームですが、箱詰めによるちょっとしたインタラクションがスパイスになっていると思います。


ルールの複雑さ  :★★★★☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

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